THE SALONS 卒業オーナーインタビュー Vol.5 i. 山内 大成さん
THE SALONSインタビュー企画🙋✨️
第5弾は、i. 山内大成さん。
美容室 i. グループ代表であり創業者。
ショートヘアのカウンセリング動画が話題となり、
真似する美容師さんが続出。Instagramフォロワー8万人。
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THE SALONS第1号店である表参道店にてi.をOPEN。
2年後に路面店舗を出店。独立から5年半で今のi.ブランドを
確立された山内さんに、お話を伺いました！
── i.は山内さんが表参道店で立ち上げたサロンですよね。SALONSには何年いらっしゃいましたか？
2019〜2021年までの丸2年です。
前の雇用サロンから2019年4月末に独立して、すぐSALONSに。
最初から店舗展開をするつもりだったので、SALONSに入ってすぐに法人化しています。
── i.を立ち上げようと思った時の想い、企業理念があれば教えてください。
◆美容師の世界を変えたい
◆みんな(美容師)の思考を変えたい
このふたつですね。
根本は美容師の世界を変えたい、美容業界を変えたいってところです。
当時、僕の中でなんとなく今の i.をイメージしていて、集客できて、スタッフたちが楽しそうで、給料も良くて、プライベートな時間もしっかりあるホワイトなサロンを作りたいと思っていました。
── 実際、美容師の世界は変わったと思われますか？
僕のおかげじゃないですけど。笑
ここ最近は、凄い変わってきたんじゃないかなと思います。
── i.が5年半でここまで大きくなると想像されてましたか？
最初は想像してなかったですね。
──そのスピード感の中で、山内さんが1番曲げられないと思っている部分があったらぜひお伺いしたいです。
1番曲げられないこと、はやっぱり理念じゃないですかね。
働く美容師の幸せと、お客様の幸せと、あとは美容師が勝ちたいっていう思いがあります。
今まで美容師って3Bって言われたりとか、自分が美容師だって言いたくない人が結構多かったりとか。
いまだに新卒の子たちが、美容師って大丈夫？って周りから心配されるって話を聞いて、そういうのがやっぱり悔しいなって。
美容師って楽しい仕事なのに、社会的地位の低さや給与面の低さでよく思われていない部分があって、それを変えていかないといけないって気持ちはずっとあったと思います。
──ここまで5年半で i.を作り上げて、この先5年間ではどのようなことを目指していますか？
自分自身でいえば、プレイヤーはある程度落ち着いて、自分の成功体験を後輩たちができるように、みんなができるようにしたいです。
嬉しいことに i.の中では幸せになっている社員が多くなってきたので、i.だけじゃなくて美容業界全体に広げて、日本の美容業界を勝たせたいなって。
いま、韓国風とかって流行ってるじゃないですか。
実はこれがめちゃめちゃ悔しくて。日本の美容師もうちょっと頑張ろうよって。
いま流行っているショートヘア、あれはジャパニーズショートなんですよね。世界でどこにもないんです。あのスタイルは日本の価値だと思うので、韓国と同じように世界に発信できる日本でありたい。
5年後には日本の美容業界全体を強くしたいなっていうのは考えてはいますね。
僕は基本的に何かを人といっしょにやるのが好きで、教えて育つじゃなくて共に育つ共育だったりとか、他のサロンとも競争じゃなくて共創したいと思っていて。
美容業界って元々凄く閉鎖的だと思うんですけど、僕は自分が勝ちたいよりもみんなで勝とうよって思っています。
みんながちょっと思考を変えたらみんなが幸せになるじゃんって。
5年後はもっとみんなで協力できているといいなと。みんなで協力していけたら、日本の美容業界をもっと大きくできるかなと思っています。
──海外進出は考えていないんですか？？
海外進出はもちろん考えていかなきゃいけないことだと思うんですけど、世界に轟くような日本のサロンになっていけたらいいなと思っています。
今のままだと逆に韓国とか海外のサロンが日本に進出してきて日本の市場を奪っていくかもしれないなと…！
だから、これは5年じゃ無理だと思うんですけど、美容師が集団で団結して日本の美容業界を守っていけるように法律を変えたりとか、世界で戦える日本の美容業界を作っていきたいです。
僕が死んだら、その先の社員までその思考を持ってもらえたら嬉しいなって思ってます。笑
── i.には毎年多くの社員が入社してると思いますが、山内さんの中での選定基準はありますか？
どのサロンも一緒だと思うのですが、学校を休んでなくて、成績がそれなりにあってとか普通のことですね。
今ありがたいことに各エリアの頑張り屋さんが i.に入ってきてくれているので、 i.に応募してくれる時点で優秀な子が多いんです。
もちろん何を選ぶかって基準で面接はやっているけど、僕的に落としたいって思う子自体があんまりいないですね。
あえて本気で言うなら、学校にはちゃんと通った方がいいと思います。親のお金で通っている子がほとんどだと思うので、休んでない人は絶対ですね。
もちろん自分のお金で働いて通信で学校に通っている子も素晴らしいと思います。
もちろん休みの理由にもよると思いますが、基本的には休んでない人は絶対条件かもしれないですね。
正直これは時代だと思うんですけど、今ってそんなに頑張る人自体が多くないじゃないですか。
でも i.にきたら僕はどんな子でも全員勝たせる自信があるので、逆にハードル高いと思ってほしくはないなとは思います。
──夢がありますね。きっと憧れる美容学生がいっぱいいるんじゃないかなと思います。
美容師の思考を変えたいって話は5年前からしてるんですけど、割とみんな「僕なんて」って思ってるんですよね。
その「僕なんて」って思考から給与の低いサロンを選んだりとか、本当に自分が良いと思えるサロンを選んでなかったり…。
僕自身も全然カリスマじゃないけど、こんな僕でもこうなれるので。
美容学生の皆さんにはぜひもっと自分に自信を持って、サロンを選んでほしいなと思います。
──この先、美容業界はどのような業態のサロンが伸びていくと思いますか？
これは一択ですね。教育型サロンです。
業務委託とフリーランスって流行りものなのでやっぱり短期的には伸びていて。
最終的には教育サロンが勝つとは思うんですけど、次は教育型サロンを美容師じゃない人たちが経営し始めて、それがどんどん流行り始めるんじゃないですかね。
今の教育サロンはブランディングやマネージメント、マーケティングもできるようになって、もっといいものにしないと、他業界の人が持っていってしまうかなと。
僕は「美容業界を良くする」「美容業界を変えたい」という思いがあって、美容業界全体が上がっていけばいいと思ってるので、教育型サロンがフリーランスも業務委託も全部やればいいんじゃないかなと思います。
── 最後の質問です。山内さんが考えるSALONSの良いところは？？
SALONSは横の繋がりをうまく使うプラットフォームですよね。周りとコミュニケーションを取ることができたり、多様性があるところも、僕はすごい良いシステムだと思っているので応援します。笑
実際、僕が入っていた当時の表参道店のメンバーも仲が良いですし。
それにSALONS卒業の人は多く活躍されていますよね。
僕たち世代がこの業界を変えていきたいと思っているので、今後の美容業界にぜひ期待してほしいです。
──期待しています！お話聞かせて頂きありがとうございました！
『サロン情報』
i.＋omotesando(アイドットプラス)
東京都渋谷区神宮前6-5-6 サンポウ綜合ビル301
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山内さんの「美容業界を変えたい」という熱い想いから、なかなか聞けない美容学生さんたち向けのお話まで、いつものインタビューとはまた別角度で興味深いお話をお伺いすることができました✨️学生さんも要checkです🙆
THE SALONSも美容師・ビューティシャンの皆さんのより良い働き方の選択肢のひとつとして、今後もサポートを続けてまいります🙌🙌
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