【週刊 海のイドバタNEWS】 2024年第35週 注目の海記事ランキング 2024.8.26-9.1
こんばんわ
皆さん今週はどんな一週間でしたか?まだまだ暑いものの、夏も終わりになりそうです。皆さんの夏はいかがでしたか?とはいえ、今度はみのりの秋です!美味しい魚が出てきたりしますし、それはそれで楽しみです!
ちなみに北海道出身の僕としては、夏はGW〜体育の日までだと思っているので、もう少し続きますwそれでは今週の記事ランキング行ってみましょう!
その前に・・・初めての方へ
海のイドバタ会議について
日本全国の海に関わる取組や魅力、情報の記事を紹介するnoteです。この【週刊 海のイドバタNEWS】は、直近1週間で最も注目を浴びた記事をランキング形式で発表して、あれこれ話している記事です。この記事だけで1週間の海のトレンドがわかります。
今週は新たに41記事。6104PV、18コメント、168スキも頂きました。 いつも読んでくれてありがとうございます。
8月5週目 注目の海記事ランキング とくに注目になったのがこちらです
ということになりました。
では早速お話していきます!
※レギュラー記事【 】(【海のイドバタNEWS】、【深堀】、【海のある町】)を抜いた順位でお話していきます。
🥇神戸市と港湾関連企業が連携!探究学習を応援する、海洋人材育成プロジェクトが始動
栄えある1位は、神戸市の海洋人材育成プロジェクトが獲得しました。
四方を海で囲まれている日本では様々な海の産業があります。とはいえ、海に支えられているのが当たり前な状況で、なかなか海の産業は認知が広がっていません。そんな中、日本を代表する港町、神戸が官民連携で取り組んだというのがこのプロジェクト。実際の海に関わる仕事をしている企業と神戸市が手を取り合って高校生に向けた海洋人材の生きたプログラム。学校側と海事産業が手を取り合って海洋人材育成という動きはあったけれども1つの産業を紹介することがやっとの状況。それを総合的にやっていきましょうというのがさすが神戸です!海の複合的な取り組み今後も広がっていきそうです。
🥈アンモニア燃料タグボート「魁」が竣工
2位は、アンモニア燃料タグボート「魁」の竣工の記事でした。
世界最先端の取り組みを行っている日本郵船がいよいよ形にしてきました。世界初となるアンモニア燃料船の商用利用。この魁自体が色々と世界最先端の取り組みをやってきました。そして今回はアンモニア燃料船。アンモニア自体はなかなか燃えにくいもので、今までは石油燃料を80%、アンモニア20%でしか燃やせなかったのですが、今回は石油燃料5%、アンモニア95%と大幅に改善。すごい進化です。今後はアンモニア自体から電気を産む形になるのではとも言われているのですが、その動きについては今後も追いかけていこうと思います。にしても新たな船の歴史が刻まれた瞬間という記事でした。
魁の話は【深掘】でも取り上げています。よろしければ聞いてみてください。
【深堀】海のイドバタNEWS 「進化する次世代船 魁 」
元記事はこちらです
🥉曲がる太陽電池、トヨタとつくるEVの勝ち筋 京大発新興
3位はペロブスカイト型太陽電池の記事でした。
太陽電池については結構前からなかなか進展がなかったのですが、ここにきてようやく進展がありました。それがペロブスカイト型太陽電池。従来のシリコン型とは異なり、形に柔軟で、今までのようなパネル型から壁に貼り付けたり窓に貼り付けたりできる未来の太陽電池です。今までは効率も悪かったのですが、ここにきて技術革新があって効率も良くなってきたということで、トヨタや日揮といった大企業も注目している太陽電池。京都大学発スタートアップのエネコートテクノロジーズがビジネス化を進めているようです。いろんなところから電気がもらえる時代がやってくるかもしれません。
4位 水産貿易、漁業・養殖の世界トレンドが分かる ~解説記事を最新の統計とセットで発売~
4位はみなと新聞のnote販売記事の記事でした。
様々な角度から水産業の情報を提供してくれるみなと新聞さん。水産系noterさんの中でも本当に多くの情報をくれているみなと新聞さんなのですが、このnoteでの有料販売をうまく、PRTIMESで取り上げる記事です。元記事の有料記事もFAOの最先端情報をデータで解析したという内容なのですが、1次情報をうまく活用したみなと新聞さんならではの切り口で解析している優秀記事です。それにも増してすごいのがこのnoteの有料記事をうまく使った新たなビジネスの可能性を出しているところ!これnote公式で取り上げてもいいのではないかという内容です。スキ率は低いところからすると、その分note利用者以外の人にも結構読まれたようです。これでnoteの有料記事に注目されてくれれば、さらにnoteの可能性が広がっていくのではないかと思われる記事でした。
元記事のnote記事はこちら
2022年世界の魚介類貿易
2022年世界の魚介類生産量
みなと新聞さんのnoteはこちら
元記事はこちら
5位 北海道の海に異変 イカやサンマ不漁、イワシやフグ急増
5位は北海道のイワシ、フグの豊漁の記事でした。
サンマがなかなか取れなくなってきたという記事はよく見かけますが、その分イワシやフグといった北海道では馴染みのない魚がどんどん上がっているという記事はなかなかなかった情報です。海流の変化や水温上昇など様々な要因が影響しているようですが、その変化に伴って生態系も変わっていくのは当たり前ってば当たり前です。ついつい「今まで通り」でやっていきたいものですが、そのままではジリ貧になるのも目に見えています。であれば、変化に伴って生活もビジネスも変えて行かねばならない。地球の環境をこれ以上悪化させない動きも大切ですが、受け入れ難くても変化に伴う次の手も考えなければという時期になっているのかもしれません。
【今週の一押し記事】イタリア海軍の帆船「アメリゴ・ベスプッチ」が東京寄港
今週の一押し記事は、イタリア海軍の「アメリゴベスプッチ」号訪日の記事です。
帆船好きにはたまらない、イタリア海軍の「アメリゴベスプッチ」号が来日しました!ほんと数多くのnoterさんが記事作成しているのですが、私も見てきました。なんせ色合いから要所要所で使っている木材に至るまで、素晴らしい!まさにTHE SHIPって感じです!現場でも本当に多くの人が並んでいてアメリゴベスプッチの歓迎ムード満載でした。noterさんの記事からも興奮が伝わってきます。全部紹介したいんですが、膨大な量なので一部紹介しますね。横浜の日本丸や富山の海王丸もそうですが、帆船のセイルトレーニングは船員教育に最も適していて、イギリスでは子供の教育にセイルトレーニングを学ばせるのがステイタスにもなっているほどです。にしてもこのアメリゴベスプッチ、「世界で最も美しい帆船」と称されるだけあって、本当に素晴らしい船です。一部ですが、動画にしたのでこちらも見てみてください!
動画はこちら
元記事はこちら
アメリゴヴェスプッチ号関連記事
HAYAさんの記事です。アメリゴヴェスプッチのいろんな角度が見られます
小さい花さんの記事です。
トレモロさんの記事。めちゃめちゃ詳しく書いてます!しかもシリーズで
(´・ω・`)さんの記事です。木の質感とかもめちゃめちゃ伝わってきます
クリカ(時間芸術学校)さんの記事。歴史もわかりやすくまとまってます
長谷川恵一さんの記事。会場や船員さんの雰囲気まで伝わってくる記事です
Toru Shiratoriさんの記事。航海の様子が目に浮かぶような記事です
ことなりさんの記事。出航の勇姿がわかります!
michiko★★★さんの記事。貴重な晴れの画像があります!
他にもたくさん記事あげているようです。皆さんも探してみてください
【今週の一押しの海町】
【海のある町】シリーズで、人気だった町をピックアップした【今週の一押しの海町】。今週のノミネートは
・三崎港(神奈川県三浦市)
・袖浜海岸(宮城県南三陸町)
・太地漁港(和歌山県太地町)
・東京国際クルーズターミナル(東京都江東区)
・穴通磯(岩手県大船渡市)
・鳥羽港(三重県鳥羽市)
でした。
【海のある町】とは、僕が訪れた町で、その町の魅力を詰め込んだショート動画です。朝7:00ごろにランダムに紹介している僕のシリーズモノの中でも人気コーナーです。
そして、栄えある1位に輝いた海のある町は・・・
を獲得しました
Location : 三崎港(神奈川県三浦市)
Music : Tabun covered by しまも
でした。
マグロで有名な三崎港。神奈川県の三浦半島の最南端の町です。昔から漁業の栄えた町で賑わいを見せていた町なのですが、徐々に漁業も衰退。そんな中1985年から取り組んでいるのが海業。海を生業にしている人たちがあらゆる角度で海という地域資源を使って収益を上げていく試みを始めました。そして今や「海業」という形で政府も取り上げて全国の漁村のモデル地区となっています。これからが見所な三浦市。ぜひ寄ってみてください。
曲はYOASOBIさんの「たぶん」をしまもさんがカバーした一曲。IKURAさんとはまた違った癒し系の歌声で結構風景系動画クリエーターさんも愛用しています。街を散歩って時に聴きたい曲です。
しまもさんの「たぶん」はこちら!癒されてください
これが風景系動画でよく使われている音源だと思います、たぶん・・・
今週は本当に激戦でした。今日あげた「鳥羽港」以外全て1000PVを超す結果になってました。特に袖浜海岸は総合としては1位でコメントも結構いただいた作品でした。大船渡の穴通磯は、noteではダントツの人気。Xでも珍しく800を超すなど最後までわからない状況になっていました。そこで勝ち残ったのが三崎港でした。浮き沈みが激しい内容でしたが、instaのエンゲージメントが高かったのが決定打になったようです。
この【海のある町】シリーズは週末にランキングにしています。
推しの町があれば、いろんなSNSで「スキ」や「いいね」ボタンを押してみてください。
という1週間でした。
夏も一区切り、学校も始まっていよいよ本格始動です!新緑の季節もそろそろ見納めです。そして迎える豊漁の秋。それはそれで楽しみですね!とはいえ、まだまだ暑い日が続きますが、たまには海に行って涼んでみてください!それでは良い1週間を。
応募
地元の海の魅力を発信したい人、地元の海の取り組みを紹介したい人がいれば是非ご連絡ください。取材させてもらったり記事にしたり動画にしたりなどなど是非皆さんの海のご協力をさせてください。何かありましたら、こちらのお問い合わせに声をかけていただければ嬉しいです。
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