見出し画像

海外旅行に行けないので勝手に国つくってガイドブックもつくってみた。

国境が超えられない。

新型コロナウイルスの流行により、未だににどこの国も渡航入国には厳しい規定が敷かれている状態である。

「愛の不時着」の主人公たちも国境に翻弄されていたナァ、、なんて勝手に思ってみたり。

あの貴公子リ・ジョンヒョクが「一歩くらいいいだろ」と超えた一歩が羨ましくなるくらい国を越えることができない。(状況が違いすぎるが)

そんな状態に我慢できない数人の友人が集まって、そのうち1人がこんなことを言い出した。

「じゃあ国から作ればいいじゃん。それでそこに「行ったテイ」にしてガイドブック作ればいいじゃん。」

必死にも必死な抵抗である。STAY HOMEしながら旅行に行ったことにしようと言うのだ、しかも架空の国。

そんなこんなで立ち上がった BUG BAG MAGAZINE 編集部。

第一号が完成した。

画像1

画像2

地球儀の微かな汚れかシミだとばかり思っていた部分に存在していた「ヤッツ島」(YATS ISLAND) に編集部メンバーである我々が訪れてその体験を伝えるといった形になっている。(ちなみに"STAY"の逆が"YATS"である。

島にどんなものがあるのかという地理的な特徴から、食、宗教、架空の広告やコラム的なページも入って、編集部メンバー各々の「建国宣言」とも言わんばかりのジャンルに富んだページが出来上がっていった。

画像4

画像3

画像5

「旅行談は、もはや存在していないが、しかしまだ存在していて欲しいものの幻影をもたらすのである」とはレヴィ・ストロースの言葉だけど、BUG BAG MAGAZINEはまさに「存在していて欲しいもの」のファンタジーを追い求めて、自分たちもがその語り手になる企画となった。

素晴らしい企画を作ってくれた編集部メンバーに感謝。

受け身に感じるだけでなくて、自ら作り上げるこんな旅(TRIP)があってもいいじゃないか、とトウキョウの自宅で缶ハイボール片手に思うのであった。


駒澤大学前にあるMOUNT ZINEさんにて見ていただくことができるので、気になった方は是非。オンラインサイトからも注文できます。(現在在庫切れですが、追加納品予定です。)

BugBag #01https://zine.mount.co.jp/75

MOUNT ZINE: https://zine.mount.co.jp/

K


いいなと思ったら応援しよう!

The Naked Writer
いただいたサポートはこれからのクリエイションに使用させていただきます。