山にもいろいろありまして
山モードは終わったはずなんですがまた山ですね(笑)
でもここではトレッキングも展望台もなしです
やや霞がかった遠景を眺めるだけが目的です
サン•ヴィクトワール山
画家セザンヌが生涯描き続けた山です
それにしてもかなりの距離があり実際に画家が描いた場所に立っても近景の糸杉に邪魔されずに見るのが難しいほど
もう少し眼前に迫る感じかと思ってました
人付き合いが得意ではなかった彼はパリに馴染めず地元に戻って来ます
しかしここでも周囲から敬遠されていたようで地元の美術館の館長は「自分が生きているうちはセザンヌの絵をこの美術館に入れることはない」とまで言ったそうです
現在は10点のセザンヌを擁しその他にも多くの名画を誇る素晴らしい美術館ですが、今でも地元のこの山を描いたセザンヌの絵はコレクションできていないようです