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【週刊 海のイドバタNEWS】 2025年第3週 注目の海記事ランキング 2025.1.13-2025.1.19

みなさん、こんばんわ
もう1月も後半戦。早いものですね。まだ20日も立っていないのに世の中、目まぐるしく変わっていきますね。海の世界でも様々なことが起こっているようです。それでは今週の記事ランキング行ってみましょう!


その前に・・・初めての方へ
海のイドバタ会議について
日本全国の海に関わる取組や魅力、情報の記事を紹介するnoteです。この【週刊 海のイドバタNEWS】は、直近1週間で最も注目を浴びた記事をランキング形式で発表して、あれこれ話している記事です。この記事だけで1週間の海のトレンドがわかります。



先週は新たに44記事。4065PV、2コメント、64スキ頂きました。
いつも読んでくれてありがとうございます。 

1月3週目 注目の海記事ランキング
とくに注目になったのがこちらです 

ということになりました。
では早速お話していきます!
※レギュラー記事【 】(【海のイドバタNEWS】、【深堀】、【海のある町】)を抜いた順位でお話していきます。


🥇「港湾施設の持続可能な維持管理に向けた検討会(第4回)」を開催します~維持管理計画策定ガイドラインの改訂の方向性について検討します~

栄えある1位は、港湾維持管理計画策定ガイドライン改訂の記事が獲得しました。

最近、注目されてきているのが港湾関係。カーボンニュートラルポートだのサイバーポートだの。輸入に頼っている日本にとっては物資の入口である港は重要な要素になっています。とくにこの「港湾施設の持続可能な維持管理に向けた検討会」は、港湾点検のガイドラインを作ったり、今後時代の変化に伴って変わっていくであろう港湾関連の最先端の会議が繰り広げられています。議事録とかも読めるので、港湾関連のトレンドを読むにもここら辺のまとめは目を通しておいた方がよいですね。

🥈漁港を海業に活用するための計画(第1号)について

2位は、海業の活用推進計画第1号がでましたの記事でした。

海業とは、「海を1つの資源として活用して地域を盛り上げていきましょう」といった地方創生の1つの取り組みなんですが、今年はどんどん盛り上がっていきそうです。この海業、1つの目的が「漁港施設等活用推進計画」というのを作るということなのですが、いよいよその第1号が誕生したという内容です。海の事業って、漁業から海運業、海洋環境、マリンレジャーと複雑に絡んでいて、なかなかわかりにくいんですがその1つのあり方が示されたという感じです。さすが国内唯一海業の情報を発信している我がサイト。堂々の2位でしたね。2025年はすごいことになりそうです。

🥉強い内航への変革を促進する『NX補助金』3件を新たに採択~内航と造船・舶用が連携して取り組む技術開発・実証事業への支援を決定~

3位は、内航船NX補助金採択の記事でした

NXとはデジタル技術を使って変革を起こすDX(デジタルトランスフォーメーション)や環境負荷を抜本的に変えていくGX(グリーントランスフォーメーション)など〇Xを進める内航船業界ということで国交省が主体となってい進めている事業です。2024年から始まり、合計10件の内航NX補助金の再額がされました。そして今回さらに3件追加ということになりました。この事業については国交省もかなりの力を注いでおり、なかなか先に進めなかった内航船も未来に向けて進んでいきそうです。

1次公募結果:https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji07_hh_000325.html
2次公募結果:https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji07_hh_000350.html

4位 生態系ネットワーク推進の「鍵」について考える~「第9回水辺からはじまる生態系ネットワーク全国フォーラム」を開催~

4位は、水辺生態系全国フォーラムの記事でした。

生態系調査というのは昔からやってはいたのですが、昨今の生物多様性の流れからさらに注目度が増してきています。その生物の源「水」特にその河川域の注目が集まっています。特に監視カメラや環境DNAといったモニタリング技術は目覚ましく変化してきていて、今までのように網やタモを使って魚や微生物を追いかけることも名もなくなっていくようです。それと裏腹に分かってきたのが生物の絶滅スピードが上がっているという事実です。調べれば調べるほどどれだけ人間によって、人間が楽するために開発してきた技術が自然の犠牲のもとに成り立っているという事実も明るみに出てきました。一刻でも早くまっとうな自然との共存ができる人類になってほしいですね。

5位 里海づくりの場に生まれ変わった日本最大級の運河 ーJF兵庫の「里海づくり」の取り組みー

5位は、JF兵庫の里海づくりの記事でした。

兵庫運河は古くから開発され、今も現存する日本最大の運河です。瀬戸内海に位置する兵庫運河は汚泥がたまりやすく問題になっていました。それを改善して海洋環境を良くしていくと今度はきれいすぎる(栄養が無さすぎる)ということで生物がすめないほどの状況になってきました。そんな兵庫運河を舞台に豊かな水環境にしようと藻場再生など様々な取り組みをしてきたのがこの兵庫県漁連です。こういった取り組みの成功例を共有して、日本全国豊かな海になってくれればうれしいですね

【今週の一押し記事】再生プラスチックを売りたい企業と買いたい企業をつなぐオンラインショッピングモール「再生プラスチック取引所」 長崎県対馬市に漂着する海洋プラスチックごみをリサイクルしたペレットの取り扱いを開始

今週の一押し記事は、100%リサイクルの海洋プラスチックペレット「Re:Ocean@TSUSHIMA」の記事です。

この記事、実は2024年11月の記事ですが、なぜかここにきてリバイバル。今週最もスキ率の高かった記事になりました。再生プラスチックとよく言われますが、実は廃棄プラスチックを再利用するには30%~40%程度しか使われなく、残りをバージンプラスチック(化学物質から純粋に作り出したプラスチック)で混ぜて再生しているのがほとんどです。でもこのRe:Ocean@TSUSHIMAは100%廃棄プラスチックを使った製品です。実現不可能とも言われた技術が確立したのは大きな発見です。このように生産→活用→廃棄→再生→生産…といった循環して資源を活用することを循環経済とかサーキュラ―エコノミーという言葉で言われているのですが、この考えも今後もっと主流となっていくことになります。その前に、ちゃんとした知識を蓄えて、新たな時代を乗り切っていきましょう。

【今週の一押しの海町】


【海のある町】シリーズで、人気だった町をピックアップした【今週の一押しの海町】。今週のノミネートは

・チバフォルニア(千葉県袖ヶ浦市)
・塩竃港(宮城県塩竃市)
・弁慶岬灯台(北海道寿都町)
・大森海岸(東京都大田区)
・二見浦(三重県伊勢市)
・お台場海浜公園(東京都港区)
・高田松原(岩手県陸前高田市)
でした。

【海のある町】とは、僕が訪れた町で、その町の魅力を詰め込んだショート動画です。ランダムに紹介している僕のシリーズモノの中でも人気コーナーです。

そして、栄えある1位に輝いた海のある町は・・・

note   :145PV 6スキ E率4.1%
youtube :52PV 4いいね E率7.7%
instagram :189V 22いいね E率11.6%
tiktok  :347PV 20いいね E率5.8%
X    :134PV 2いいね E率1.5%
総合   :867PV 54いいね E率6.2%

総合評価(エンゲージ率平均) 6.1%

を獲得しました
Location : チバフォルニア(千葉県袖ヶ浦市)
Music   : Call of Silence music by 澤野弘之
でした。

東京湾ごしに見る東京の町並みとアクアライン、そして富士山が望める東京湾屈指の絶景ポイント。夕陽がめちゃめちゃきれいな場所です。もともと日本武尊(やまとたけるのみこと)の奥さん弟橘媛(おとたちばなのひめ)のが無事に東京湾を渡れるように身を捧げて、その袖がついたとされる「袖ケ浦」そんな場所です。この夕日を日本武尊も見て過ごし、返らぬ奥さんを待ち続けたのでしょう。そんな袖ヶ浦の絶景ポイントがこのチバフォルニア。海沿いにヤシの木が立ち並んでる姿はまさにカルフォルニア。絶景ポイントすぎて、TVや特に車やバイクの撮影に使われているところです。ただマナーが悪く、危険行為も多発してしまったので、今はヤシの木は危険の看板が立って対策されてしまって、若干見栄えが悪くなってしまいましたが、それでも絶景です。というか、実はここ私の思いっきり地元なんです。特に冬は富士山が映えて納め時です。

曲は澤野弘之さんのCall of Silenceです。言わずと知れた『進撃の巨人』のseason2のテーマ曲ですね。さみしさや孤独さ、そして確固たる決意という感じが伝わってくる曲です。澤野弘之さんの音楽なんですが、歌っているボーカリストはR!Nさん(名義Gemie)この透き通った声が心を洗ってくれそうです。結構僕の【海のある町】では定番的に上げているんですが、ほんと郷愁感も誘って、さみしげでも懐かしさもあり本当に素敵な旋律です。とはいえ、実は1位を取ったのは初めてかもしれません。ようやく1位が取れてうれしいです。

今回は本当にすべてが接戦という感じでした。特に大森海岸とかお台場海浜公園はこれしかないでしょ!って感じで作っていたのですが、再生回数はよかったのですが、ランキングとしては振るわなかった状況です。その点チバフォルニアは満遍なく高得点を稼いでいました。やっぱり地元ということもあり、きれいな景色というか素材が豊富にあるのはでかいですね!

この【海のある町】シリーズは週末にランキングにしています。

推しの町があれば、いろんなSNSで「スキ」や「いいね」ボタンを押してみてください。

という1週間でした。

いかがでしたでしょうか?1月も間もなく終了。もう1年の1/12が過ぎてしまいます。物価上昇やらなんやら嫌なニュースも上がってきていますが、今年も頑張っていきましょ!それでは良い1週間を。

応募
地元の海の魅力を発信したい人、地元の海の取り組みを紹介したい人がいれば是非ご連絡ください。取材させてもらったり記事にしたり動画にしたりなどなど是非皆さんの海のご協力をさせてください。何かありましたら、こちらのお問い合わせに声をかけていただければ嬉しいです。

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