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紫帯の底力

自己紹介でも書きましたが私の夫は趣味でブラジリアン柔術をしています。

今年の春めでたく青帯から紫帯に昇格しました。

独身の頃からなので怪我や仕事で休み休みではあった様ですが20年近く続いていると。

飽きっぽい私はいつも尊敬の眼差しで夫を見ています。

今年初めて夫の試合を見に行きました。

私も夫と知り合ってからブラジリアン柔術について詳しく解説してもらうようになりましたが、ルールが難しくてよくわかりません。

抱き合って絡み合ってるもんだからよく見えないし。

それでも初めて見た試合は身内ゆえの緊張で気が気じゃなかったけれど、見ていてとても面白くて感動しました。

大人になっても仕事以外に夢中になって打ち込める事があるって本当に素晴らしいし、真剣な眼差しで戦う姿はみんなとてもかっこいいです。

負けた相手にリベンジで勝てた試合はウルッと来ました。

その後戦った相手と打ち解けて仲良しになる姿も、おじさん達が表彰台でわちゃわちゃ楽しそうに写真撮影している姿もとっても微笑ましかったです。

そしてブラジリアン柔術が病気の回復にいかに役立つのかを、今回の夫の療養生活で目の当たりにしました。

術後主治医からの説明では、神経と血管を切断している箇所があり腕が頭上まで上がらないと思うと言われていたんですが…

リハビリ頑張って普通にめっちゃ上がってるーー!笑

退院日は私が車で迎えに行ったのですが自分で運転して帰宅しましたからね、もうビックリです。

どうやらブラジリアン柔術は寝技がメインなので寝た姿勢から立ち上がる動作が多く、離床にとても役に立つ様です。

確かに体幹の強さ、しなやかさ、柔軟性、体の使い方、どれをとっても術後の回復に重要なものばかり。

筋肉量も人より多いので身体能力の高さってこんなにも闘病に役立つのかと感心しました。

退院後も日々凄まじい生命力と回復力を見せつけられています。

夫の友人からは『ナメック星人なのでは?』と言われるくらい。

元々の性格ももちろんあるけど、病気に負けない精神力の強さや安定感もブラジリアン柔術に関係あるのかなと思ったり。

看護師として、妻としてブラジリアン柔術の素晴らしさをnoteで伝えたくなりました。

ちなみに最近俳優の岡田准一さんが黒帯に昇格しましたね。

玉木宏さんも夫と同じ紫帯ですって。

ストイックなイケメン達…

気は強いけど痛みの耐性赤ちゃん級の私も、彼らと組み技ができるのならばブラジリアン柔術ちょっとやりたいと思った。

動機が不順な私の話は置いておいて、

岡田君(タメだから君呼び許してね)も言っていました↓

『紫は戦士だ。』

私もそう思います。


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