近くに競合店ができてしまいました
競合店との違いを活かす:セラピストとしての自分らしさを大切に
こんにちは。
今日は「競合店が近くにできたらどうする?」というテーマでお話します。
この問題は、多くのセラピストが一度は感じる課題かもしれません。
特に、似たようなサービスや雰囲気のお店が近所にできると、不安に感じるのも無理はありません。
「競合店」の定義を知る
まず、「競合店」とは何かを考えてみましょう。
ターゲット
:同じ顧客層を狙っている。
商品またはサービス
: 提供コンテンツが同じ。
価格帯
:ほぼ同じ価格設定。
同じようなサービスを提供していても、目標が異なれば競合店にはなりませんし、同じ顧客層を目指していてもサービス内容が異なれば競合店にはなりません。
とりあえず冷静に「本当にそうなのか?」を見極めることが重要です。
違いを強みに変える方法
他のお店と自分のサロンがどこで違うのかを知ることは、自分の強みを発見します。
あるエステサロンの経営者が、「近くのネイルサロンがエステメニューを始めました」と相談に来られました。
そのネイルサロンは発信力が高く、「やり手」な雰囲気です。
相談者さんは柔らかく優しい雰囲気を持っていました。
私は、「その雰囲気こそが強みです」と伝えました。
エステやセラピストのサービスは、その人自身の人柄や雰囲気が大きな魅力となります。
「話しやすい」「安心感がある」といった要素が、お客様にとって大事だからです。
「人」が最大の差別化ポイント
セラピストの世界で特に重要なことは、「人」の存在です。
お客様はサービスだけでなく、施術者の人柄や雰囲気を重視します。
お肌や身体を任せる相手として、「話しやすい」「安心感がある」と感じられることが非常に重要です。
施術者が違うと、提供するサービスの質や雰囲気が大きく変わるので、競合にはならないと思います。
競争ではなく、共存を目指す
競争意識を持ちすぎると、「負けたくない」「勝たなければいけない」と焦ってしまいがちです。
でも、それは本当に必要ですか?
私自身、開業当初に近所に同様のサロンができたとき、自らお客様としてそのサロンを訪問しました。
そして、「近所で同じようなことをやっています」と自己紹介しました。
その後、情報を共有したり、一緒に集客のアイデアを話し合ったりする関係が築けました。
特にセラピストの仕事は、お互いに尊敬を持ちながら、応援し合うことで広がる可能性があります。
一緒に地域全体の魅力を高め、社会全体を豊かにしていく視点を持つことが大切です。
最後に:応援し合う文化を広げる
競争が避けられない資本主義社会においても、セラピスト業界では応援し合い、共に成長する文化を広げることができます。
競争を「敵」としてではなく、共に地域や業界を盛り上げる「仲間」としての視点持つことで、より豊かな社会をうまくやっていけるはずです。
このような視点を持つことで、競合の存在を不安ではなく、自分らしさを見つめるきっかけになり、あなたを変えることができるでしょう。
人に愛されるセラピストを目指してくださいね。
「セラピスト開業支援スクール」は、サロン開業したいセラピストのための開業専門オンラインスクールです。
https://www.instagram.com/therapist_startup_school
毎週土曜日のお昼12時にpodcast配信中♪
https://x.gd/RGpXF
youtubeでは月曜と木曜の20時にプレミア公開しています♬
https://youtube.com/playlist?list=PLYjOiMz0a1JwkEptmWmVANJcRpbVBuVwD&si=noad2kyEbj7MR4e5
ご意見、ご感想は番組公式LINEからお送りください
https://lin.ee/4WNJl1p
校長ちこりんのInstagram
https://instagram.com/chikoto.love
note編集担当なおりんのInstagram
https://instagram.com/naorin_design