ぼくたちが銭湯をはじめたい理由 | yu
このエントリーをご覧いただきありがとうございます。突然ですが、年内に銭湯をつくりたいと思っています。
なぜ銭湯をつくりたいかというと、理由は単純で、自分たちがお風呂に入りたいからなんです。東京都の銭湯、実は一律で460円で入浴することができるのですが、1ヶ月通い続けたら、13,800円。タオルもレンタルしたら場合によっては20,000円近くなってしまいます。 ※参考:東京都浴場組合HP
年間で240,000円。どんなに銭湯が好きでもこの出費は痛いものです。それに、足が伸ばせるお風呂が自分の空間だなんて素敵じゃないですか?
さらに。高校時代、大学時代、何気なく将来のことや自分の生活の中で感じていることを語り合うのはいつもスーパー銭湯でした。気が合う仲間たちと裸一貫で語り合う。普段は話せないクサい内容もなぜか裸になると話せてしまう。お風呂にはそんな不思議な効果があると思うんです。
素敵な空間が失われていってしまうかもしれない
銭湯は昔から、地元の人や気の知れた仲間たちが集まり、その日にあったことを語り合うような空間だったようです。そんな憩いの場が、銭湯経営者の方々の高齢化に伴い、少しずつ少しずつ失われていってしまっているんだそうです。銭湯は基本的には家業経営が多いそうで、後継者がいないと「畳む」という選択肢を選ばなければならないんだそうです。
全国には約3,000弱の銭湯があり、週に1つ銭湯が閉業していっている状態。きっと、その閉業した銭湯の周りの方々は寂しい思いをしているのではないでしょうか。
そんな失われてしまうような空間が、自分たちが介在することによって保たれるのであれば幸せなことはありません。
これからやること
とはいえ、僕たちは今流行りの「サウナー」でもなく、銭湯ヲタクでもありません。まず僕たちがやることは、
・出来るだけ多くの銭湯に足を運ぶこと
これに尽きると思っています。実際に銭湯に足を運んで、その場所に人々は何を求めているのか、どんな要素がキーとなるのかをしっかりと肌で感じながら自らの銭湯経営の礎にしていきたいと考えています。
このnoteでは、日々訪れた銭湯のレポートや、銭湯経営に到るまでのプロセスを徒然と記していきたいと考えています。僕たちの銭湯経営ライフを少しでも楽しみながらご覧いただければ幸いです。
ただいま、クラウドファウンディングに挑戦中です。よければご覧いただき、ご興味を持っていただければご支援のほどよろしくお願いいたします。