【深堀】海のイドバタNEWS 「どれを使えばいいの? 海上通信サービス徹底比較」
海のイドバタ会議 | 海の守り人 守 雅彦
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※試聴版。オリジナル版(04:58)はメンバー特典記事が追加されているプランに加入すると視聴可能。
今日は、
海上通信サービスについての深堀NEWSです。
海上通信については以前【深堀】でもお話ししましたが
海は電波が届かないのでいろんな方法で電波がある
話をしました。
じゃ、具体的にどんなサービスがあるの?
それぞれどのくらいの費用がかかるの?
など徹底比較してお話ししています。
ご意見、ご感想、ご質問などありましたら、
お気軽にコメントに書き込んでいただければ嬉しいです。
それでは良い一日日を
《サービス》
1、国際VHF:56~162 MHz,-短距離通信(約20~30 km) チャンネル16で緊急通信用 免許が必要,初期費用: 1〜10万円 通信費: 無料
2、ワイドスター:Lバンド(1.5 GHz帯),日本の専用衛星通信、初期費用::数十万円、月額: 数万円~数十万円 2025.4.1より55円→177円/30秒
3、インマルサット:Lバンド・Kaバンド、衛星通信、世界中で利用可能- 商船・旅客船向け、初期費用: 50万~100万円、月額: 10万円以上(通話100円〜200円/分、データ数百円/MB)
4、イリジウム:Lバンド(1.6 GHz帯)、衛星通信、極地を含む地球全域で利用可能、初期費用: 約10万円- 通話: 約100円/分- データ: 約1,000円/MB
5、HF通信(短波通信):3~30 MHz,- 長距離通信が可能- 天候や地形の影響を受けやすい、緊急通信用途、初期費用: 約10万円~- 通信費: 無料
6、VSAT:Kuバンド・Cバンド、高速データ通信、商業用船舶で主流、広範囲カバレッジ、初期費用: 数百万円、月額: 約10万円以上
7、Starlink Maritime:Kaバンド(10.7~18 GHz)低軌道衛星、高速・低遅延(350 Mbps)、初期費用: 約35万円、月額: 約3.5万円~70万円
8、LPWA:免許なしで使える電波。長距離のデータ通信、低消費電流
①LoRa:,非免許帯(433 MHz、920 MHzなど)狭帯域通信で長距離対応(数km~数十km)超低消費電力、海上のIoTセンサーに適用可能、初期費用: センサーやゲートウェイ数万円~- 通信費: 基本的に無料
②Sigfox:非免許帯(868 MHz、902 MHzなど)、独自ネットワークを利用、データ送信量が限定的(140メッセージ/日)、海洋モニタリング向け、初期費用: デバイス数万円~- 月額費用: 数百円~
③NB-IoT:免許帯(LTE周波数帯)LTEインフラを利用、安定性とセキュリティが高い、船舶やブイでの利用に適応可能、初期費用: デバイス数万円~、月額費用: 数百円~
④CAT-M1:免許帯(LTE周波数帯)、LTE-Mインフラ対応、モバイル通信と互換性、船舶モニタリングや位置情報サービスに適用可能、初期費用: デバイス数万円~- 月額費用: 数百円~
⑤ELTRES:920 MHz帯、超低消費電力、最大100km以上の通信距離、高速移動体にも対応(時速100 km以上)、日本独自規格、初期費用: デバイス1~5万円- 月額費用: 数百円~数千円
《IEEEのマイクロ波の周波数による分類》
Iバンド / HF - 0.2GHz
Gバンド / VHF 0.2 - 0.25GHz 軍用航空無線
Pバンド / UHF 0.25 - 0.5GHz 移動体通信アナログコードレス電話特定小電力無線アマチュア無線(430MHz帯)
Lバンド 0.5 - 2 GHz テレビ放送携帯電話インマルサット衛星電話800MHz帯アマチュア無線(1.2GHz帯)
Sバンド 2 - 4GHz 固定無線移動体向けデジタル衛星放送ISMバンド 電子レンジ無線LANアマチュア無線などワイドスター(衛星電話)
Cバンド 4 - 8GHz 通信衛星固定無線無線アクセス気象用レーダー
Xバンド 8 - 12GHz 軍事通信気象衛星地球観測衛星捜索用レーダー気象用レーダー
Kuバンド 12 - 18GHz 衛星テレビ放送通信衛星
Kバンド(英語版) 18 - 26GHz 通信衛星
Kaバンド 26 - 40GHz 通信衛星
Vバンド 40 - 75GHz レーダー通信衛星
Wバンド 75 - 110GHz 電波天文学
mmバンド 110 - 300GHz
《参考》
【深堀】海のイドバタNEWS 「海って電波が通じない?海の最新電波事情」
https://note.com/theruleofoceans/n/nc7da6de1ae14
海上通信サービスについての深堀NEWSです。
海上通信については以前【深堀】でもお話ししましたが
海は電波が届かないのでいろんな方法で電波がある
話をしました。
じゃ、具体的にどんなサービスがあるの?
それぞれどのくらいの費用がかかるの?
など徹底比較してお話ししています。
ご意見、ご感想、ご質問などありましたら、
お気軽にコメントに書き込んでいただければ嬉しいです。
それでは良い一日日を
《サービス》
1、国際VHF:56~162 MHz,-短距離通信(約20~30 km) チャンネル16で緊急通信用 免許が必要,初期費用: 1〜10万円 通信費: 無料
2、ワイドスター:Lバンド(1.5 GHz帯),日本の専用衛星通信、初期費用::数十万円、月額: 数万円~数十万円 2025.4.1より55円→177円/30秒
3、インマルサット:Lバンド・Kaバンド、衛星通信、世界中で利用可能- 商船・旅客船向け、初期費用: 50万~100万円、月額: 10万円以上(通話100円〜200円/分、データ数百円/MB)
4、イリジウム:Lバンド(1.6 GHz帯)、衛星通信、極地を含む地球全域で利用可能、初期費用: 約10万円- 通話: 約100円/分- データ: 約1,000円/MB
5、HF通信(短波通信):3~30 MHz,- 長距離通信が可能- 天候や地形の影響を受けやすい、緊急通信用途、初期費用: 約10万円~- 通信費: 無料
6、VSAT:Kuバンド・Cバンド、高速データ通信、商業用船舶で主流、広範囲カバレッジ、初期費用: 数百万円、月額: 約10万円以上
7、Starlink Maritime:Kaバンド(10.7~18 GHz)低軌道衛星、高速・低遅延(350 Mbps)、初期費用: 約35万円、月額: 約3.5万円~70万円
8、LPWA:免許なしで使える電波。長距離のデータ通信、低消費電流
①LoRa:,非免許帯(433 MHz、920 MHzなど)狭帯域通信で長距離対応(数km~数十km)超低消費電力、海上のIoTセンサーに適用可能、初期費用: センサーやゲートウェイ数万円~- 通信費: 基本的に無料
②Sigfox:非免許帯(868 MHz、902 MHzなど)、独自ネットワークを利用、データ送信量が限定的(140メッセージ/日)、海洋モニタリング向け、初期費用: デバイス数万円~- 月額費用: 数百円~
③NB-IoT:免許帯(LTE周波数帯)LTEインフラを利用、安定性とセキュリティが高い、船舶やブイでの利用に適応可能、初期費用: デバイス数万円~、月額費用: 数百円~
④CAT-M1:免許帯(LTE周波数帯)、LTE-Mインフラ対応、モバイル通信と互換性、船舶モニタリングや位置情報サービスに適用可能、初期費用: デバイス数万円~- 月額費用: 数百円~
⑤ELTRES:920 MHz帯、超低消費電力、最大100km以上の通信距離、高速移動体にも対応(時速100 km以上)、日本独自規格、初期費用: デバイス1~5万円- 月額費用: 数百円~数千円
《IEEEのマイクロ波の周波数による分類》
Iバンド / HF - 0.2GHz
Gバンド / VHF 0.2 - 0.25GHz 軍用航空無線
Pバンド / UHF 0.25 - 0.5GHz 移動体通信アナログコードレス電話特定小電力無線アマチュア無線(430MHz帯)
Lバンド 0.5 - 2 GHz テレビ放送携帯電話インマルサット衛星電話800MHz帯アマチュア無線(1.2GHz帯)
Sバンド 2 - 4GHz 固定無線移動体向けデジタル衛星放送ISMバンド 電子レンジ無線LANアマチュア無線などワイドスター(衛星電話)
Cバンド 4 - 8GHz 通信衛星固定無線無線アクセス気象用レーダー
Xバンド 8 - 12GHz 軍事通信気象衛星地球観測衛星捜索用レーダー気象用レーダー
Kuバンド 12 - 18GHz 衛星テレビ放送通信衛星
Kバンド(英語版) 18 - 26GHz 通信衛星
Kaバンド 26 - 40GHz 通信衛星
Vバンド 40 - 75GHz レーダー通信衛星
Wバンド 75 - 110GHz 電波天文学
mmバンド 110 - 300GHz
《参考》
【深堀】海のイドバタNEWS 「海って電波が通じない?海の最新電波事情」
https://note.com/theruleofoceans/n/nc7da6de1ae14
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