日本からオランダへの郵便事情
~~この記事のメイントピック~~
日本から荷物を発送する話
渡航前、荷物がスーツケースに収まらない!?
去年、オランダへ行くと決めた時、それはそれは本当に突然で。(笑)
行くと決めてから渡航するまでの期間、実に1ヵ月半。カナダぶりの海外渡航ってこともあって、且つ、まだ日本は海外渡航にはオープンでもなかったのでワクチン接種証明とかもまだ必要だったり、でバタバタに事前調査したり、買い物したり、なんならギリギリまで仕事していたのでそれはそれはもう忙しく、そしてカナダの時の教訓で、スーツケースは2個で行こうと決め、安定の渡航直前せわしなくパッキング。。。
すると、、、ん!?!?!?利用するエミレーツの荷物制限を確認すると…重量トータル25キロ…..うわーーーー詰みました。まず、持っていこうとしてるスーツケースの一つがRimowa。これ、スーツケースのみで約7キロあるのです。(笑)でもとにかく2つのスーツケースが必要だったので(?笑)、仕方ないので、向こう1ヵ月で必要そうな最低限の荷物を詰めて、スーツケース中身3分の1程度で渡航しました。
そして残りの必要な荷物は、家族に日本から送ってもらうことにしました。
日本から家族に荷物を発送してもらうということで…
無事渡航し、翌日、早速家族から、何をダンボールに詰めるのかの連絡が、、、何を発送するかさえもまとめずに、本当にバタバタ出発してきたのです。。。本当にごめんね、母、妹、そしておじいちゃんおばあちゃん。。。テレビ電話越しにあれ必要、これはいっか、など指示し、とりあえず、送る荷物は確定!本当に送ってもらいたい荷物が多すぎて、緊急で必要そうな1箱は航空便で、夏服などまだゆっくり必要かなってものは船便で送ってもらうことにしました。物流会社はたくさんありますが、お値段が最も安い(?) 日本郵便を利用しました。ちなみに、当時はSAL便という航空便の空き便次第のお届けという航空便と船便の間のサービスはオランダ行はありませんでした。。。
私のようにLazyで事前準備を怠ったが上に、家族に荷物の発送を頼んでしまい、本当に家族に感謝しています。。。というのも、発送してもらうものを箱に詰めるだけでなく、税関検査のため、何を梱包したか、そして、そのものの(大体の)重量や価値価格を1つ1つ記載しなくてはならないのです。とても面倒くさいですが、、、私の家族はあーだこーだ言いながらも、やってくれました;;;ありがとう。。。
ということで、いろいろ紆余曲折しながらも、家族が日本から2つの箱を発送してくれたようです。(10月8日)
Trackingするから、控え送って~とLINEしたところ、ビックリ仰天!!!!!なななななんと!!!!日本円換算Total Value 3万4600円。。。。ひやひやひやひや…….(笑)関税対策のためにpersonal usedなども書いてね!ってお願いしたものの、妹は超真面目に価値価格を書いてくれたでありませんかぁぁぁ(笑)Thank youな~~(笑)
ちなみに、、、船便のほうは、7万7250円となっている。。。(笑)
しかし、もう荷物は発送済みなので、どうすることもできません。。。とりあえず、到着を待つしかありませんでした。(笑)
日本→オランダに荷物到着まで高額な関税にひやひやしてる間にしたこと。。。
発送されてからは、とりあえず、関税のことだけで頭いっぱいになりました(笑)どうようにして、以前にも高い送料を払った上に、さらに高額な関税を取られた、、、というブログを目にしたためです。しかも送ったものは、商業利用でのなく、ただの引っ越し荷物、、、しかも使いかけの歯磨き粉とか、超古着とか結構履いていた靴とか、ほんとに日本での生活の延長上のようなものを送ってもらっただけなのに、、、関税ぼったくるなんて、なんて世界だ!とモヤモヤしてました。ま、今あがいても仕方ないので、最悪のことも考えて、いくらくらい取られるのか、とか、対応策はないのか、とかを調べることに、、、すると、PostNLの記事に、関税の異議申し立てについての項目が、、、今のとこ、いくらくらい関税かかるか不明だけど、高額関税かけられた場合、異議申し立てれるのか、と謎の一安心。(笑)
とにかく、荷物到着を待つことにしました。
航空便、オランダ・デンハーグ着!で明らかになった関税…
10月8日に地元の郵便局を出発し、
10月10日に東京国際郵便局着そして発送
10月13日にオランダ・デンハーグに届いたようです。デンハーグは日本大使館などもある、大使館だらけの街(言い方ほかにないんかい笑)おそらく税関関係もここに集結してるんじゃないんですかね?(かなり適当な憶測)
そして同日に "税関検査のため税関へ提示" という状況になりました。
毎日PostNLのWebsiteでTracking#を検索かけて数日、、、ついに時はやって参りました。。。高!額!関!税! 96.14€!!!hahahaha
ビックリ仰天!(笑)
ただでさえ、航空便は2万円以上かかっているのに!!!見事にそれに上乗せ1万円以上の関税かけられました!
荷物はpostnlから連絡きた関税払わないと受け取れないのでとりあえず支払いました。
荷物アムステルダム着!
ようやく日本からの荷物はアムステルダムの自宅に到着。10月21日。
長旅ご苦労さんでした;;;
コートやら追加の冬服、靴などが届き、ほっと一安心。と、おや。。。?なにやら荷物は開封してチェックされた形跡はなく、申告書も詳しく見ないでただ "日本からのEMS” の荷物に関税を課したような感じでした😅なんてテキトーな!!!
オランダ政府の移民向けのホームページには、EU圏外からの引越しで1年以内なら関税が免除される的な記事を見たので、関税払って荷物受け取ったあとに異議申立てしました。
オランダ税関に異議申し立てした話
ここからが本題!オランダ税関からお金を取り戻すぞ!!!!
さて皆さん、ここからのパートが、メインですyo!
荷物受け取るまで私が検索して調べまくったにも関わらず、課税分の取戻し方の前例がなかったので、ちょっと記録。
まず、PostNLのCustomer serviceのChatからObjectionしたい旨を問い合わせていたのですが、これはあまり意味がありませんでした。
ちなみに、今回、私は、”送ってもらった荷物は、オランダで生活を始めるための引っ越しの、しかも、私物で使い古したUsedのものにも関わらず、不当な値の関税を掛けられたので異議を申し立てます。”ということで、Objectionしました。このようなことではない場合は、別の事例となると思いますので、参考にしないでくださいね。しかも、オンタイムなやり方ではなく、ただ、”私はこのようにやったのです~”というだけの記録ですので、悪魔で参考程度でお願いします。
引用したPostNLのページの下部にある、それでもObjectionするかい?に進みます。(青いボタン)ページ内の説明にある通り、これから先はオランダ語のみになります。私は普通に英語で答えていましたけど(笑)
つぎのページに進み、関税の見直しを依頼します。
すると、次のFormが現れます。
Addition to your Requestには、なんで異議申立てを求めるか、の理由を記載しました。
”私は日本からオランダに10月始めに引っ越してきたばかりだ。そして、送ってもらった荷物は、私がかつて日本で使用していた私物のみなのだよ。証拠ならあるぞ。これは、すべて引っ越し荷物で何も新しいものはない。この箱の中に詰められたものは全部使い古した私が日本で使っていたもの。ほかに必要な証拠があるなら言ってくれぃ!” 的なことを書きました。笑
Invoive from PostNL with customs clearance costsはTrackingページや関税を支払ったときにpdfが添付されているので、証拠として保存していました。
Proof of purchaseに関しては、本当にPersonal useのお古のものなので、届いた荷物の写真を撮って、どれだけ古いか、私が使っていたものだよ、分かるでしょ的なアピールをしました(笑)
Payment Recieptには、正直何を添付したらいいのかわかりませんでしたが、とにかく何か添付しないと、何も進まないので、妹が記入してくれた高く見積もったTotal Valueのに日本郵便のInvoiceの写真に、”妹が間違って物価価値を見積もりました、と一文付け加えてpdfにしたものを添付しました。
その下以降は必要なことを記載していき、提出します。
これで、異議申し立ての受付完了。。。受付完了のメールがPostNLから届きます。そこには、最大4か月かかる、と。。。長い戦いになりそうだ。。。
オンラインで異議申し立て後、追加情報の提供を要求される
オンラインでの申請が完了した10日後、進捗のメールが届きました。そこには、異議申し立て、手伝うよ、でも追加書類を出してくださいな、とのこと。
言われた通り、航空券のチケット、BSNを取ったばかりだったので、INDで情報が記載されている部分のスクショ。そして、ん?荷物送る際のSenderとのやり取り??(笑)LINEのスクショ、しかもめっちゃいっぱいのスクショを送付しました。すると、そのLINEのやり取りのスクショを翻訳してくれと返信が。いわれるがままに、やり取りを翻訳し、添付しました。
”追加書類ありがとう!もうちょっと待ってね” とだけ返信きて、申請は終わりました。
首長くして待つこと3か月後…
もうここまで詳細、そして正直な証拠も提出すると、そして、私自身の性格上のどこからきたかよくわからない自信も相まって、払った関税は返金されるだろう、と何の心配もなくなっていたころ、1通の手紙が届きます。PostNLからです。例のごとく、そのオランダ語の手紙をGoogle翻訳を通して読むと、、無事申し立てが受理され……Yaaaaay!関税返金されるとのこと!残念ながら、輸入手数料な返金できないので勘弁してネってありましたが、それでも86ユーロ返金されました!デカい!!!
ちなみに、同日発送のもう一つの船便と、後日発送の国際便eパケットの話
船便の末路
船便もデンハーグの税関に一度止まったものの、こちらは何も連絡を受けず、あっさりアムステルダムの自宅に届きました。(12月6日着)
国際eパケットのジャーニー
この2つの荷物とは別に、後日、2キロ以内の国際eパケットも日本から送ってもらいました。が、こちらは少額のTotal Valueにしていましたが、計17ユーロほどの関税が発生しました😅航空便だと関税が発生するんですかね…パターンがわかりません😅運なんですかね?
この国際eパケットにかかった17ユーロの関税は、まあ、少額だし、返ってきたらラッキー、返ってこなかったら、まあ、いっか、仕方ない、って思いながら、2回目のObjection...。(2月17日) 待てど待てど、連絡は来ず。。。
そして今年9月。翌月に、1年間住んだアムステルダムを去ることに。このパッケージの関税取戻しを諦めてもいましたが、ダメ元でPostNLに確認してみることに。CSのChat サポートから連絡しました。(9月7日)
1年も経つと、覚えたオランダ語は使いたくなるものです。(笑)何はともあれ、早速、言われたメールアドレスに言われたものを添付してメール送信。(9月7日)
そして待つこと6日。。。PostNLからメールで返信(9月13日)
え!!!今回速いじゃん!(笑)しかもメールでお知らせ!(笑)いいじゃん!(笑)やったーーー!ということで、国際eパケットの課税分も無事返金されました。
まとめ
結果、1年間滞在したオランダを去ることとなりましたが、約1年かけてオランダに請求された支払うべきでない関税は回収しました(笑)今後だれかの参考になればと思い、経験談を記録した次第です。
荷物はコンパクトに前もって準備、そして旅人は、ミニマリストを目指すのが一番なのかな、って思いました。(笑)
つぎはロンドンに住みますが、こういう問題はあまりしたくないな、としみじみ思うのでした。。。
Doei~~~