ななつまⅨ巻読んだよ！！
※ネタバレ注意
どうも！待ちに待った、ななつまⅨ巻です！9だよ！
決闘リーグ決勝戦だぁ！
まず言っていいですか！濃いです！ってのも！今回のⅨ巻はほぼ三年生のお話でした！上級生の決勝や教師への復讐のお話は次に持ち越しです！正直そういうの期待してたんですけど、オリバー三年生編！やる事が多い分巻を分けてそれぞれのお話にボリュームが出るのは凄くありがたいです！やったー！！
んなわけで！感想かいてくよー！順番とか特になし！
一言！オリバー！！！お前は天才ダァ！！！
優勝おめでとう！！！！！！
この巻は特にオリバー・ホーンという人物が魅力的過ぎました！！それは今まで以上にオリバーの事を語る描写が多かったからだと思います。僕、主人公がめちゃ評価されてるの好き！！しかしこの主人公に至っては必ずしも良いことばかりだとは限りません。
彼には教師殺しの疑惑が掛かってるからね、実力以上にその人となりに真相の動悸が隠されてます。そう思うとデメトリオのアプローチは的確すぎます…！しかし肝心の手駒がどうしようもなく変わってしまったね。これもオリバーの手腕だね！
ユーリィしかり、ティム然り、オリバーは人を誑かすのがうまいねぇ！ティムを見てみろよ！変わり過ぎて周りみんな超絶ビックリしてんじゃん！しかも無自覚でやってるし！最高！ナナオやゴットフレイは剣と背中で語るけど、オリバーは言葉で導き、背中を支えてくれる、そんな感じがします！
今回のベスト分析はアンドリューズだね。オリバーは自分の想像つかない程の年月を背負っているのに他人に優しく誠実に在るって結論なんだけど、100点だよ！オリバーにしかできない事だね。この巻ゴットフレイやセオドールも語っていたね、オリバーが今に至るまでの年月や執念を。そんな彼の過去がキンバリー生なら分かるからこそ彼の優しさに誠実さ以上の眩しさを感じ取れるんだと思います！
あとテレサとオリバーの表の絡みが観れたのが個人的には大満足です！想像以上にテレサがオリバー好き好きオーラ全開でびっくりアンド微笑み昇天！しかけました。危うくね。オリバーが好きな人同級生にようやく仲間意識が芽生えたのは笑えたね！
オリバーは本当に人誑しの天才だと思います。読者の僕もメロメロさ！
次！決闘リーーーグ！
オリバー優勝おめでとう！！！！(二回目)
強いねぇ！派手さは無いけど観客が騒いでくれてるので凄いことしてるんだなぁって感じます！！オリバーの心の内で考えてる事を言語に変換して教えてくれるから読者も釘付けなんだね！
初戦のヴァロワ隊VSオリバー隊！前半凄く押されてましたね！純粋クーツやばいですね！オリバーをもってしても防戦一方です。しかし！ヴァロワとしてはこれは予想外でした！オリバーの役割からさっさと仕留める算段を立ててたので粘られるのはイライラしてたね。てかヴァロワはずっと憎悪を振り撒いてるよ！結果それが原因で負けてんだからね！オリバー相手に心身を削る勝負はダメだよ！まぁそれと関係なくヴァロワのクーツを推測で見切ったのは流石だね。それが出来るだけの今までを過ごしてますから！！過去だけで言えばヴァロワもマトモでは無いですけどね！でもⅨ巻も読んでるとこれも魔法使いの中では「普通」に分類されるんだよね。そんな普通を受け入れるしかなかったのに、この学年にはオリバーやナナオが居たからね、その波紋が学年全体に広まって、ヴァロワはストレスだったろうね。悲しいね。悲しいからナナオをぶつける！！ぜんぶ受け止めてほんの少しでも救えたのかな？オリバー結構厳しい事言ってたけど仲良くできるか！？ともあれ第一試合オリバー隊完勝！やったね！
次！コーンウォリス隊VSアンドリューズ隊！
ステイシーにめちゃくちゃ気合い入ってましたね！彼女とその従者であるフェイが今後も一緒に居たいからその価値を示したいんだね！可愛いね！尊いね！その想いそのままに最初から全力全身、己が今までの成果を披露します！その甲斐あってかアンドリューズ隊に有利をとったがそうは問屋が卸さないアンドリューズ隊でしたね！結果だけ見ればあと一歩届かず…ロッシが良い仕事をしましたね！ほんっと邪道ばっか上手くなりやがって！気持ちは大いに伝わったよ！でも本気で優勝狙っているならシェラをもっと有効に使ったり次に備えた戦い方をしなきゃだったね！てかてか！シェラやば強くないですか！？あれが本気なら確かに同級生では敵なしですね！父親に怒られて棄権にはなったけど、名家マクファーレンの恐ろしさが伝わりますね。それに背を向けず立ち向かったアンドリューズは素直に称賛できます！変わったのはとっくに分かってたけど、行動で証明されると実感が強くなるし嬉しいですね！
次！事実上決勝戦！オリバー隊VSアンドリューズ隊！
総当たりだったんだけどヴァロワ隊とコーンウォリス隊は心や身体の負傷で棄権したね。棄権したところでこの決勝の組み合わせの運命は変わらないのさ！だってあんなにも想い合ってるんだよ！グレンダ実況共々気分が最高潮だぁぁ！！！！
今までもそうだったけど一番槍に互いの大将が出てくるのは熱いよね！決勝の二大将に至っては互いにそれぞれが最初に来るの分かってる感じがします！軽い挨拶を済ませて前進！初っ端から全力の打ち合い！最高ですか！！！？アンドリューズは技のレパートリーが多いね！布石を幾つも打っておくの凄いね！そしてそれを読み間違えないオリバーね！彼の異質な強さが浮き彫りになってますね、対峙するアンドリューズは当然のように称賛してますけどね！二番手はナナオとオルブライト！それぞれの前線が割り込みます！力強い打ち合いの側でもオリバーとアンドリューズはいちゃついてるね！アンドリューズが多様に確実に詰めが見えると、それに比例してオリバーが対応できるの凄いっ！てなるよね！この二人は互いに高め合ってるのがよーーく解ります！今はアドリブの勝負です！今までの積み重ねがこの戦いに結実してます！その過去を想うより今を全力で楽しめている事が只々嬉しいです！よかったね！オリバー！
そして！最後にリングに入ってくるユーリィとロッシです！感動しました！一年生の頃から比べる物差しが足りなくなるくらい成長したロッシも最高だったし、実力の成長とは別に「自分」が成長、豹変したユーリィも最高すぎたよ！
まずロッシがユーリィを嫌ってる理由に震えましたね！彼自身苦労も勿論してるだろうし、沢山の努力をしてオリバーやナナオに胸を張って追い付きたいのに、其れを軽く思える相手に良い感情は湧かないよね。ロッシはオリバーの事大好きなんだから、彼と剣を交ね、今までの歳月が解るからこその苛立ちですね、
その拳はユーリィによく響いたね、ちゃんと噛み締め、何かではなく自分自身に聞いて答えを得られた、そんな素晴らしい事がありますか！？ここでようやく彼はデメトリオの分魂ではなく彼自身になれたんだ、いやー！魔法使いの意地と可能性を見せつけられたね！それと同時にユーリィを変えてくれた全て出逢いに感謝！
そうして整った舞台の盛り上がりは天井知らずです！本人達が一番昂ってるよ！何処までも拮抗した試合の中でそれが崩れてからの怒涛の展開には目を張ります！ここは読んでても一瞬の出来事だと理解したよ！だからこそ、その一瞬に自分の役割を背負いしぶとく足掻き散っていく、自分のチームの為に最善を尽くす姿…美しく芸術的すぎ！皆カッコいいよ！そして意図せず勝負の行方がリーダー達に委ねられたこの展開…！良すぎです！
アンドリューズの思考で最後が進んだけどいいね…オリバーの魅力を想い、結局は友達になりたいって気持ちを剣に込めてるのいいよね…！オリバーに伝わり過ぎるくらい篭ってたんだなって…！その想いに応える様に気持ちを伝えるオリバーはいい男すぎるね。こまる！
かくして、この勝負にはオリバーの勝利で決着がつきました。本当に紙一重の差でした！互いに全力を尽くした上での決着！最高の試合が築かれたね！その後のオリバーはほんと狡いと思うけど、気持ちを受け取った上で自分から言葉にする。天然人誑し野郎が！すき！経験や実績以上にこの二人の戦利品が出来たね！
この巻まだまだヤバいのが入荷してますよ〜
今後重要になってくるお話が幾つかあったね！
ナナオの嫉妬、カティの業、デメトリオの色々の３つ！
先ずはナナオから！前々から懸念されていた奴〜だ！オリバーの事が大好きだからオリバーと殺し合いたい衝動が膨れ上がってるよ！でも今回ばかりは仕方ないと思うんだ。勿論今までも悶々とした物を抱えてたんだとは理解できるが！オリバーとアンドリューズの戦いは正にナナオが求めていた物だからね！そのイチャイチャを目の前で見せ付けられたもんだからナナオの欲求が大きく膨れたよ！でも！今回抱いたのは嫉妬ってのは可愛いね！事態を悪化させる感情だとしても！しかしそれを治める斬り合いは禁止です！どっちかしんじゃうからね…ので！一時的な治療法として今回スキンシップが過激になってるね…いずれオリバーが性的に襲われる日が近いとは思うけど、オリバーの「傷」云々も心配です。
カティはどうしようも無いです！妥協が出来ないのは理解出来るけど、巡り巡ってこの世界が許容できない事を仕出かしそうで怖いです。てか本当にその衝動はヤバ過ぎる。異界の物に対して、一瞬後には破滅が約束されているのに知らない事を許さないカティの衝動。今回生きていたのは本気で偶々だと思う。沢山迷惑かけている事を自覚しながら、其れでも笑っているのなら……それは最早魔法使いの宿命以上に彼女が魔に呑まれる日が近いのかもしれません。或いはそれこそ異界に手を貸し、この世界から恨まれる未来も想像出来ます。このラストを見る限り僕は彼女の明るい未来が遠ざかったと感じます。オリバー救ったげて！！！てかカティの父母が過去異界関連でやらかしたってお話もあったし、血って恐ろしい…幾らオリバーやナナオが寄り添っても、魔法使いとしての使命自体は捻じ曲げれないね。だからオリバーが必死に戦ってるんだよ！魔法使い怖い、恐ろしい！
最後！デメトリオ！
憎めないよぉ〜元村付きで生徒に優しくて強いよ〜！どうしてクロエを虐めたの〜！？まぁ今回で何となくですけどその理由も分かる気がします。デメトリオは異界に強い興味を示していて、それを深く知っていて、それに深く関わる絶望を持っている描写もありましたね。故にクロエが異端関連で何かを成そうをしてたなら、それ相応の敵対するだけの理由もある事は分かります。
さらに憎めないのがユーリィに逃げられた事だね。デメトリオを避けているって事はもう全てを察しているんだろうね。それで逃げ切れる程の相手では無いでしょうが、幸にして分魂による調査をデメトリオが汲み取ることは一時的に亡くなりました。もうオリバーの目前まで迫っている疑いをどうかわすのか、或いは計画を大幅に早回ししてしまうのか…。どちらにせよ猶予は少ないです！教師とは別に自らの意思でユーリィはオリバーをどう解き進めるのか。期待です！
バネッサをターゲットにしている中、デメトリオの手が迫っています！次回Ⅹ巻！ゴットフレイとレオシオンの雄雌を決める決勝戦とその裏で動いているオリバーと同志たち！ナナオと若干気まずかったりカティの将来、ユーリィの立ち回り！楽しみですね！！！！！！
テレサは宇宙一可愛いね！