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顔認証・特殊船使い防災訓練 新潟県、柏崎原発巡り初

2021年11月15日 日本経済新聞

新潟県が柏崎刈羽原子力発電所で重大事故が起きた際の対応や手順を確認する原子力防災訓練が、全3日間の日程を終えた。3年連続の開催で、今年は顔認証技術や特殊船を初めて導入。約18万人に屋内退避を呼びかけるなど過去最大規模で実施した。

柏崎市では海から砂浜に直接上陸できる海上自衛隊の大型エアクッション艇(通称、LCAC)を初めて使った訓練を実施した。この日は高波で危険との判断で海上避難は見送られたが、住民らは上陸したLCAC内に乗り、設備を確認した。妙高市の避難所では、受け入れ時に顔認証システムを初めて使った訓練を実施した。


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