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推しつながりで行ってみた♪【五味孝氏編】

どんなキッカケで楽曲やアーティストを知るのかは、人それぞれだと思います。

今回は、推しつながりで知った方々をご紹介します。筆者の推し、浅岡雄也さんの繋がりです。


その方は、T-BOLANのギタリスト、五味孝氏さんです。
2024年9月22日開催のソロライブツアー「ARE YOU STILL BEING FOOLED?」に行ってきました。

(2024年9月23日確認)


元々、五味さんがFIELD OF VIEWのボーカル、
浅岡雄也さんとは先輩後輩で仲良しと存じていましたが。直接の切っ掛けは、五味さんのギター演奏でした。

2023年1月の浅岡雄也さんバースデーライブにゲスト出演されたのです。
この時に浅岡さんの「あの日の少年」という曲を演奏されたのですが、これがもんのすごいカッコイイギターだった!
曲が良い方向に激変していて衝撃を受けました…。

そんなカッコイイギターの音を生で聴く機会があったら良いな、と思っていたら、意外と早くやって来た。それが今回のソロライブツアーです。

しかし、会場のキャパはかなり少ないのでチケット争奪戦だろうなあ…取れるかなあ…取れたとして一見が行っても大丈夫かなあ…と一抹の不安がよぎる。でもチケット発売日が休み、って何のタイミング?!これで取れなかったら諦めるしかない!と思っていたら幸運にも取れました。
友人と参加決定!


警報級の大雨だったが、幸運にも開始1時間ほど前からは雨が止んで青空まで見えていた。

五味さんて、もしや晴れ男?

会場のJazz FLASHはライブハウスというよりもジャズ喫茶のため、やはり狭い。正確には数えていないが、席数は26〜27ほど。それも通路に椅子を置いて席を足したりしてギリギリな感じ。目測でステージと客席の奥行きが同じくらいかな。

そしてステージが近い、というか客席との段差がなくほぼフラットなので座っていると丁度良い目の高さでご本人が見える。

偶然、正面左側の席に座れたので、まさに五味さんの手元が見える位置!

ギターの音の他に、弦を爪弾く音も聴こえる距離感。これはすごいな。

会場の壁が木のためか、音が柔らかい感じがする。音量は大きいが耳が痛くなる事はなかったな(当方の耳比)。

天井も木製です


ツアーはまだ続いていてセットリストは公開されていないようです。ネタバレのないように書いてみます。メモ等はしておらず、筆者の記憶を頼りに書いているので、間違いなどもあります。
プラス、当方、左斜め下からの独特目線での感想が多いです、とお断りしておきます。


洋楽✕邦楽のカバーが面白いなあ。あ、この曲知ってる!のに、この歌詞だっけ?!って騙されてしまって楽しい。うまくハマるんだなあ。一曲、原曲に振り付けがあるけれど、残念ながらギリ世代じゃないので踊れず…踊れたらもっと楽しかったかも。これから行かれるご予定の方は練習されると宜しいかと(三人娘のあの曲です)。


YouTubeを見て予習してね、と言っていた曲も演奏してくれました。ギターソロが2分くらいある曲。集中した演奏で、聴き入りました。


インスト曲の他に弾き語りもありましたが、ボーカリストについて次の名言が飛び出ました。
「ボーカリスト達はナルシスト」
だそうです。
右手でハンドマイクを持って歌う時、ギターを携えていないので左手の置き場がなく手持ち無沙汰になるそうで。ボーカリスト達の左手は何かポーズを取ったり振りを付けていたりしているのを見て、これは見栄えがするように鏡の前で練習しているに違いない、だからナルシストだ、との所見を持ったとのこと。かなりの要約とうろ覚えですが、面白い見方だなあ。
左手は添えるだけ、だと思ってあまり意識していなかったので、これからは浅岡さんの左手に注目して見てみよう。


新曲も演奏してくれました。
確か2曲目だったと思うが、メッセージが込められているけれども重いのではなく軽やかに、爽やかな青空をイメージさせる素敵な曲でした。この青空の下が平和であるように、という事かな。

途中、客席まで来て眼の前で演奏してくれること数回!わあぁ…ご本人と手とギターが眼の前!
迷いのない指の動きはプロの職人技だなあ。
友人は冷静に次の感想を。
「ギターの弦を直接爪弾く音が目の前で聴こえるのに、会場内にエレキギターの音として聴こえるのが不思議」
そうそう、これは面白かった。この距離感ならではの音の聴こえ方なんじゃないかな。


五味さんご自身が大好きな曲を歌ってくれました。「まっすぐ歌いました」とおっしゃっていましたが、まさにそれが良いんですよ!とまっすぐすぎる歌声を持つ浅岡さん推しの筆者は強く思いました。
五味さんの歌声はギターと違ってまろやかな感じだな。地声と歌声の落差があまりない(浅岡さんがありすぎて反則なんですけどね)。
ギターはすごくロックでうねりがあるんだけど(当方の耳比)。


昭和のヤンキーメドレーをブギのリズムで!コーナー(勝手に命名です)。裏拍で手拍子するの楽しかった。お馴染みのあの曲たちはブギウギと相性が良いんだなあ。密かにブギウギ好きなので嬉しかったです。


アンコールでステージからではなくお店の入口から登場されてびっくり。
スタッフさんが、これができるのは地方ならでは、とおっしゃってましたが、うん、確かに会場の立地と構造によるかも(今回は街中だけど人通りは少ない特殊な環境の会場です)。
ただ、ちょっと座っても良かったかもねアンコール、とは思いました(寄る年波…)。


やはり、五味さんのギターはカッコよかった!
手元ばかりに目が行ってましたが。間近で見られて贅沢な時間でした。楽しかった!

お隣の席の五味さんファンの方に、参加理由をお話ししたら少し驚かれてましたが、優しくお話しして下さってありがとうございました!