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THE SALONS 卒業オーナーインタビュー Vol.6 NOT 長門 政和さん

THE SALONSインタビュー企画☃️✨️

第6弾は、NOT 長門政和さん
YouTubeの登録者数21万人。Instagramフォロワー4.2万人。
カリスマ美容師、セミナー講師でありながらメテオ開発者として商材も手掛ける。
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以前のインタビュー記事でもお名前が上がったり、同じオーナー美容師さんからも憧れられる存在の長門さん。
今回はそんな長門さんに貴重なお話をお伺いしてきました!

──長門さんはSALONSに入った当時から法人化されていましたよね。

そうですね。9年勤めた前職のサロンに退職を告げてから準備しはじめて、退職の引き継ぎなど準備をしている4ヶ月くらいの間に並行して法人化の準備を進めていました。

前職が特殊な形で、途中で会社員から業務委託契約が選べるようになったので、数年個人事業主をやっていたんです。

SALONSでお店を立ち上げるにあたってある程度考えている年商が自分の頭の中にあったので、これはもう早いうちに法人化しておいた方がお得だなと。
まあその時は実際インボイスが始まるとかもわからなかったんですけど、インボイスが始まるちょうど2年前に法人化したので多分1番いい時期、最高のタイミングだったと思います。

──元々勤めている時から今の道筋は見えていたのでしょうか?

正直ここまでの規模になるとは思っていなかったのですが、自分の月間の売上を超えるという目標はありました。

──長門さんはYouTubeでも注目されていますが、動画投稿を始められたきっかけは??

きっかけはコロナですね。
元々僕はずっとセミナーで美容師さんたちに教えたりするお仕事もさせてもらっていたのですが、コロナの時期にセミナーが本当に全部中止になったんですよ。

それで今まで用意していた技術だったり、教えるために準備していたものを1回動画に出してみようって。
動画に出したところ結構フォロワー数が伸びたので、需要があるなって。コロナもそこまで長引くとは思ってなかったので、もっと短く終わると思ってたら長引いて、長引くと同時にYouTubeがどんどん伸びていったんです。

──技術はSNSやYouTubeで充分という方が増えてますよね。それについてはどう思われますか?

僕はYouTubeをやっている側なので、僕の技術をカウンセリングから全部完コピしてくれれば、食べていくのに困らない美容師さんになれるような動画作りにはしています。

ただ難しいところで、僕自身はちゃんとした技術を習うことができる教育が厳しいサロンにいたのですが、逆に今感謝しているんです。

──YouTubeの他にプライベートブランド「メテオ」も手掛けられていますが、商材の研究はどうされているんですか?

小刻みに年間でアップグレードする順番を2年先まで決めています。常にアップグレードっていうのは大事だなというのと、あとは徹底的な教育ですね。

フリーランスとか個人サロン、SALONSみたいな働き方がどんどん伸びてるということは、横の繋がりが前よりちょっと希薄になっていると思うんですよね。店舗内で情報共有ができない。
だからセミナーやLINEのオープンチャットグループを使って、情報共有しています。

SALONSでは僕もそうだったのですが、隣や周りのサロンさんとうまくコミュニケーションを取れたら良いと思います。

──当時のSALONSでお隣のsins日野さんも長門さんを参考にされていて、わからないことがあったら長門さんに連絡すると仰ってました。

連絡きますね。みんなで飲みに行ったりとか。

──おふたり共通しているところが、多店舗展開を目指されていないですよね。

そうですね、やっぱり店舗展開は難しいです。

──理由としてはご自身の中で商材の優先順位が高いということがあるのでしょうか?

特にそういう気持ちはなくて、商材は商材でそれを使って喜んでくれたり楽しんでくれる美容師さんが増えればいいと思っています。

でも店舗展開するためには、美容師やってきて1番ずっと頭を悩ませてきた「教育」が必要なんですよね。
もう僕は美容師歴20年を超えましたけど、教育ってずっと課題で、やっぱり新卒とか下の子に教える作業っていうのは非常に体力を使うじゃないですか。

だから自分はもう「限られたメンバーで質を濃くしていく」。
店舗展開していくとなると、どうしてもどこかで質が落ちるので。
例えばその質が落ちたものがNOTやメテオというブランドとして広まったら、それはもう美容師さんもお客様も皆さんがっかりする方が多いと思いますし、やっぱり質は常に最強じゃないといけないってなると、人を増やす、店舗を増やすっていうのはやっぱりちょっとリスクかなって僕は思っています。

──長門さんの成功事例をみて、雇用サロンの方から長門さんに相談がきたりはしますか?

来ますね。笑

──サロン側はどうすれば人の流出を止められるでしょうか?

人の流出を止めるのは、うーーーん、難しいですね。
いま人の流出を止めるには、やっぱり何かサロンにいるメリットを決めなきゃいけないと思います。
給料と休みがもし不可能なのであれば、ここにいたら必ず成功できるとか、技術が絶対磨けるとか、もう一生困らない何かが手に入るとか。何かそういうものの道しるべを出してくれる人がいるといいかもしれないですね。

──いま美容師を目指す人も減ってきていますが、この業界がどう変われば、もう1回魅力的な業界に生まれ変わると思いますか?

そういうお話はよく聞くんですけど、僕自身はあんまりいまネガティブイメージないんですよね。
むしろ「美容業界盛り上がってるじゃん」くらいの感じです。笑

──そう思われる理由をぜひお伺いしたいです。

恐らく自分のまわり、例えばメテオを使っている無料のオープンチャットは7,000人近いメンバーがいて、毎日200〜300はチャットでの会話をするのですが、みんな「お客様こんなにきれいになりました!」とか「ここがわかんないんですけど教えて下さい!」というのが毎日200〜300積み重なってくるんですよ。

最初は全部自分で返してたんですけど、続けていくうちに上級者になった人たちが代わりに返してくれるようになってきて。

もちろん僕も返しますし、今でも月の返信数としては500〜600はチャットで返してるみたいな感じです。

──それは仕事の合間にですか?大変ですね。

そうです。でも、自分の商材を使ってくれている人たちには100点の状態で使ってほしいので。
だから毎日質問だったり、成果報告を見てると美容業界盛り上がってるな、しか思わないんですよね。

いろいろな情報共有というのは、やっぱり美容師さんたち喉から手が出るほどほしいと思います。

今までは大きいサロンにいたのでお客様の掛け持ちをしたりして時間がなかったんですけど、SALONSに入ってお客様の間に空き時間が出来るじゃないですか。そういう時にチャットの返信をしたり、YouTubeの動画編集したり、請求書の管理をしたりってしたら有意義な時間の使い方が出来るようになったと思います。

──長門さんご自身の5年後10年後の計画や目標は決められていますか?

基本的には現状維持とブラッシュアップだけですね。
とりあえず店舗展開する気持ちはあんまりないですし、いまのtoB向けのメテオというブランド、toC向けのNOTというブランド、あとはサロンとセミナー事業、これだけで手一杯にはなっているので。

あと最近はセミナーを充実させるためにスタジオも作りました。その5個の柱が強固なものになるようにサボらず、毎日頑張るしかないです。笑

──SALONSオーナーの中でも長門さんに影響を受けた話をよくお伺いしています。長門さんにとってはどのような2年間でしたか?

もう本当に濃密な2年でしたよ。刺激だらけでした。
僕は店舗の中で最年長だったのですが、30歳前後の若いギラギラした人たちが周りにいて、こういうのいいなって。
だからこそあの頃は更にモチベーションが上がってましたね。

──最後の質問になります。長門さんから見てどんな人にSALONSがおすすめでしょうか?

どんな人というか、まずやってみちゃっても失敗しないと思います。
僕も最初は不安なこともありましたけど、思ったよりお客様にきてもらえるし、お客様が気に入ってくれる空間でした。

あとはやっぱり自分自身の場所が出来るのでブランドを作っていくにはとても良いから、多分勇気が出ずにどうしようって思ってる人はいっぱいいると思うんですけど、どんな人って言うならもう全員やってみてほしいですね。

アシスタントの岩崎さんとの2ショット✨️

──お話聞かせて頂きありがとうございました!


『サロン情報』
NOT(ノット)
東京都中央区銀座1-8-7 VORT銀座DDI 2F

https://not.salon/

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アシスタントの岩崎さんと二人三脚、まさに少数精鋭ながら、SALONSオーナーだけでなく美容業界から注目される長門さんですが、とても気さくにいろいろなお話をしてくださり、そんなお人柄もまわりに人が集まる理由のひとつなんだろうと感じます✨️

雇用サロンで働いていらっしゃる方、経営について知らないことが多くご不安な方もTHE SALONSではサポートを行っておりますのでご安心ください🌸


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