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指数自体は底堅く推移、「チャットGPT」関連株は俄然注目

先週のマーケット振り返り

米地銀シリコンバレーバンクの破綻、スイスのクレディ・スイス・グループの経営不安の高まりによる金融システム不安の影響を注意深く見極めようと、3月期末を控え「処分売り」が膨らみ上値の重い展開となっています。

22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で23年末の政策金利見通しが据え置かれたことで、米長期金利が低下、円高が進行し、輸出関連の一角が軟調に推移しました。

このような中、注目すべきは日経寄与度の高い半導体関連が強含む動きを示したこと。【8035】東京エレクトロンがもみ合い上放れ方向。【4063】信越化学工業が昨年来高値を更新と日銀の金融政策の修正が先送りされるとの見方が強く、物色の矛先が銀行株から半導体関連へ向かっており、指数自体は底堅く推移しそうです。

今週の注目テーマと関連株

物色の流れから半導体・AI関連、「チャットGPT」関連株は俄然注目と見ます。【6857】アドバンテストが連日高値。【3984】ユーザーローカルが高値圏で頑強となっており、引き続き市場の関心を集めると思います。

ChatGPTを活用した顧客対応システムの提供について検証を始める【7047】ポートが連日の上場来高値更新と堅調ですが、青空相場入りも有力視されます。

そのほか、OpenAIの技術を Microsoft Azure のクラウドサービスと組み合わせた企業向けに提供されるサービスを開始する【2488】JTP。子会社ネオス株式会社がAIチャットボットサービスを提供している【3627】JNS。グループ会社アイアクトが提供するAI検索「Cogmo Search(コグモ・サーチ)」と文章生成AI「ChatGPT」を技術連携した【4444】インフォネット。ChatGPTを活用したAI英会話機能付きワールド「AI先生」β版を公開した【6182】メタリアル。「Cognigy」を活用したサービスを提供する【7046】TDSE。ChatGPTとAI「ミッドジャーニー」を活用したクリエイティブ制作を開始した【7095】Macbee Planetあたりも要マークと言えます。


※当コラムで掲載されている各銘柄についての見解は執筆者自身が取り組む際の考えであり、売買指示等の投資助言ではありません。あくまで投資はご自身の判断と責任に基づいて行っていただくようお願いいたします。


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