【前編】リベンジ!みちのく一人旅をやってみた!
推し活のためのみちのく一人旅を途中で断念した記事を書いてから早半年。
リベンジの時は来た。
今回は浅岡雄也さんの推し活ではなく、純粋に友人に会って来ました(浅岡さん関連は動機が不純に聞こえるな)。
行き先は、青森県弘前市。
今回は往復とも日本海側を通るルートを選択。最近、移動する時に往復別々のルートを使おうとすると途中で電車が止まることが多く、何かに阻まれているようなので気のせいとは思いつつも安全策を取った。
前回、強風でこの先には行けません、と降ろされてしまった酒田駅まで順調に進む。と言っても新潟県がやたらと長いが。
新潟から秋田行きの特急いなほの車内には電源コンセントはない。ついでに、車内販売もない。充電と飲食物の準備をお忘れなく。
途中の日本海の表情もとても穏やか。
天候の良い時期の日本海側って、いいなあ。
旅のお供の音楽は、前週にライブに行ったFIELD OF VIEW。
「Extra Rare BEST 2020」(2020)、
1stアルバム「FIELD OF VIEW Ⅰ」(1995)、
5thアルバム「CAPSULE MONSTER」(2000)の4枚(「Extra Rare BEST」は2枚組なのです)。
「突然」(1995)なんて、思いっきり海辺の曲(でもたぶん太平洋側)だから、爽やかさが合う。日本海だけど、海の色は綺麗だ。
いなほにコンセントがないので、ポータブルCDプレイヤーを持参した。元々CD派なので持ち運びは苦にならない。
万が一のトラブル発生時にスマホの充電がない!とならないように、スマホに入っている浅岡さんのソロ曲を聞くのは我慢。
小型充電器は持参したが、道中が長いので用心に越したことはない。
あっという間に山形県に別れを告げ、乗り換えの秋田駅に到着。
ここで青森行の特急スーパーつがるに乗り換えるが、接続の時間が50分ほど空く。ちょうどお昼時なので、秋田駅で昼食にしよう。
降りたホームの向かい側には、既につがるが停車している。しかも、ドアが開いてる?!
ホームにいた駅弁売のおじさんに聞いてみた。
ドアが開いているから、もう乗れるよ、とのこと。え、そうなの?乗って良いんだ!
お弁当を買って停車中の車内で食べても良いそうです。
どうしよう…とおじさんの持っている駅弁を見ると、ラスイチ!
しかもアワビのお弁当!
でもちょっとお高め!
おじさんは、値引きしてこの値段でいいよーと言ってくれている。
が。ちょっとゼイタクな気がしたので、上の階のお弁当も見てみます〜といそいそと改札へ続く階段へ。
忘れがちだが、一度入場したきっぷでも有効期間が「◯日間有効」となっていれば改札を出ることができる。今回は旅の初日から2日間有効となっていた。
自動改札でピンポーン♪と鳴って止まりたくないので(恥ずかしいから)念の為、駅員さんのいる窓口で出られるか確認しました。出られますよーとのことで自動改札を抜ける。
秋田に来ました!
改札を出ると右手に駅ビル、通路の向こう側には立ち食いそばとスタバ、お土産屋さんが並ぶ。乗り換え時間の使い方を分かってらっしゃるなあ。秋田新幹線の停車駅だもんね。
駅弁売のおじさんには申し訳ないけど、お弁当じゃなくて駅ビルでお昼ご飯を食べよう、とうろうろ。改札隣りの駅ビル、ホント、ありがたい。
わ、どこも行列してる!普通にお昼の時間だもんね。稲庭うどんのお店も行列している。
うーん、時間大丈夫かな。
ナイスタイミングでラーメン屋さんに席が空いているのを発見。この機を逃してなるものか!って勢いで入店。
事前注文、事前精算方式。
秋田に来たならば、コレ!
横手やきそば!
ラーメン屋さんだけどオススメの品だったし、熱いスープがないから早く食べられる。太麺で少し味が濃い目。目玉焼きの黄身が半熟で、麺に絡めて食べると味がまろやかになるなあ。
ごちそうさまでした。
よし、時間はまだある。
駅ビルでおやつに何か買おうかなー。和菓子屋さん率が高いな。6〜7店舗は和菓子屋さんだ。
どれも美味しそう。いかん、目移りする。結構ぐるぐるとお店を何度も巡ってしまった。
かおる堂の秋田犬のもろこし、かわいい〜。
買い!
ホームに降りてつがるに乗車。ついでに、つがるにも電源コンセントはない。
三松堂の桃大福をおやつに購入。
若桃は小さくて甘くて、カリカリ小梅みたいな食感。そして中のこしあんが!紫がかった綺麗な色。こんな上品な薄い色のこしあん、初めて見たかも。甘さも丁度よくて、これはおいしい。
車窓を眺めつつ、おやつを食べつつ、音楽聞きつつ、友人に連絡しつつ、前の席の和装のご婦人方の会話が耳に入ってきつつ、note書きつつしていたら、弘前駅に到着。まあまあ長かった…。
秋田県縦断だもんね。
弘前駅に降りると、どこからともなく津軽三味線の音がする、と思ったら。
発車ベルが津軽三味線!
うわ、めっちゃカッコいい音!
青森に来たなあって実感する。
さて、友人と久々の再会だ!
中編へ続く。