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ニューノーマルと分かり合えない友情

昨夜、友達とオンライン飲み会を開催しました。カナダから帰ってきて、初めて友達と会うことができました。楽しかったのですが、少し気がかりになったことがあったのでシェアしたくなりました。

カナダの経験談で大いに盛り上がって、カナダでのコロナ対策の話などもしました。友人たちは少し驚いたような、そして納得、といったような感じで私の話を聞いていました。そして、私は続けて「私は、今の日本じゃ、外に全然出かけられない」と言ったところで、なんだか地雷を踏みました。

彼らは「まあ、カナダ・アメリカとかヨーロッパとかは目に見えてやばいからね。俺らでもそういう風に感じるし。でも日本は平気でしょ。行ったら危険な地域もあれば、別に出かけても問題ない地域もあるし。」と。そして続けて「経済を回すために仕事に出かける俺らみたいなのもいる。」その一言を言われた途端、全身にモヤモヤが走り、そしてなんだかすごく嫌な気持ちになりました。”お前は考えすぎ”って、そして”無職のお前ではできない経済を俺らは回している”と。ものすごく否定されてる気持ち。「まあ、それでも私は出かけられない。」とだけ伝えましたけどね。これ以上の言葉は飲み込みましたよ。。(笑)

彼らはこんな中でも普通に仕事に行く生活をしているから、より一層、考え方が違うのでしょう。しかも、私は帰国して無職。特に忙しいといったわけでないから、むしろすごい優雅な生活になっちゃって、逆に。(笑)ヨガして、たまにブログ書いて、刺繍して、掃除して、たまに草むしりして、メルカリして、たまに必需品の買い物をして。そんな生活。そしてここに在宅ワークが組み込まれても問題はなし。出かけない生活リズムが出来上がったのです。そして、もう一つ言えば、私は、出かけないことが普通という概念に変わったのです。これはカナダで徹底的にpracticing social distancing(ソーシャルディスタンスの実践)をした結果。下記記事参照。

だから日本に帰ってきて、コロナ流行っているけど出かけてOK!なんて考えられないのです。

”New normal”(新しい日常)

海外では”New normal”という言葉が生まれましたが、もう本当にNew normalを受け入れないと時代遅れなのではないでしょうか。

そして受け入れた人とそうでない人は一生分かり合えないと思います。何故だと思いますか?根本的な問題だからです。New normalを受け入れられない人というのは、基本的に変化を受け入れられないからです。海外生活を経験するとめちゃめちゃ楽しむ人と日本が恋しくて帰りたくなる人がいます。私は前者でした。もともと人と話すのが大好きだし、ほかの国の文化を知るのも好き。だから、色んな国の友達ができたし、たくさんイイ経験もできました。でも、日本が恋しいっていう人は、日本人とつるみがちだし、日本食レストランで仕事しがちだし、海外に来て和食中心の生活しがち。人それぞれの人生なのでキッパリ言って私には関係ないですが。。。とにかく、日本の外に出てまでも日本というのはあまりにも視野が狭いですよね。これは海外生活の例ですが、そうです、新しいことを受け入れられないということは、視野を狭めているということなのです。

特に日本で視野が狭いのは致命的

島国ニッポン、やばいです。アメリカで視野が狭いのと日本で視野が狭いのは話が違います。雲泥の差です。アメリカやカナダのように色んな人種がいて、移民がいて、それぞれのバックグラウンドが異なる人がいて、でもアメリカは広いですから、情報量は莫大でしょう。さらに言えば、情報源は英語ですから、様々な国のニュースが入るでしょう。日本で、日本語しかわからない人たちが信じるものは日本語で報道されるニュースや日本語の新聞のみです。明らかに情報量は少ないです。そして、まだまだ日本語しか話せない人は日本にはたくさんいます。(下記の情報だと、年々増加しているようです!)


知っていると知らないでは、一見、日本の中から見れば大したことはありませんが、外に出れば実はかなりの差があります。確かに、日本国内でも重大な問題は多々あり、日本に住んでいるんだからその解決を先に考えろってことなのかもしれませんが、世界各国を見て、学ぶことや取り入れることは必要です。私がそう感じるのは、前職が関係しているのではないかと思います。主に海外から乳製品を輸入していましたが、日本のお客さんに商談しに行くときは常に現地の情報をサプライヤーから事前に仕入れて持って行ってました。今、NZでは干ばつが起きていて、アメリカでは山火事が起きていて、世界的に乳の生産量が少ない、、、とか。商社営業は常に情報の最先端を持っていないと競合に勝ちに行けません。(会社員時代辛いこと多々ありましたが、今思えば、とってもいい経験でした...。苦笑)とにかく、情報は英語で取り入れて最先端の問題を知る。これが、海外では本当に当たり前のことで、特に、私が友達になった若い世代はみんな世界的な問題に関心があって、ホットトピックはいつも話題になっていました。日本で話せば、意識高いとか、真面目とか、そんな風に言われがちで、とても悲しいです。

分かり合えなければそれで結構。

話が大分それましたが。もう時代は自分の身は自分で守っていかなければならないのです。私はウェルカム ニューノーマル!ニューノーマルを理解しあっている人には信用して会えますが、そうでない人は、そうですね、コロナが落ち着くまで...5年後に会いましょう、って感じです。健康第一です。

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