脱炭素30年目標 首相「気候変動サミットで提示」
2021年4月19日 日本経済新聞
2021年4月16日、菅首相の訪米による日米首脳会談が実現した。
台湾外交や東アジアの全面的防衛強化など多くの重要なトピックがこの首脳会談で執り行われた。その中で「気候変動対策」も大きな方針が示された。
菅首脳は、脱炭素の2030年目標を22日の米主催「気候変動サミット」で示すと説明した。
「日米が野心的な気候変動対策の牽引役となろう」。バイデン大統領の会談で意欲を示したが、日本に具体的な数値目標の引き上げを求める場面はなかった。
どちらにせよ「野心的」「牽引役」というキーワードと共に、日本の脱炭素への舵切りが明確にはなったという見方もできる。
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