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ツインギターと2種類の楽曲って合うよね。

2024年8月31日「浅岡雄也ソロ楽曲×FIELD OF VIEW楽曲 合盛りLIVE 横浜ReNY β」が開催されました。配信で参加した感想です。

浅岡さんソロ曲とバンドFIELD OF VIEW(以下、FOVと略す)の曲をやる、と予告されていた時から、これは絶対楽しいに違いない、と思っていた。更にサポートメンバーにドラマーのSATOKOさんが加わると知ってから、どんな音が飛び出すライブになるのか非常に楽しみにしていた。
それにしても、合盛りって。カレーの合掛けみたいだな。

9月2日、浅岡さんのnoteでセトリが公開されました。

本当に、ソロ曲とFOV曲が交互のセトリです。MCが入るタイミングで数曲ずつまとまりがあるのかな。
ソロ曲とFOV曲両方に馴染んでいる筆者だが、このセトリなら、どちらか一方を知らない状態で耳にしてみたかったな。

以下、曲名をかぎ括弧太字で表記します。なお当方、左斜め下の独特目線で感想を認めています、とお断りしておきます。

浅岡さんご登場の前に、森本隆寛さんとスペシャルゲストのAZさん(Z)のツインギターの演奏が、めっちゃカッコよかった!森本さんは端正なギター、AZさんは賑やかで力強いギター、それぞれの違いが表れている。
ツインギター、すごく良いよなぁ。

「渇いた叫び」から始まるって、ソロ一見さんにも優しいセトリだ。知っている曲があると嬉しいし。

「夢見続けて今も」「風花」(ソロ)→ちょい休憩→「Last Goodーbye」
「風花」はソロ1stアルバムの曲なので、この3曲は爽やかなFOVの雰囲気にまとまっている感じ。「風花」お久しぶりな気がしますが、やっぱり良いなあ。
「Last Goodーbye」森本さんのギターのイントロ、いい感じ!筆者はこの曲のイントロからFOVにハマったので、イントロにはちょいとウルサくてすみません。土曜の夜に「世界ふしぎ発見!?」のエンディングで流れてきたイントロに「何だこのカッコいい曲は?!」と衝撃を受けたので。


「壊す」系だの「世界が滅びればいいのに」系だの、ぜひぜひ!求む、ダークなヤツ!
なので「イミテーションロック」「Think of myself」(FOV)→「Forget-meーnot」の流れが凄まじい!

何なんですか、この、闇→爽→闇の切り替わり方!同一人物とは思えません。が、これができちゃうのが浅岡さんなんだよな。

「イミテーションロック」の森本さんのギターが終始カッコイイんですけど!ものすごいロック!後半のhanaさんの鍵盤も効いている。
終了直後、浅岡さんが左腕を挙げたまま動かなかったので何事が始まるのかと思ったら。ダークから爽やかに急には変身が難しいからな。一旦落ち着こう。でも爽やかからダークにはすぐ変身できちゃうんだなー。
「Think of myself」
この曲を演奏するとは思わなかった。FOV1stアルバムからの1曲。背中を押されてた一人です。
「Forget-meーnot」
爽やかからこの曲に行くセトリがすごい。爽やかを残しつつ、かわいらしい感じの歌い方でした。が、曲と歌詞がダークなので、いい意味で落差にやられます。間奏の森本さんのギターとhanaさんの鍵盤がカッコよかった。


「Magic Time」

8月31日発売の最新シングルのカップリング曲。出た、かわいい浅岡さん。歌詞間違えるのもかわいい〜って言う程優しくないぞ筆者は。
よりによってそこの歌詞、間違えてほしくなかったぁ!!新曲だしライブでの演奏は2回目だしhanaさんがかわいいから今回は良しとします。2回と3回の拍手で参加できるのが楽しい。ライブとCDではどういう風に違って聴こえるのか楽しみです(最新シングルが届きました)。

「Rock'n'Roll EndRoll」
夢を叶えたギタリスト浅岡さん。良かった良かった。ベースの徳永暁人さん、ドラムのSATOKOさんが演奏しつつ優しく見守ってました。
ギターが浅岡さんに渡されて準備している時の、ギターストラップを掛ける・掛けてもらうの一連の流れが好きなんだよな(やたら細かいな)。
森本さんはかなりあっさり掛けていたけど、以前のライブでスタッフさんが掛けた時にストラップが体に沿うように捻れがないように整えていた事があって、それがすごく良いなあと(どこ見てんだ)。

「アナタトミライヲ」
このメンバーでのこの曲、音が新しい!
もしかしていつもより少し速めだったか?小刻みなギターの音が入っているから、速く聴こえただけか?このギターがかっこよかった。
やっぱりツインギター、良いなあ。


アンコール直前、SATOKOさんがソロでドラムを演奏してくれた!客席に拍手を求めて盛り上げてくれました。めっちゃ速い!のに崩れない!
カッコイイ!

からの
「FIELD OF VIEW」
この曲はFOV4人で演奏されたことがなく、2020年発売のCD「FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020」ZAIN RECORDS(ZACL9115-9116)に収録されているだけです。浅岡さん、小橋さんの2人体制のFOVでライブ演奏されたことはあります。
そのため筆者はFOVの曲としてはあまり馴染んでいないので、ソロ曲寄りだと言っても違和感がない。カッコイイ曲がよりカッコよかった!


新橋の酔っぱらい…を演出するために、アンコールで出てきた時にあえてジャケットのフラップを右は仕舞って左は出していたんですね?演出が細かいなぁ。
今回は最初からジャケット袖からシャツの袖が出るのを気にされていたようですが(首回りで選んでいるためかなと推察)。やはりシャツもオーダーされるのが宜しいかとじいは思いましたですぞ。

最後の撮影OK時に森本さんとhanaさんのいちゃいちゃを許可していましたが。浅岡さんも徳永さんといちゃいちゃして良いんですよ!次回は遠慮せず、どうぞ!若者のいちゃいちゃは無条件でかわいいが、おじさんのいちゃいちゃも場合によっちゃ、かわいいので。

SATOKOさんが終始、ニッコニコの笑顔で演奏していたのが印象的でした。楽譜を確認する時は表情がキリッと真剣ですが、正面を向いた時は必ず笑顔!素晴らしい!ドラムはボーカルの真後ろに位置する事が多いから、常に観客の方を向いている、て事を意識されているんだろうな。この笑顔で、楽しい!というのが伝わって来る。

AZさんのギターの音は良い意味でノイズが入った感じがして、勢いがあるな。配信カメラの近くなのでお姿が良く見えましたが、衣装が黒いレザーのスカートなのかな?ギターが白、スカートとブーツが黒でモノトーンなのに何故か派手に見える。


セトリにはバラードが1曲もない(アンコールは除く)。これだけでも勢いがあるのが分かります。そして全曲良い!

同じ曲を同じボーカリストが歌うのに、全く異なる色をみせてくれた。ソロ曲は進化した感じだし、FOV曲はソロ浅岡さんがカバーしているって感じでもないし不思議な感じ。
同じ事をFOVでやったら怒られるかも?なギリギリを攻めていた曲もある。今回は浅岡さんのソロライブなので、筆者としてはFOV曲も浅岡さんの好きなように歌っていただければそれで良いです。

メンバーが変われば音も変わるのは当然だが、一人ずつが持つ曲の解釈が合わさると同じ曲が新しい音になるのか。本当に一期一会なんだなあ。
FOV曲をそのままを演奏していると思いきや、ちょいちょい演奏者の個性が現れているのも面白い。それが全然嫌な感じではなく、そこにそう来るんですね!いいね!という驚きの方が大きい。これも、演奏者各々が曲に敬意を持ちながら解釈した結果出てくるものなのだろうな。

すごく楽しいので、これは他のセトリで合盛りもあると良いな!

アンコールで浅岡さんが言っていた30年後の「セピア」はぜひとも聴いてみたい。「FIELD OF VIEW Ⅰ」の30年後の音、気になるな。
LUNA SEAも96年発売のアルバムを23年にセルフカバーしているから、FOVがダメって事は絶対にない。実現すると良いな(その時のジャケット写真は1stと同じ場所、同じスーツでお願いします)。