東京から―(2022年、『みゝずのたはこと』読了後)

あてどなく
歩いて来たのはわけがある
請うて押し流した日々
怒りの帆を立し掲げても
否応なく流れに呑まれていく
姿かたち消え失せて
見送る道歩く影は
ついぞ知られぬようになって
そぞろに続く日々に
なお色鮮やかに掘り起こすものは
何だっただろうか

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