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私の刺繍
人間には『HAPPY』とか『LOVE』だけでは片付けられない感情があります。
『極悪女王』の裏切られた憎しみがダンプ松本を覚醒させるあのシーンは最高でしたね。
ゆりやんの表情が凄まじかった。
生きていたら何かがブチっと切れる瞬間って絶対にあるもんね。
でも怒りに身を任せ過ぎたり、負の感情だけに支配されると自分を見失なってしまう。
感情的になったら負けな気がします。
『怒り』ってとてつもないエネルギーを持っているから。
そうだ、試しに負の感情を刺繍にしてみようと思い立ちました。
そして憎悪を込めたらなかなかの作品が出来上がりました。
そしてほんのちょっとだけスッキリしました。
刺繍セラピーを流行らせてみようかしら。
私は常々、海外でもしも人種差別をされたり、ひどく騙されたり、意地悪をされた時に言い返せるくらいの英語力をつけたいと思っていました(最近英語は忙しくて勉強サボりがち)。
英語で口喧嘩って憧れちゃう。
まぁもちろん今後もそんな機会がない無い方が良いのですが、何せ準備大好き人間なものですから。
SATCに出てくるシャーロットの台詞が超好きなんです。
大切な友人を傷つけた男に対して、
『I curse the day you were born.』
あなたが生まれた日を呪う…
言われた方は確実にポカーンですけど、いつかこの台詞を使ってみたい(笑)。
そう言えば若い頃失恋した時にある曲に出会いました。
ポップでキャッチーな曲がいいなと思って聴いてみたら…
あれちょっと待って?
なんかHELLって言ってない?
わー地獄に堕ちろって言ってるーー!
気づいた時は震えました。
そしてよくわからないのに私の気持ちを代弁してくれてると感じました。
歌詞も本当に素晴らしくて大好きな曲です。
槇原敬之さんのSPYも名曲。
『君の身体に
アザのように残ればいい』って…
怖いけど刺さる歌詞(これまで露骨に浮気された経験は無いけれど当時何かが共鳴した記憶があります)。
だって聖子ちゃんより明菜派なのよ。
昔の曲が心に響くのは綺麗事じゃ済まされない感情を堂々と歌っているからなのかもしれない。
何が刺さるかは人それぞれだけど、ポジティブソングが響かないコンディションの時は絶対にある。
捻くれている方時にしか生まれないものもあるんだと思う。
全く関係ありませんが現在実家の玄関には竹刀が置いてあります。
私の中学生の時の体育の授業用に購入したヤツだと思うのですが、恐らく最近家のすぐ横に猪が出たから(山奥あるある)母が置いたんだと思います。
野生の猪と竹刀で戦おうとしている母…。
田舎の人って本当に強いんだよなぁ。
ブルドーザーもチェーンソーもサバイバルナイフも熊スプレーも普通にあるから、田舎の家って戦闘能力が高くて笑える。
とりあえず実家に帰ったらダンプ松本ごっこしようっと。
今なら上手に竹刀を振り回せる自信があります。