婚姻までの道のり(9月7日現在現在)
What's up, everybody!
Muse Familyです。
二人とも日本にいなくても、日本で婚姻できると知るまでに5ヶ月かかりました。
まず私たちについてですが、私のビザなどの関係で、出会った東京で婚姻したいという強い希望があったため、最初からK1(婚約者)ビザという選択肢はなく、最初からCR1(配偶者)ビザを申請する予定でした。
婚姻予定日は出会ってぴったり10年目の5月18日を予定していましたが、彼が仕事の関係で余裕を持って日本に来れない可能性もあり、また私の両親への挨拶もまだだったため、3月頭に東京で諸々用事を済ます予定でした。
在日米国大使館での婚姻要件具備証明書の公証も3月頭に行う予定でした。
大事をとって、彼の3月の渡航はキャンセルしました。
3月20日:米国国務省渡航中止勧告
米国国務省が、COVID-19の世界的影響のため、米国民に対して全ての海外渡航の中止を勧告しました。
この時点で、私たちは絶望しましたが、予定通り、オンラインで遠隔ででも、神のもとで結婚の誓いを交わすことに決めました。
それと同時に、こうなったら遠隔の婚姻でもいいのではないか?と思い、その方法を探し始めました。
日本で外国籍の方と婚姻するには、公証された婚姻要件具備証明書またはそれに準ずるもの(出生証明、独身証明など)が必要です。
普通だと、在日米国大使館または領事館で公証業務が執り行われます。
ですが、独身証明の公証を自国でできないわけがないと思い、遠隔での婚姻ができるかということを調べることにしました。
3月24日: 在日米国大使館に問い合わせ
「公証は在日米国大使館または総領事館で受けなければならない」という誤情報を与えられました。当然、それを信用し、遠隔での婚姻は無理だという結論で、諦めました。
4月1日:アメリ人日本入国拒否拡大
5月は予定通り、zoomにてFamily friendである牧師さんにzoom挙式をあげていただき、神のもとで結婚の誓いを交わしました。
6月22日: 法務省問い合わせ
10回以上かけて、やっと通じた法務省。特別の事情に婚約者は含まれないかを問い合わせました。
「家族という証明、つまりは婚姻証明ができなければ、特別許可は下ろせない」とのことでした。
婚約者は家族ではないということです。
7月22日:港区役所問い合わせ
婚姻要件具備証明書は自国での公証で酔いが、パスポートの原本が不可欠という情報を得ました。また、大使館での公証でない場合は法務省に照会をかけることがあるとのことでした。三歩進んで二歩下がる、そんな状態です。
ですが、婚姻要件具備書証明書が自国の公証でいいというのは大きな一歩でした。
7月27日:中央区役所問い合わせ
区役所が違っても同じ回答かもしれないなと思いつつ、念のため問い合わせてみた区役所。
「自国で公証した婚姻具備証明書、パスポートのコピーでOKだが、法務省に照会をかけることもある」とのことでした。
詳しくはこちらの記事に書きました。
7月27日:法務省照会に関する問い合わせ
照会にかけられる時に、何が問題になるのかを問い合わせましたが、「ケースバイケース」との回答で何の足しにもなりませんでした。区役所や市役所に権限はあるようです。
7月28日:入管にCOEについて問い合わせ
「COEの審査はストップしている。書類の受理は行なっている。」
これは完全なる誤情報だということをTwitterで知りました。
役人よりTwitterの方が信用できると確信した時でした。
7月28日:日本で署名した婚姻届をアメリカに発送
全て記入済みの婚姻届とミスった時用の白紙の婚姻届を送りました。
7月30日:在NY日本国総領事館に婚姻届請求
7月31日: 婚姻要件具備証明書の公証
8月4日:日本から発送した婚姻届到着
8月10日:在NY日本国総領事館からの婚姻届到着
8月11日:婚姻届サイン
念のため、ブランクの婚姻届にもサインをしてもらって送ってもらいました。
8月13日: 書類コピー発送
実際に婚姻要件具備証明書や婚姻届の書き方に不備がないか確認するため、全てのコピーを中央区役所に送付しました。
8月17日:中央区役所からの確認
いくつか外国名のカタカナ表記などにおいて不備があったので、このステップを踏んで良かったです。
8月28日:書類発送
Priority Mailで送りました。
書類だけではなく、ケアパッケージとともにです。
9月10日:書類到着
公証された婚姻要件具備証明書とサイン済みの婚姻届が届きました。
来月、提出予定です。
成功例
米国人女性と日本人男性の婚姻届けが受理されました。
7月30日:婚姻要件具備証明書及びパスポートの公証
7月30日:日本総領事館シアトルに婚姻届請求
8月15日:婚姻届け受け取り
8月18日:書類発送
8月28日:書類日本到着
(この間、地方のご両親の承認サインなど)
9月7日:婚姻届提出、受理
私は10月5日に婚姻届を提出したいと思っていますが、それがダメだったら次のチャンスは11月末になりそうです。今月中に書類がアメリカから到着することを願っているところです。