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哀しみのアルル

日本に憧れたゴッホが目指した街アルル
この時点で既になにかがおかしいのですが、画家達の共同コロニーを作ろうと努力します
しかしやはり上手くはいかずだんだんと心を病んでいきます
常軌を逸した行動を見せ始めたゴッホにアルルの人たちは連名で立ち退きを要求したんだと、現地の人が話してくれました

この街にゴッホの絵は一枚もありません
もしかすると彼を追い出してしまったという負い目を感じているのかもしれません

自室を描いたアパートは焼失し、観光のために再建したと思われる跳ね橋もいまは見捨てられてしまったかのよう
皮肉なことに彼が療養した病院だけが当時の面影を残します

写真は「昼のカフェ」です
もちろんオリジナルは黄色の照明が印象的な「夜のカフェ」
ところがこのカフェも今は営業していませんでした
ここはやっていると聞いていたのに...

夜のカフェはあまりに寂しくてせめて光のある昼の写真にしました

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