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【週刊 海のイドバタNEWS】 2024年第38週 注目の海記事ランキング 2024.9.16-9.22

こんばんわ
皆さん先週はどんな一週間でしたか?相変わらずの残暑ですが、湿度もあったりといつも以上にキツく感じる残暑ですね!夏のボーナスタイムということで楽しんじゃいましょ!それでは今週の記事ランキング行ってみましょう!

その前に・・・初めての方へ
海のイドバタ会議について
日本全国の海に関わる取組や魅力、情報の記事を紹介するnoteです。この【週刊 海のイドバタNEWS】は、直近1週間で最も注目を浴びた記事をランキング形式で発表して、あれこれ話している記事です。この記事だけで1週間の海のトレンドがわかります。

先週は新たに35記事。5161PV、6コメント、132スキも頂きました。
いつも読んでくれてありがとうございます。o

9月4週目 注目の海記事ランキング
とくに注目になったのがこちらです

ということになりました。
では早速お話していきます!
※レギュラー記事【 】(【海のイドバタNEWS】、【深堀】、【海のある町】)を抜いた順位でお話していきます。

🥇南太平洋の通信インフラ、総務省とNTT・IIJが整備支援へ

栄えある1位は、南太平洋の海底ケーブルの通信インフラが獲得しました。

世界中どこもかしこもインターネットが当たり前になっていますね。思えば、たった30年前にはこんな世界になっているとは思ってもいませんでした。それを可能にしているのがネット環境です。通信衛星を中心に「宇宙覇権」なんて言葉があるくらいになっていますが、結局通信の主力は海底ケーブルです。安定した通信量を確保するのにはやっぱり海底ケーブル。そしてアジアとアメリカを結ぶ太平洋の通信の覇権争いが水面下で繰り広げているのですが、アメリカ・日本連合側が優位に立ってきたというのが、今回の記事です。わかる人にはわかる記事かなって思っていて、そんなに伸びないと思っていたのですが、結構敏感なところなんだなって感じざるをえません!このまま逃げ切れるのか、支配下に置かれるのかもう少し動きを見てみないというところです。

🥈「第5回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議」の結果概要について

2位は、第5回パリ協定とSDGsのシナジー強化に関する国際会議の記事でした。

脱炭素関連の国際協定のパリ協定とSDGsの相乗効果がどんなもん?といった話をしている会議が毎年話されているのがこの国際会議です。地域や人種などに差別なく同じ知識や情報を共有しましょうということとちゃんとエビデンスに基づいた資料を提供しましょ!ということが今回は決まったようです。パリ協定(脱炭素)とSDGsという言葉はやっぱりパワーワードなんだなって思っちゃいました。それに今後は「生物多様性」が入ってくるようです。本当に多様性に満ちた世界になるんでしょうけど、そのごちゃ混ぜなカオスな状態を世界はどのように着陸させようと思っているのか?まだまだ見えません。

🥉「自然共生サイトに係る支援証明書(試行版)」の申請受付開始及びマッチング参加者募集開始について

3位は、自然共生サイトの支援証明書の記事でした。

3位も地球環境問題関連です。自然保護区と比べてガチガチではないにしろ地元で大切に守ってきた自然などを自然共生サイトと呼びます。その自然共生サイトを間違いなく自然保護に貢献しているんですよという証明書を出そうというのがこの記事です。自然を守る活動は最近になってきてから出てきた考えでもないわけで、昔から取り組んでいたのでとりわけ取り沙汰するほどでもないと思っている団体がたくさんあります。それをなんとか国は知りたいわけです。というのも国連が2030年までの目標値を設定させてしまったので、先進国、日本としてはなんとかクリアしようと躍起になっているわけです。そういった面でも注目を浴びてきたのかなって思う記事でした。

自然共生サイトの【深掘】はこちら
【深堀】海のイドバタNEWS 「自然を守れ!自然共生サイト」

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4位 造船建造シェア、中国船舶集団が首位に 日本勢振るわず

4位は、建造シェア世界No1を中国が奪還の記事でした。

毎年日経が調査している主要商品・サービスシェア調査。今年も71品目のアイテムの世界シェアが出揃いました。日本企業がシェアNo.1を取っている品目は10品目。アメリカ、中国に負けています。その中でも本来の日本のお家芸、造船に至ってはベスト5にも入っていない状況。2022年に海事産業強化法で造船に力を入れていくと国は方針を出したもの連続的に廃業が進む日本の造船業の有り様がありありと浮き彫りになってきました。とはいえ、今後の次世代燃料船や自動運航船など、日本がトップシェアを持ち、高利益体質を生み出しているデジタル化や次世代燃料船に特化すればまだまだ道は残されています。実はこの記事、1位になるのではと思っていた記事でしたが、思ったより低かった感じです。なんにせよ、前回同様、技術や情報は社会貢献のために世界へ「無償」で提供するんだ!という変な正義感は捨てて本腰を入れていかないといつまで立っても情報を取られるだけの日本から脱出できないかもしれません。ガンバレ!日本!

世界シェア71品目全データ特設サイトはこちら
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/share-ranking/

世界シェアランキングの【深堀】はこちら
【深堀】海のイドバタNEWS 「2023年 世界シェアランキング」

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5位 令和5年度(補正予算)環境保全研究費補助金(イノベーション創出のための環境スタートアップ研究開発支援事業)に係る間接補助事業の二次公募について

5位は、環境保全研究費の補助金の記事でした。

「MADE IN JAPAN」だの「Japan as No.1」といった経済大国日本はどんどん薄れてきています。そんな中、世界のプラットフォーマーになれるような業界を作るべく「スタートアップ育成5ヵ年計画」を立てました。その計画は5年で10兆円を投入して時価総額1000億円以上の企業を100社作成しようと頑張っています。そんな中、環境スタートアップに向けた補助金がこちらの補助金です。これもマニアックなため伸びないかなって思っていましたが堂々の5位。みんな頑張ろうと必死なんだなって思います。

スタートアップの補助金関連の【深堀】はこちら
【深堀】海のイドバタNEWS 「がんばれ!日本企業 スタートアップ5ヵ年計画」

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【今週の一押し記事】海の課題を“ぽん!”と解決~味ぽん®✖️フィシュル!®がお届けするお魚ごはんの新提案~

今週の一押し記事は、味ぽんxフィッシュルの記事です。

水産業の闇、未利用魚をなんとかしようと事業化しているベンナーズの新たな戦略が、この味ぽんとのコラボ企画。未利用魚を活用した味ぽんお惣菜。ベンナーズさん、本当に最近すごく感張っているスタートアップで未利用魚を活用した商品を次々出しているのですが、こう来たか!って思わせる内容でした。しかも水産加工会社の大手ミツカンさんとのコラボ。震えました。そんな新しい流れが増えて欲しいという読者さんの希望に応えたエンゲージ率だったのかもしれません。どんどん出てきて欲しいものです。



【今週の一押しの海町】

【海のある町】シリーズで、人気だった町をピックアップした【今週の一押しの海町】。今週のノミネートは

・大森海岸(東京都大田区)
・神恵内港(北海道神恵内村)
・小壁漁港(岩手県大船渡市)
・木更津港(千葉県木更津市)

でした。

【海のある町】とは、僕が訪れた町で、その町の魅力を詰め込んだショート動画です。朝7:00ごろにランダムに紹介している僕のシリーズモノの中でも人気コーナーです。

そして、栄えある1位に輝いた海のある町は・・・

note   :187PV 9スキ E率4.8%
youtube :72PV 2いいね E率2.8%
instagram :86PV 17いいね E率19.8%
tiktok   :326PV 23いいね E率7.1%
X     :41V 4いいね E率9.8%
総合   :712PV 55いいね E率7.7%

総合評価(エンゲージ率平均) 8.8%

を獲得しました
Location : 神恵内港(北海道神恵内村)
Music   : 愛が灯る song by ロクデナシ
でした。

北海道で2番目に小さな村、神恵内村、人口760人の村がさまざまな取り組みを行っているのですが、村自体が小さな分、村自体の一致団結力がすごい村です。その立役者の数人に会ってきたのですが、村をなんとかしたいと頭をフル回転で取り組む姿勢には本当に頭が下がります。その取り組みの一つがウニの完全養殖です。磯焼け対策で問題になっているウニですが、問題になっているウニ自体に実入をしようというのではなく、高単価のバフンウニに特化した陸上養殖です。研究チームや大手企業などの協力を得て行っている姿勢は日本の小さな漁村の希望の光になりそうです。今後の神恵内村の動きに注目です!ここら辺の件はいつかシリーズ【海業のススメ】でいつかまとめますね!

曲はロクデナシさんの「愛が灯る」です。愛が灯る自体の歌詞も心に沁みるんですが、それにも増してロクデナシさんの切ない、儚いような歌声がさらに郷愁を誘ってくれる名曲です。MAD系動画でアニメの名作シーン集とかで使われていたりするんですが、それが素朴な村、神恵内にマッチしての高評価率を叩き上げたのかもしれません。

ロクデナシさんの歌声に酔いしれてください

再生回数は少ないもののYoutubeやXでのエンゲージ率が高かった感じです。最近ではおかげさまでYoutubeの再生回数も増えてきて、コメントなども少しづつですが書き込みが増えてきました。それもこれも皆さんの応援あってからのこそです。ありがとうございます。

この【海のある町】シリーズは週末にランキングにしています。

推しの町があれば、いろんなSNSで「スキ」や「いいね」ボタンを押してみてください。


という1週間でした。

下期に入り、学校でもテストが終わったり、会社でも仕事の切り替えも終わった頃かもしれません。noteの海記事もどんどん少なくなってきているようで、夏の終わりがひしひしと伝わってきます。夏が終われば秋が来るわけで、そろそろ美味しい味覚がやってきます。楽しみですね!それでは良い1週間を。

応募
地元の海の魅力を発信したい人、地元の海の取り組みを紹介したい人がいれば是非ご連絡ください。取材させてもらったり記事にしたり動画にしたりなどなど是非皆さんの海のご協力をさせてください。何かありましたら、こちらのお問い合わせに声をかけていただければ嬉しいです。

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