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オランダの自転車ルール

前回の記事で、オランダで自転車をゲットしたことをお伝えしましたが、何度も言うに、日本みたいに自転車の数がちらほらではなく、オランダではダダダダーッといる数なので、ある程度前もってルールを知っておかなければなりません。ルールといっても基本的な交通ルールです。そんなに難しくはありません。
私もまだまだビギナーライダーなので、調べて分かったこと、気づいたことをシェアしていきたいと思います。違反すると罰金を科せられる可能性もあるので、要確認です!

早朝と夕方~は前後ライト点灯

暗くなっている早朝と夕方~は前後ライト点灯が必須です。また後ろ側には反射板を付けなければなりません。前方が白色ライト、後方が赤色ライトです。車や歩行者、また同じ自転車との衝突などの事故を避けるためにも、ライトと反射板の確認はしっかり行うことをおすすめします。また、点灯し忘れて警察に見つかると罰金が科せられるので、こちらを避けるためにも◎

右車線・右側走行

自転車専用のレーン(Fietspad フィッツパッド)は車と同じ右車線です。しかも、大体は赤色の道で自転車の専用レーンと示されているので、見分け方は簡単です。また、車と自転車のレーンが分かれています。レーンは車道と歩道の間にあることが多いです。

オランダでの大きな道は、歩行者用/自転車用/車用/バス・トラム用のレーンがあります。

また、1つの自転車レーンで、下記のように点線で分かれている場合もあります。

右側が進行方向

自転車レーンであることを示す標識も設置されているので、その道を通ります。たまに逆走している方もいますが、逆走は基本的に認められていません。見つかった場合は罰金になります。

また、走行車線が右側のように、右側走行がルールで、追い越しは左側から追い越します。ほとんどの自転車レーンはレーン幅が自転車2台分以上ありますので追い越しも容易ですが、混んでいる道は追い越しが難しい時があるので、よく周りを見てから追い越すこと。また、ただ左折したいから左側を走っている人もいるので、右側から追い越すこともごくまれにあります。

ちなみに…
オランダの道には、このようにサークル上になっている道がたびたびあります。この場合は、反時計回りに進みます。すぐ左の道を行きたくても、サークル状の場合はほぼ1周します。それが嫌とかの場合は、自転車から降りて、歩行者レーンで自転車を押してください。(笑)自転車を降りて転がしている場合は歩行者と同じ扱いです。

また、自転車と車の道には、下記のような逆三角形のマークもあります。これは、”優先する”という意味を持ちます。したがって、この場合は、注意して進め、もしくは前方の進行車を譲れ、という意味です。

三角の尖った側が止まる。

自転車用信号

手前にボタン、その奥に小さめの手前の人用信号、上方に大きな信号。全て自転車用

自転車専用の信号機が多くあり、大きい道だと上側に大きめの自転車信号、下方に手前に止まっている人が見やすい自転車信号があります。また、手前にボタンがあるので、赤信号の場合は、必ず押します。たまに、信号無視している人もいますが、違反や事故になりますので、信号に従ってください。

指差し方向指示

オランダでは曲がるときに、方向を指差すのがルールです。手でウインカーをする感じですね。めちゃめちゃ速いスピードの自転車もいますので、急に曲がらずに、恥ずかしがらずにしっかり指差し方向指示をして、曲がる意思を示しましょう。

ちなみに、止まるときは、特に手信号はしないようです。でも止まるときは後方や周りを確認してから歩道に乗り上げたり、歩道側を指したり急に停車する人もいるので、自転車に乗るときは常に注意が必要です。

ベル

日本では、ベルを鳴らすことがあまりよくないらしいですが、オランダでは、自転車レーンに人がいたり、通りま~すの感覚でリーンって鳴らして問題ありません。鳴らさないほうが危険を招きますので。。。みんな承知のルールですので、恥ずかしがらず、1回リーンと鳴らして安全走行を行ってください。(なお、鳴らしすぎは不快を招くので要注意;;)

携帯禁止

自転車走行中に携帯を操作するのは違反です。まあ、普通に危ないですよね。。見つかると罰金が科されるようです。イヤホンなどで通話しながら走ったり、自転車にスマホを取付けて地図を表示しながら走行するのは、大丈夫のようですが、安全に気を付けて使用することが第一優先です。

標識

下記の標識はすべて自転車が通ってもOKの標識です。

出典:BICYCLE DUTCH
出典:BICYCLE DUTCH

上記は自転車が通ったらNGの標識。
通ってはいけないほうのマークのほうが少ないので、こちらのみ覚えておけば簡単ですね!アムステルダムだと、セントラルのほうのリングや住宅街でこのような標識が見られるかもしれないです。

車に乗っている感覚で。。(?)

私なりの解釈ですが、車に乗っている感覚になれば、考え方もラクだと思います。笑

なお、1つずっと謎だったのですが、結構な人が2人乗りをしているのです。調べてみたら、2人乗りはOKだとか。。。(笑)

とにかく、オランダでの自転車走行は、日本で車に乗るくらいに注意深くしていなければなりません。オランダ人、本当にビュンビュンスピードが速いです(笑)
ロードバイクの人もいますが、シティバイクでもそれくらい速い人もいますし、何なら、同じ車線で、E-bikeや原付くらいのバイク、ちっちゃい4輪車も通ることもありますので、安全に気を付けて、快適なサイクリングライフを送ってください♪

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