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【週刊 海のイドバタNEWS】 2024年第39週 注目の海記事ランキング 2024.9.23-9.29

こんばんわ
皆さん先週はどんな一週間でしたか?ようやく暑さも控えめになってきた過ごしやすい時期になりましたね!海の記事もピークを過ぎていよいよおいしいモノや来年に向けた取り組みが始まってきているようです!それでは今週の記事ランキング行ってみましょう!

その前に・・・初めての方へ
海のイドバタ会議について
日本全国の海に関わる取組や魅力、情報の記事を紹介するnoteです。この【週刊 海のイドバタNEWS】は、直近1週間で最も注目を浴びた記事をランキング形式で発表して、あれこれ話している記事です。この記事だけで1週間の海のトレンドがわかります。

先週は新たに32記事。3900PV、5コメント、130スキ頂きました。
いつも読んでくれてありがとうございます。

9月5週目 注目の海記事ランキング
とくに注目になったのがこちらです

ということになりました。
では早速お話していきます!
※レギュラー記事【 】(【海のイドバタNEWS】、【深堀】、【海のある町】)を抜いた順位でお話していきます。

🥇秋田の漁師が作る鮮度抜群の水産加工品ブランド「潮香」の販売を開始!地魚を使った鯵の干物、しめ鯖、鮭とばなど

栄えある1位は、秋田にかほの漁師ブランド「潮香」の記事が獲得しました。

6次化なんて叫ばれていますが、最近は外部委託や他企業との連携をしてみたり、ひどい場合には撤退という選択肢を選ばざるを得ないという企業が最近増えてきました。その中のポイントになるのが「差別化」ができていないところ。今までのように漁をして、今までのように加工して、今までのように販売してというのでは結局、仕事は増えた分の売上が思ったように伸びなくなってしまって、あえなく撤退というケースもあるようです。その点この「潮香」は元魚屋で現役漁師の佐々木一成さんが手がける、漁師だから知っている魚のうまいとこを売りに売上を伸ばしているようです。
まさに6次化で行き詰ってきた人たちが注目したようです。

🥈マリンテックグランプリ2024:最優秀賞はリッパー株式会社が受賞

2位は、マリンテックグランプリ結果発表の記事でした。

マリンテックグランプリは、1次産業を中心に大きな社会課題(ディープイシュー)に取り組むベンチャーを支援しているTECH PLANTERが手掛ける海に特化したイノベーションの大会です。数少ない海に特化したビジコンで、企業や学生に至るまで注目されているコンテストです。そのマリンテックグランプリ2024の結果、優秀賞はリッパ―さんに決まったようです。ナノテクノロジーを使ったマイクロプラスチックを減らすタイヤというビジネスアイデアです。ファイナルのプレゼンでは脱炭素系が多くなっているようでした。しかもバイオ系が強い感じがしました。ようやく海の世界にDXや脱炭素など新たな技術が進んできたとはいえ、まだまだ課題が山済みの海の産業。未来に引き継ぐためにも皆さんのちょっとしたアイデアが未来の海を救ってくれるかもしれません。

🥉日本館に「ハローキティ」が登場!社会課題を解決する鍵となる 32種類の「藻類」に扮したハローキティを公開

3位は、関西大阪万博にハローキティが藻に扮して参戦の記事でした。

いよいよ2024年もあと3カ月。とうとうビックイベントが目白押しの2025年へのカウントダウンが始まってきました。2025年の中でも最も大きなイベントの1つが関西・大阪万博。「海の万博」と銘打って行われる万博ですが、日本パビリオンとしても3ブース展開するようです。その中の1つのマスコットキャラクターにハローキティが就任したようです。ブルーカーボンの世界最先端を走る日本ということもあってか、今回の被り物は「藻」らしいんです。しかも32種類もいるようです。サンプル画像では1パターンしかないのですが、キティちゃんからいろんな藻が生えているようです。ひそかに1位になるのではなんて期待していたんですが、残念ながら3位。とはいえ、藻をかぶったキティちゃん。結構シュールな感じ僕としてはお気に入りです!にしても関西大阪万博。楽しみですね

4位 令和6年度「船員安全・労働環境取組大賞(SSS大賞)」決定!

4位は、船員安全・労働環境取組大賞の記事でした。

毎年海事局が開催する、船員の安全や労働環境の向上に係る優れた取組の事例を表彰しているのですが、今回の大賞は明和海運さん。スロップタンクの自動化という感じですが、更に注目したいのは特別賞をもらった向島ドックさん。日本で初めてEV船を作ったり、脱炭素関連のあらたなふねをせいさくしたりと今までにないような船を果敢に挑んでいる造船所です。造船所と言っても2種類あって向島ドックは基本的には修繕ドックと呼ばれる修理が得意な造船所。新たな船を作るということはあまりしないんですが、そこにメスを入れてきたということ自体も本当にすごいことです。ここらへんの造船所の市場の流れや市況が結構入り乱れていたりするんですが、それもいつか【深堀】でお話ししますね。にしても、明和海運さん、向島ドックさんおめでとうございました。

5位 入道埼灯台を活用した新たな観光資源の造成を目的に入道埼灯台利活用事業「灯台×ジオパーク×郷土料理」に関するワークショップを開催しました!

5位は、入道埼灯台のツーリズムの記事でした。

入道埼灯台のある男鹿市は地球的価値のある場所として認定される「日本ジオパーク」に選ばれている景勝地。その自然環境と灯台と郷土料理の石焼料理を掛け合わせたプロジェクトが始動しました。1つの灯台という観光資源を活用して、イベントを作るという取り組みはこれからの地域イベントのモデルの1つになっていくんだと思います。


【今週の一押し記事】令和6年度 自然を活かす上質なツーリズム人材育成・地域作り支援事業 参加地域募集について

今週の一押し記事は、自然を活かしたツーリズム応募の記事です。

環境省が主体となって、地域の自然を活用して観光業を盛り上げていくための地域を募集するという記事がスキ率が高い感じでした。地元のいいところと言えば、地域のうまいものと地域ならではの景色。僕もいろいろな場所に行って海の動画とか作っていますが、本当にその地域その地域でいろいろな海の顔を見ることができます。でもそれをどう活かすかというと問題は、結構難解です。海マニア的な人が見ればそそられるかもしれませんが、一般の方には所詮海は海、同じように見えてしまいます。でもそこに文化や歴史というストーリーを加えるだけでどんな人にも魅力を引き出させるポテンシャルがあります。そのうまい引き出しがどんなものであるのか、こういった地域資源をうまく活用している事例を幅広くとらえていけば必ず解につながっていくんだろうなと思います。今回取材してきた北海道でも本当に素晴らしい海町によることができました。皆さんも海に行ったら景色プラスアルファの情報取り入れてみてください。きっと思いがけず素敵な景色が広がっていることに気づくはずです!



【今週の一押しの海町】

【海のある町】シリーズで、人気だった町をピックアップした【今週の一押しの海町】。今週のノミネートは

・古平港(北海道古平町)
・生浦湾(三重県鳥羽市)
・城ヶ島(神奈川県三浦市)
・寿都漁港(北海道寿都町)

でした。

【海のある町】とは、僕が訪れた町で、その町の魅力を詰め込んだショート動画です。ランダムに紹介している僕のシリーズモノの中でも人気コーナーです。

そして、栄えある1位に輝いた海のある町は・・・

note   :178PV 12スキ E率6.7%
youtube :39PV 0いいね E率0.0%
instagram :115V 20いいね E率17.4%
tiktok   :490PV 57いいね E率11.6%
X     :259V 2いいね E率0.8%
総合   :1081PV 91いいね E率8.4%

総合評価(エンゲージ率平均) 7.3%

を獲得しました
Location : 城ヶ島(神奈川県三浦市)
Music   : Really Like You (Spring Version) song by Gyubin
でした。

城ヶ島は三浦半島の最南端。三浦市の南にある島で、公園があったり、灯台があったり、ウォーキングコースや釣りポイントなどもある自然あふれる大き目の島です。もちろん車で行けるのですが、三浦市の市街地から歩いていくのもおすすめです。大きな橋から見えるきれいな海と富士山なども拝めます。城ヶ島のオススメの楽しみ方は「まったり散歩」といったところです。城ヶ島はどちらかというとアクティブにレジャーとして楽しむというよりもきれいな海や断崖絶壁の自然の景観を楽しんでまったり散歩する感じです。整うこと間違いなしです。

曲は韓国のアーティストGyubinさんの「Really Like You」です。2024年年明けぐらいに人気のあった曲で、そのReally Like Youを春バージョンとして編曲したのが今回のセレクトの曲です。原曲のReally Like Youは、ポップなダンスミュージックって感じなのですが、春バージョンはアコースティックになって、まさにまったり散歩という感じの曲です。それが城ヶ島の自然にマッチしたんだと思います。

Gyubinさんのやさしい歌声聞いてみてください

実は今回、総合評価では寿都漁港も同じ7.3という評価だったんですが、総合の数値が城ヶ島が上回った感じです。youtubeでは久しぶりの低視聴率で、Xでもいいね率がめちゃめちゃ低い感じなんですが、特にTikTokでダントツのエンゲージ率でした。ほんといつもデータ撮りしていますがなかなかこの傾向がわからないもんですね。

この【海のある町】シリーズは週末にランキングにしています。

推しの町があれば、いろんなSNSで「スキ」や「いいね」ボタンを押してみてください。


という1週間でした。

ホント過ごしやすい時期になりましたね。このくらいの気温でずっといてほしいですね。僕の近くの桜もどんどん散ってきていますし、秋が足音たててやってきているのを実感する日々です。そして秋が深まれば、うまいものがどんどんやってきます。そんな秋の味覚を堪能しながらキャンプなんてできたら最高ですね。是非是非、秋楽しんでみてください!それでは良い1週間を。

応募
地元の海の魅力を発信したい人、地元の海の取り組みを紹介したい人がいれば是非ご連絡ください。取材させてもらったり記事にしたり動画にしたりなどなど是非皆さんの海のご協力をさせてください。何かありましたら、こちらのお問い合わせに声をかけていただければ嬉しいです。

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