サメからコカイン検出、ブラジル沿岸域 違法薬物の痕跡
2024年9月2日 日本経済新聞
ブラジルのリオデジャネイロで「コカイン・シャーク」が出没している。
違法薬物のコカインが海に入り込み、野生のサメに影響していることが学術誌「Science of The Total Environment」で初めて明らかになった。他にもゼブラフィッシュやムール貝もダメージを受けたという過去の研究結果あり、魚の視力と狩猟能力に影響を与えることがわかっている。
コカインばかりではなく、合法的な医薬品でさえ、「海への放出を抑制することは難しい」とされている。