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世界の大型既存外航船へのCO2 排出規制を条約化へ ～ 国際海事機関（IMO）第76 回海洋環境保護委員会（6/10～17）の開催 ～
2021年6月8日 国土交通省 報道発表
国際海事機関（通称、IMO）は、2021年6月10日から8日間かけて、第76 回海洋環境保護委員会（通称、MEPC76）がWeb 形式で開催される。
今回は既存船へのCO2排出規制やゼロエミッション、国際炭素税、北極圏問題など海運業の未来を大きく変える方針がいよいよ決まる。
審議事項として
１．国際海運の気候変動対策
（１）世界の大型既存船への CO2排出削減対策
（２）海運脱炭素化 R&D 支援国際ファンド創設
（３）国際海運の一層の脱炭素化に向けた検討枠組
２．北極海における重質燃料油の規制
３．排出ガス洗浄装置（EGCS）からの排水に関するルールの調和
４．船舶防汚方法規制条約（AFS 条約）関係
おさらい
☆既存の大型外航船の燃費性能規制（通称、EEXI規制）+燃費実績の格付け制度（通称、CII格付け）
☆国際炭素税：IMO研究開発ファンド（通称、IMRF）
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