夢が散らばる街

地元から逃げ出して、やたら人の多いこの街に来た。

一日で飲んじゃいけない量の酒を飲んで、語っちゃいけない量の創作における悩みと孤独感について語った。

東京の夜は明るかった。

私よりもタガが外れている人が街にごろごろいた。

上を見ればきりがない。でも、下を見たってきりがない。

しょうもない私でもここにいてもいいと思えた。

孤独よりかはずっと良い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?