セカンドオピニオンと抗がん剤と

2021年11月乳がんステージ4の宣告
紆余曲折しながら
延命にチャレンジ中の整体師です

前回の記事で、脱毛後の短い毛が嫌で、バリカンで剃ってしまった！って書きましたが、早々にその必要がなかったことがわかりました（涙）

先日、転院先の病院に初めて行きまして、今後の治療方針を決めたのですが、次に使う抗がん剤は「エンハーツ」。

この抗がん剤は脱毛するらしく、思わず看護師さんに
「剃るんじゃなかったです…(⁠θ⁠‿⁠θ⁠)」
って言ってしまいました笑。

まぁ、そんな後悔は置いといて！
転院先の病院の先生は、とても物腰柔らかな女医さんでした。
普通に話を聞いてくれるというだけで、こんなにもほっとするのだなと感じました。

前の主治医の時は全く出来なかったことなのですが、患者の話を聞きながら治療方針を決めるというのは、やはり医療の基本なのではと思います。

チーム医療を取り入れている病院とのことで、癌治療のサポートをしてる看護師さんも診察に同席されて、カウンセリングもしてくださいました。感動です！

「前の病院でも言われたかもしれませんが
〜」と色々と丁寧な説明を受けましたが、言われてませんでしたが？みたいな事が色々と…。病院によって、ほんと変わるのですね。

セカンドオピニオンは、今の治療でいいのか？と悩む方には、ぜひ受けてほしい制度です。同じ標準治療でも、先生によって、そして病院によって変わるのだなということが、よくわかりました。

私の場合は、主治医にセカンドオピニオンを受けることを伝えるのも結構勇気が必要でしたが、大きな病院であればあるほど、結構普通のことのようです。

特に、私のようにステージ4で、延命としての治療を受けてるがん患者さんは、長く病院にお世話になります。縁起でもないですが、最期の時まで、その病院にお世話になるわけです。

なので悩んでる方が居たらぜひ、お勧めします。納得のいく治療を受けるためにも、面倒ではあるけど一歩踏み出してみてください。

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さて、無治療を7ヶ月やってきましたが、いよいよ抗がん剤を使うことになりました。

私の癌タイプは、HER2。
一昔前なら繁殖力が強くて延命できない部類の癌でしたが、幸いにも効果的な抗がん剤が次々と開発されて延命出来るようになってきました。

とはいえ抗がん剤と副作用は、切っても切れないので、どこまで体調を維持できるのかも大切です。

要は延命のがん治療は、QOLと、バランスなんですよね。

無治療の間、癌の自然退縮を期待して、漢方や水素療法とかやってみたのですが、癌細胞が徐々に皮膚を破ってきました。乳がんは、皮膚近くに腫瘍が発現するので、進行すると皮膚に出てきます。

癌細胞も個性が色々あり、中には免疫系が活発になると消えてくれるものもあるのですが、いわゆる癌の顔つきが悪い細胞だと免疫系の働きをかいくぐって繁殖するんですよね。

私の場合は、癌の顔つきが悪いようです。元気が良すぎる。

まれに自然療法で治ったという人が
「抗がん剤なんてしたらダメ！」
って言うのですが、そもそも細胞が違うので、難しいところですね。

同じように
「免疫あげて！」
って言われるのですが、免疫はあるんですよ。風邪もほとんど引かないし、引いても一日で治るし。

そもそも「免疫あげて！」って言ってくる人も、雰囲気で言ってる気がするので、受け流すのが良いのかな！？

ま、私は私で治療に向き合うのみ！
抗がん剤が合って、うまく共存出来ますように。
使える薬があることに感謝ですね。

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