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その2 この曲NHK「みんなのうた」じゃなかったっけ?

聞けば聞くほどそう思う曲があります。
それは、

浅岡雄也

「ソラシド令和の歌」  

作詞作曲 浅岡雄也

(2023.4.8発売 13thアルバム「世界の果てで逢いましょう」7曲目)


曲名からしてすごくそれっぽい。
「ドレミの歌」風な曲名。

NHKみんなのうたのHPで検索すると「令和」が曲名に入った歌はまだないようだ。
ついでに明治から平成までの元号も検索したが結果は、なし。
これは「みんなのうた」初の元号入りタイトルの曲としていけるんじゃないか?!


以下、歌詞は歌詞カードから引用する。

歌い始めはちゃんと♪ソラシドレの音で始まっていて、頭に残るメロディ。

そらしド 令和なんだ 未だ遠き 
あの夢 WOW

曲名はカタカナで、歌詞は「そらしド」で表記されている。
曲名がカタカナなのは「ドレミの歌」ぽくまとまるからかな。


「そらしどれいわ」は歌詞に3回出てくるが、インパクトがあるからもっと出てくるかと思った。意味よりは言葉遊びと音遊びを楽しむのが良さそう。

アルバム発売前のライブで初めて聞いた時、曲名のインパクトと共に、すーごくゆっくりなテンポだなぁと思った。
きちんと計測ができないけど、素人感覚でピノキオの「星に願いを」と同じくらいか?

ライブ会場でモニターに渦巻きがぐるぐる回る映像が流れた事があり、雰囲気に妙にはまっていたため、曲全体が渦を巻きながらゆっくり浮遊しているように聞こえる。

そして、ライブで浅岡さんが曲に合わせて動いている姿が面白い。
決して踊っている訳ではなく、

動いている

としか言いようがない、独特な動き。
しっかり歌いながら動くので笑ってしまう。この動き、小学生に流行るかも?


そして高くユクんだ 愛とか信じたり 
愛とか混ぜたりね

「そして高くユクんだ」は音も上がっていくから、螺旋を描きながら浮遊していく感じが強い。「愛を混ぜる」てすごい表現はどこから来たのか。ここもぐるぐる混ぜてる感じで渦巻き登場。


今更 間に合わない 弱気だった 
決めたのは誰だい

ゆるい曲かと思ったら、不意に現実を目の前にポン、と置かれてドキッとして考える。
でもここ、

朝日はまた昇んだ 毎日 奇跡だね
だけども腹減るなぁ

腹減るって、歌詞になっちゃうのか。日常使う言葉が使われていて歌が身近に感じられるのも「みんなのうた」ぽいところ。


「みんなのうた」以外なら、ソラシドエアのイメージソングにいかが?爽やかな飛行感はないけど不思議な浮遊感はあります。