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OV-Chipkaartを手に入れる!

オランダのICカードSuica=OV-chipkaart!

OV-chipkaartとは、オランダの公共交通機関は、電車、トラム(路面電車)、バス、フェリー、メトロ(アムステルダムとロッテルダム)の5種類に乗るのに必要な5年間有効な乗車券ICカードです。

オランダの公共交通機関


NS.nlの電車(各停の普通電車と都市間停止の特急電車)


GVB アムステルダム市内の地下鉄・トラム・バス・フェリー


R-netのトラムやバス

オランダの公共交通機関は有料ですが、アムステルダムでは唯一フェリーが無料らしいです!まだ乗ったことないので、今度乗ってみようとおもいます!!!

バス/トラム/電車の乗り換え検索アプリ

公共交通機関(バス/トラム/電車)の乗り換え検索は、Googleマップを使用しても確認できますが、オランダでは9292というアプリを使用している人が多いです。

https://9292.nl


英語で使用できます^^

Googleマップでもさほど変わらないと思いますが、運賃も表示されるので私はこちらを使用しています◎

切符 vs  OV-chipkaart

オランダで公共交通機関を乗車するには切符を購入or OV-chipkaartと呼ばれるICカード乗車券を使います。

私は初めて公共交通機関を使用した時からOV-chipkaartを使用したので、切符を買ったことがないのですが、電車やメトロを利用するときは改札前の自動切符販売機で切符が購入し、トラムやバスの停留所には切符販売機が無いので(あるところもたまにありますが、)車内の係員さんから購入する必要があるようです。

トラムやバスの切符購入は1時間-2時間、1日の乗車券の購入となるため、短い距離しか乗車しない場合はちょっと割高のように感じます。それに比べて、OV-chipkaartの場合は乗車距離によって金額が異なり、例えば、アムステルダム市内の移動であれば大体が€2くらいです。

OV-chipkaartで乗ってみる!

OV-chipkaartは、日本のICカードのSuicaのように事前にチャージして乗車時または改札でタッチして使います。

  • 電車や地下鉄の駅にはゲート式の改札でOV-chipkaartを機械にタッチ。

  • ゲート改札がない駅もあるのでその場合はホームにOV-chipkaartのマシンがあるので、そこで必ずタッチ。

  • また、トラムやバスでは、ドア付近にOV-chipkaartのマシンにタッチ。


改札に入るとき(車両に乗るとき)にタッチすることをCheck-in、改札を出るとき(車両から降りる時)にタッチすることをCheck-out
といい、タッチし忘正確れやタッチできてなかった場合は罰金がチャージされてしまうようなので、要注意です。

OV-chipkaartの必要残高

OV-chipkaartは残高がある規定以下になると、罰金というシステムになっています。(恐らくエラーとなって乗れなくなるという場合もあるかもです。)

電車の場合は€20
トラムやバスの場合は€4
が残高規定です。チャージは駅の券売機(チャージ機)や大きめのスーパーとかあちこちにあるチャージ機↓でできますので、常に使う予定のある方はチャージを余裕持って行うことをおすすめします!

大きめのスーパーとかあちこちにあるチャージ機

仕組みとしては、(トラムやバスとして)最初にデポジットとして€4引かれ、降りた時のタッチでその乗車分の運賃を差し引かれる、というようです。ややこしい;;;
この要領で電車の場合は€20以上にしておく必要があるというシステムで、これで降りるときタッチしなかったら、本当は€12くらいなのに€20の運賃のまま、ということになってしまうのです。だいぶ違いますので、タッチは必ず。。。

また、OV-chipkaartのアカウントを作成すると、いつでも使用履歴を確認することができるので、おすすめです。

Travel historyから履歴を確認できます!
anonymousのほうでできるチャージ方法はこのくらいかと。

ちなみに!!!やっぱり私!(笑)
使用3日目早々、トラムに乗った時に€4を下回っていたようで、係員さんにあーあ、だめだね、って感じでオランダ語でボソボソっと言われましたが、最終的にはスーパーとか近くでチャージしておいてね、って言われただけで、こちらも、分かった、ありがとうTTみたいなやり取りをしました。いわれてた通り、後日、近くの駅でチャージして、よし、これでいいのかな、、、みたいな感じで放置していたのですが、OV-chipkaartのアカウントで先ほど確かめたら、€4を下回った時点で運賃が止まっていました!

①depositとられて(黄色)、②運賃差額が返金されたあと(黄色)、次に乗った後③depositが引かれたまま(ピンク)。その後④とりあえずチャージ(水色)

ということで、早速、多くとられてしまった分のRefundの申請を行ってみました!

Refund(返金)の申請

Refundは1-6月間/7月-12月間で1業者(NS/GBV/Rnet)につき3つずつを申請できるようです。なので、タッチし忘れすぎとか罰金取られすぎだと、払い戻しできなくなりますので、要注意。。。

You can apply for a refund in three simple steps on this website. You can do this if you did not check in or out on the bus, train, tram or metro. You enter which stop or which station you got on or off at. We will then calculate what the journey cost. If you have overpaid, you will receive a refund.

You can apply for a refund for a maximum of three journeys per operator between January and June and between July and December. N.B.: different terms and conditions apply for NS.

まず、このサイトにアクセスします↓

必要情報を入力します。

カードナンバーと有効期限はカード本体に書いてあります。
また、最後のAuthorisationには、このカードが自分の持ち物であることの同意ですのでチェック。

すると次の画面で、乗降箇所の選択があります。始め、入力してもグレーアウトされてしまっていて、エラーかと思ったのですが、きちんと正しい箇所を入力すると、緑のチェックマークが表示され、"Next step" がタップできるようになります。

すると、正しい運賃が計算され、Refund手続きが完了します。

この画面はすでにRefund applied後ですが、Confirmationページとほとんど同じ画面です。

これで手続きは完了で、あとは近くのチャージ機にてこの額をCollectしにいくだけです!

OV-chipkaartの種類

OV-chipkaartには2種類あります。

  • Personal(個人)OV-chipkaart

  • Anonymous(匿名)OV-chipkaart

どちらのカードもカードのデポジット?として€7.50かかり、5年間の有効期限です。

Anonymousのカード1枚を家族や友人と共有して使うこともでき、窓口のある大きな駅や自動切符販売機やスーパーマーケットなどでも購入ができます。

Personalのカードはオンラインから申し込み(※オランダの住所と銀行口座が必要)、カードの背面に証明写真・氏名・生年月日が記載され、譲渡や共有する事ができないカードです。あらゆる特典付きでお得、また乗車割引のサブスクに申し込めたり、など、日本でいう定期券みたいな感じです。

私は、自転車での移動手段をメインにして、めちゃ遠くに行くときのみ公共交通機関を使用しようと思っているので、手軽に手に入るAnonymsを使用していますが、長期滞在で通勤などで頻繁に使用する方は、Personalのほうを検討されるといいかもしれません^^

OV-chipkaartについてたくさん書きましたが、やはり知っていると知らないとでは、全然違います。オランダでの生活について、めっちゃ調べて少しずつ慣れていくのが、どこにいても大切だな、って思いました。


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