検索係①長倉幹樹選手の経歴について調べてみたら、とんでもない選手だった。
こんばんは。今日は、ザスパクサツ群馬サポーターにとって驚きのニュースが入ってきましたね。
関東1部リーグの東京ユナイテッドFCから長倉幹樹選手の完全移籍加入が発表されました。
長倉幹樹選手ってどんな経歴をもってるの?
1999年生まれの浦和レッズユースということで大槻毅監督が浦和レッズユースで監督を務めていた時の教え子だったということです。
長倉選手は、大学や高校時代にどんなチームメイトに囲まれてサッカーをしてきたのでしょうか。
現在、東京ユナイテッドFCは10試合を消化しており、勝ち点は21。1位・東京23FCを追っています。東京23FCは、11試合消化勝ち点23。
JFL昇格を目指すクラブといっていいでしょう。
関東1部では、9試合8得点と破竹の勢いでした。
プレーの特徴
こんなゴラッソも。
順天堂大学時代
大学は順天堂大学でした。21年前期/21年後期(4年次)のメンバー表を見てみると、MF登録であることから2列目としての役割も果たすことができるプレーヤーとみていいでしょう。
関東大学1部リーグ 順天堂大学
21シーズン(4年次) 得点ランキング 17位 16試合出場 5得点
チームは8位
20シーズン(3年次) 得点ランキング 59位 16試合出場 2得点
チームは3位
同期には、小川真輝選手(川崎U-18→順天堂大学→テゲバジャーロ宮崎)、長谷川光基(FC東京U-18→順天堂大学→ギラヴァンツ北九州)がいます。
個人的には、『やべっちFC~日本サッカー応援宣言~』の初代コメンテーターを務めていた堀池巧さんが監督を務められているチームと知って、テンションが上がりました。素晴らしいプレーの一個前、二個前のプレーの伏線部分に注目してパスの質、スピード、コースの秀逸さを物腰の柔らかく伝えてくれました。今の私がサッカーを楽しく見ることができている一要因だったように感じます。
1年次、2年次は記録を見付けることができませんでしたが、名古新太郎選手(鹿島)、旗手怜央選手(セルティック)、松村航大選手(長崎)、三国スティビアエブス選手(水戸)など在学中に一緒にプレーしたであろう選手たちの顔ぶれを見ると試合出場すら簡単でないことが想像できます。
浦和レッズユース時代
こちらは、U-18年代で日本最高峰と考えられるリーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグを中心にデータを見てきました。
この時の監督が、ザスパクサツ群馬現監督・大槻毅さんです。
3年次
高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ EAST
18試合7得点
プレミアリーグ昇格初年度で10チーム中8位と降格圏ギリギリの戦いになりました。すべての試合に出場し、チームの主力として活躍していたことがわかります。
2年次
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プリンスリーグ関東
7得点(#4東京V、#5前橋育英、#7甲府、#9横浜FC②、#10山梨学院②)
今回は試合ごとの公式記録を見ることはできず、得点者のみの記載となっていたので浦和Yが戦った18試合を見てみましたが、7得点していました。10チーム中1位、この年、プレミアリーグ参入戦を勝ち抜いて日本最高峰のリーグへ上り詰めました。
高校2年次でもチームの中心として活躍していました。
同期には、橋岡大樹選手(シント・トロイデン)、萩原拓也選手(京都)、井澤春輝選手(北九州)、弓削翼選手(岩手)、シマブク・カズヨシ選手(新潟)などがいます。
高校卒業時には、橋岡大樹選手、萩原拓也選手、井澤春輝選手(昇格後、徳島へ期限付き移籍)の3選手がトップ昇格が発表されました。
当時トップチームの攻撃陣には、興梠慎三選手、ズラタン選手、李忠成選手、ラファエル・シルバ選手、長澤和輝選手と枚挙にいとまがないほど豪華でトップ昇格をさせることができなかったのでしょう。
本人が大学進学を希望した可能性もあります。
ザスパとの不思議なつながり
東京ユナイテッドFC監督は、ザスパクサツ群馬(2013-2014在籍)OBの黄大俊さん。
2019年に在籍した後藤京介選手は現在、同じグループのチームである東京武蔵野ユナイテッドFCに所属していて、長倉選手に太鼓判を押しました。
ちなみに、
ザスパクサツ群馬のなかでは、山中惇希選手が2学年下の後輩、山田晃士選手が2学年上の先輩にあたります。
Jユースカップ2015(1年次?)には得点ランキングにも絡んでいます。浦和レッズユースが優勝した大会ですが、この時の得点王は、森晃太選手と深堀隼平選手でした。
深堀さんもすげぇ…
おわりに
各年代のトップレベルの選手が集まったリーグ、大会でも常に結果を残し続けたサッカーエリートで、その得点感覚や思い切ったプレーは精度の高いことは間違いないでしょう。
ただ、これまでリーグ戦の中で下位に位置して残留のプレッシャーがあるなかでの試合は、浦和レッズユース時代の3年次のみ。久保建英選手がマジョルカに在籍したときのように、前線でボールを持つ時間が長く、展開することが得意な選手となると持ち味を生かすことができない可能性もあります。
攻撃だけでなく、守備でもハードワークが求められる状況のなかで、チーム状況を好転させる起爆剤となれるかが焦点です。
今回は、データを基に描いてみましたが、憶測が含まれる部分もあります。誤っている情報等あったら、教えてくれるとありがたいです。
何はともあれ、ザスパでプロキャリアをスタートさせた若者がヒーローになる姿を応援し続けます。
長倉幹樹選手、
VAMOOOOOOOOOOOOOOOOOOOS!!!
参考資料
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