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うみたいわジャーニー出航

 2年後に実現してしまうかもしれない、福島原発事故からの汚染処理水の海域放出。本当にそれで良いのだろうか?の疑問と恐れを感じた有志でスタートした取り組み。汚染水の問題はとても深く、複雑だなと改めて感じ、そして、汚染処理水の話だけでなく、私たちが創造したい未来を表現したスローガンのもとに対話を続けていきたいと言う思いから生まれたのが「うみたいわ」です。

 本日約30名の乗員乗客を乗せて、出航しました。

うみたいわ 0930 (1)

私たちが大切にしたい、海の対話、
これから産み出していきたい未来の、産み対話、
新しい解決法を一緒に、生みたいわ〜、
利己主義から生み出してしまった、様々な、膿を見つめる、膿対話、
変わらない現実に疲れこれ以上続けるのが嫌になってしまっている、トラウマを表している、倦み対話。
 「うみたいわ」この言葉一つとっても、いろいろな意味があり、人ぞれぞれの価値観があることと重なって聴いていました。
 この旅で、私たちができることそれは、主要なステークホルダー(利害関係者)の方の声に耳を澄ませて、関係を築き、システム全体を見る視点を得て、そこからどうするのかを考えることだと思ってます。

うみたいわ 0930 (2)

 私たちは、この利害関係者の方と対話を行うということが、難しく、チャレンジングな試みをしていると思っています。関係が築けているわけでもありません。集まっていただいた方々のつながり、そして、今この文章を読んでくださっている方々のつながりで出来てくると信じてます。乗員乗客が一堂に集まってから、大切にしたいこと、元気付けてくれていること、不満に思っていることなど、じっくり時間をかけて、ペアインタビューを行い、そのペアインタビューからの気づきの共有と続きました。私は、「未来の子供達のため」と言う言葉に心動かされ、「この事故のことを無かったことにしたいととしたら(無かったことには出来ないことは承知です)?」と言う問いの中に、何か日本的な、感覚を感じました。

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 この利害関係者からのお話を聞いて、そこからの対話会「うみたいわ」は、これまで様々なところで行われている講演会・対話会と一つも二つも異なる次元の対話会になっています。

次回は10/28 20:30 から

国際環境NGOグリーンピースジャパンの鈴木かずえさん、これ以上海を汚すな市民会議の織田千代さんのお二人においでいただきます。

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