30歳
先日、30歳になった。
而立。三十にして立つ。
ずっと自分が30歳になることが想像できなかった。おばさんじゃんと思っていた。逃げ恥のゆりちゃんの名言を思い出す。
よく言われるように、30歳は思っていたより全然大人じゃなかった。実際私は精神的には大学生と地続きで、だいぶ幼稚だ。ずっと自分の好きなことだけして、責任の伴うことには見て見ぬふりをして生きてきたから当たり前だと思う。自分の人生の時計が止まってるみたいで、このまま年だけを重ねていくのは怖いと漠然と感じていた。
そんな私も30歳を目前に猫を飼い始めるという変化があった。朝起きるのも家に帰るのも楽しみになった。まだまだ不安なことはあるけれど、猫のおかげでいい方向に変わったと思う。
(毎日「いい子だね」「かわいいね」を連発し、名前はちゃん付けで呼ぶ親バカです)
ちなみに30歳の誕生日は節目だから自分へのプレゼントとしてSONYのα7IIIを買おうと思っていたが、諸々でお金がかかってしまったので見送った。来年には買いたい。
最近はBTSにハマって動画を観たり音楽を聴いたりしている。後輩から動画を見せられて、自分でもメンバーの顔と名前を一致させようと思って観ていたら見事に沼に落ちてしまった。歌詞やインタビューに感心させられることが多いので、今まで食わず嫌いだったのがもったいなかった。
歌詞はまったくわからないため一曲ずつ和訳を見ながら聴いている。最近はストリーミングで聴くだけで歌詞と向き合うことが少なくなっていたので、新鮮で面白い経験になっている。歌詞の内容が非常に多岐に渡っていて驚く。別れた恋人を冥王星に喩えたり恋愛をシーソーに喩えたりする感性には唸りました。
彼らをオッパと呼びたい人生だった。
さてこれからは、ゆりちゃんの名言の続きを胸に生きていこうと思います。