【備忘録】人に依存しない道具の配置方法
備忘録もかねて、自分が意識してやっている事の記録もたまには残そうかなと思います。
私が試行錯誤してるものの一つに、「管理している本人がいなくても、何をするべきなのかある程度意図が通じる道具の配置」というものがありまして。
いろんなものに適応している概念ですが、文フリで売り子に道具を託した時の荷物の配置は、これを意識して仕組みを作っていました。
基本は周囲のやり方を真似ている事が多いですが、「会社は環境整備で9割変わる」という本も参考にしました。
本書の著者はかの有名な、素手でトイレを洗わせたのを美談にしている会社に所属しています。
──ブラウザバックしないで。私だって誰のものとも知れないクソが付いた便器に素手で接触して感染症発症、なんて文字通りクソみたいなくたばり方はしたくないです。
だから初めて本を聞いた時はヴォエーまじかよと思ったし、今でも思ってます。
しかし、こういう技術体系は概要を理解した後、自分に必要な所のみを盗んでアレンジするもの。と言うわけで私も必要部分のみを抜粋してます。
以下、具体的運用ルール↓
・指示と道具の配置は、「ねるねるねるね」を意識する
分からん?すいません。
電話で指示しながら「オフチョベットしたテフをマフガッドしてリットにします」と言っても、ある程度同じ習熟度の人間じゃないと指示が伝わりません。
なので、「1番の粉に付属のコップを使って水を入れて混ぜたら、2番の粉を加えてね!」ってねるねるねの取説方式。扱う人間の習熟度に関わらず一定以上の指示を与えられるように、道具の入れ方を合わせる事を意識しています。具体的には
・遮光性を求められない限り箱は透明にして、何が入っているかを外側に記載する(不透明な箱や段ボールは極力使わない)
・箱をしまう棚に、箱と同じ名前を記載する(脳死で元の場所に戻せるように)
・見慣れない道具を入れている場合は、入れている場所に名前と数量を書くか、道具の写真と名前を記載した名前一覧表を同封する(写真と見比べて扱えるように)
・複雑な収納の箱なら、道具を綺麗に納めた状態の写真と名前一覧を入れておく(元に戻せよ的な)
・使用期限を記載した在庫表を作っておく/在庫が足りなくなる前に、「これに手を付けたら在庫を五個追加!」的なカードを入れておく。
・指示を必要とする場合の連絡先や、資料のある場所を記載する。資料はできるかぎり簡潔なものと詳細なもので配置を分け、必要ならショート動画ですぐ見れるようにしておく。
・絶対に欠かして欲しくない作業については、ごく簡単な指示を作業中目につく場所に書いておく
・道具は使う順番に配置する
・同時に使うものに色シールを付けたりして、なるべく感覚的に使えるようにする
・なんらかの技術継承を主軸にした道具配置の場合→自分以外に道具を扱ってもらった時に生じたミスは、自分も疲弊時にやらかす可能性があるミス。必ず記録して、仕組みの方を合わせていく。
経験不足に由来するミスは、指摘はしても基本的に責めない。「ごめん分かりにくかったね。体制直しとくわ」のスタンスを崩さずに改善点を説明、体制の方を調整したらミスした人に報告して、動きを合わせて貰うように再度お願いする。
てめぇ体制に関係なく舐めプしたなって場合は明確に怒る。
……と。たぶんこの辺を気を付けてると思います。今後も気を付けたいなと思います。
以上!
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