健全な造船市場の確立に向けた船価モニタリングの実施へ

2021年5月14日　国土交通省　報道発表

第132回OECD造船部会が開催され、国際造船市場の公平な競争条件の確保に向け、各国の造船政策や造船市場の動向等について議論を行いました。

船価モニタリングの実施や、その作業を加速するための専門家会合を実施することに合意しました。

☆船価モニタリング
各国の個別の契約船価の統計的な分析により低船価で契約された船舶を洗出し、造船部会で各国間の主要コストの差等とともに分析・議論することを通じ、公的支援等に基づく不公正な低船価受注の洗出しを図る。

☆OECD造船部会
OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development の略称で、日本語で経済協力開発機構）の中でも、造船に関する政府レベルの多国間の国際会議であり、公正な競争条件の確保、造船業の健全な発展等を図るべく、造船市場や政策協調等に関する議論や国際ルールの策定を行っている部会。

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～第132回経済協力開発機構（OECD）造船部会の結果概要～