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オランダでの生活で感じたことと今後。

はじめに

オランダ生活を始めたばかりの人へは、この記事を読み進めていくことを勧めません!(笑)
私はオランダを去る決意をします。(笑)
下記はその理由が書かれています。(笑)
オランダ生活をこれから、”よ~し!たのしむぞ~~!”って思っている人にはまだ早めの記事だと思っています。(笑)
この記事に書いてあることは私個人の考えですし、考えは人それぞれです。
以上、ご承知の上、読むなり、飛ばすなりしていただければと思います。

よろしくです。。。



オランダでの生活を始めて半年がたったころ。

暖かくなって、ヨーロッパの周りの街に旅行をしはじめたころ。

仕事も、マネージャーのような立場を任されはじめたころ。

自分のオランダ生活を客観的にみれるようになってきていました。

そりゃそうで、異国の地で生活をはじめた時っていうのは、それはもうガムシャラに毎日を生き抜くしかなくて、その土地の習慣とかルールとか、ましてやオランダ語、オランダ人コミュニティ(に溶け込まなくてもそれ)がどんなもんかっていうのを把握して理解して生活しなくちゃで。

でもある程度その生活にも慣れてきて余裕ができてくると、自分がどのような立場にいるのか、とか、今後どんな事をしたいか、とかそういうことを考える時間ができてきます。特に、オランダのワーホリビザでオランダに滞在できるのは1年間で、そのあともオランダに滞在したい場合はビザを切り替えなければなりません。

”自分のオランダ生活を客観的にみれるようになってきたころ”

この頃の私は、カフェでお客さんが私に話しかけるオランダ語が分かるようになってきて、オランダで友達もできて、仕事のポジション的にも責任ある仕事を任されてきて、この感じなら、仕事先のボスに相談して、スポンサービザを出してもらえそうだな、という状況でした。

もともと、オランダを選んだ理由は、日本人にとってビザが取りやすいということで、私も年齢的にも経験的にもこのワーホリのあとは、何かしらの就労ビザに切り替えて安定した生活を送りたいな、と考えていました。

実際に、仕事先のボスに私の状況と今後の考えを話したところ、もし私がオランダに残りたくて、何かサポートが必要なら手伝うよ、と言ってくれてもいました。

ここまでの要素が揃った中で、最後は自分の気持ち次第。私は、外国人として異国の地で生活する、その終点地がオランダでいいのか、このことをしっかりと、残された限り少ない時間の中で、吟味する必要がありました。

”カフェでお客さんが私に話しかけるオランダ語が分かるようになってきた”
”オランダで友達ができた”
”仕事で責任あるポジションにつけた”

一見、これだけ聞くと、”え、なんだ、オランダで生活していけるじゃん!いいじゃん!”って思えなくもないですが、隠された事実に私自身は気づけた。。。(笑)

”カフェでお客さんが私に話しかけるオランダ語が分かるようになってきた”
→カフェで使われる言葉がわかるだけ。日常会話? ムリムリ。(笑)しかもお客さん、明らかに私アジア人の見た目なのにオランダ語でバーッて話しかけてくる。わからない、わかってあげられない、ちょっとストレス。英語で聞き返す、それでもオランダ語で答えてくる、コミュニケーションが成り立たない、ちょっとストレス。別のお客さん、English?Dutch?って聞いてくる、英語も話せるなら、はじめから英語で話せばいいのでは?と思ってしまう自分の狭い心、ちょっとストレス。仕事のグループチャット、他のインターナショナルもいるのに、オランダ語だけで会話されることがある、そういう時、全部スクショしてGoogle翻訳にかけて全部確認しなきゃ、ちょっとストレス。さっきまで英語で私と話してたオランダ人。別のオランダ人が加わるとオランダ語に切り替えて話し始める、急になに話してるかわからなくなるし、疎外感半端なく感じる。

”オランダで友達ができた”
→オランダ人の友達、約数名。ほか、全員インターナショナルの友達。オランダ人のコミュニティ結束固すぎ、まずオランダ語話せることが条件。話せなきゃOut of circle,もちろん。

”仕事で責任あるポジションにつけた”
→消去法の結果、責任あるポジションに着けた。なぜなら他のオランダ人は働きたくないから。外国人はちゃんと働くから。オランダ人なら許されることが外国人には厳しい。そして(オランダのファミリービジネスにおいて)
会社のトップはほとんどオランダ人のみで編成されているため、外国人の立場は弱め。

こんなオランダ生活の状況、今後どうしよう、、、それでもちょっと我慢してオランダで過ごしていくか、、、?と考えている中で、私はロンドンへ行く。。。

すると、オランダ生活でつっかえていた何かがスル~っと抜けていったように、ヒントが浮き出てきたのです。

イギリスに行こう!   かな。。。

ロンドンで過ごしたたった3日間で、このモヤモヤっとしていた部分は浮彫になったような気がしました。

まず、言語問題。やはり、自分の母国語ではない言語の国で生活するのは大変です。英語は私の母国語ではないですし、スーパーネイティブというわけではありませんが、今までずっと身近にあった言語なので、英語での生活に抵抗は全くありません。ですが、オランダ語は私にとって未知の世界の言語で今までに見たこと聞いたことゼロ。読み方もわからない、発音も難しい。いくらオランダ人が英語が堪能であっても、上記にも言った通り、もちろん、第一言語はオランダ語なので基本的にオランダ人同士で話す場合はオランダ語ここヨーロッパで生きていくには、当たり前のことだし、それを覚悟の上で渡欧したので、我慢というか辛抱しながら生活していましたが、イギリスに行ったときに、え、、、言語問題、簡単じゃん、、、って思ってしまったのです。

そして、多文化の受け入れとアジア人として生きること。これも、ロンドンという超ビッグシティに行ったときに感じました。やっぱり、ヨーロッパでアジア人として生きていくのは、まだまだマイノリティで、アメリカの地方都市ほど超差別はないですが、一生懸命強く生きていかなければならないです。(そもそも外国で外国人として生活していくのにはその覚悟は前提条件ですが、他のロンドンやニューヨークとかバンクーバーとかシドニーとかみたいな、アジア人もたくさんいてマルチカルチャーに寛容なところと比べると、より一層強く生きていく覚悟が必要だってことです。)私も、もう他に選択肢がなくてオランダで生活しなければならない、という状況だったら、意を決してオランダ生活延長に臨んだかもしれないのですが、私にはまだ、”イギリスのYMSビザに応募する”という選択肢が残されていた(ラッキー☆)ので、さっさとオランダ生活drop outしちゃおうか、って思ったのです(笑)

ちなみに、オランダ人の仕事に対する態度にもめちゃイライラしてました。テキトーなんです。ビジネスって知ってるぅ!?!?ってほどです。私はただのEmproyeeで、私自身のビジネスではないけど、私の店舗に来るお客さんたちは、みんな優しくて、私によくしてくれて、私もその人たちのために一生懸命働いていましたが、オランダ人のマネジメントチームはそんなのつゆ知らず、というか、気にしない。そういう仕事に対する情熱の差に違いがあって、不満がありました。ですので、仮にボスが私のスポンサーになってビザサポートしてくれるとなったとしても、私としては、単にこの会社とマッチしないまま、今後ハッピーに仕事できないと思いました。

そんなこんなで、オランダは去ろうという決断。

まず、こんなにPros/Consを考えたうえで、Consが多いオランダに残る意味はあるのか、となりました。

そして、まだ30歳、ワーホリできる、じゃあ、どこに行こうか、ってなった時に、

自分が少なくとも論理的な問題でストレスフリーに生活できる場所
(→英語圏)

精神的にもアジア人の自分が寛容に受け入れてもらえそうな場所
(→マルチカルチャーなところ)

上記2点を考えたところ、イギリスか、オーストラリア。(ニュージーランドもありますが、私にはちょっと合わないかも。。)私自身のイメージがオーストラリアっぽくない(ビーチ大好き系っぽくないので...笑)けど、一応候補地。でもやっぱり、まだヨーロッパにいたい!という思いから、断トツで第一候補はイギリス。

しかしイギリスのYMSは応募したら全員がビザが取れるというものではなくて抽選。ましてや、私が応募しようとしているのは、7月の2回目の募集だったので倍率は相当高いはずです。私の場合、2023年の7月と、2024年の1月の2回のチャンスが残っていて。もし、今回の抽選に外れてしまったときの場合、オランダからはビザ的にKick outされるので、次の1月抽選まで他のヨーロッパに滞在、となると、旅行で行ったバルセロナに一時的に住もうか、とまで予防線もはりました。(笑)

正直、YMS抽選の募集開始の結構ぎりぎりまで、”このままオランダに残るか、だってちょっと我慢しながら働くだけで、ヨーロッパ滞在できるんだぞ、友達もいるし、住むところも、仕事もある、どうする?”っていう”安定をとろうとする私”が何度も頭をよぎって悩んでいました。が、意を決して、我慢は嫌だ~~~となり、オランダを去る決意を固めました。


オランダを去る決意をし、アムステルダムからYMSビザを申請することにした私。このことについては、また次に。

読んでいただきありがとうございました。
オランダにワーホリに来たばかりのキラキラした気持ちがちょっとなくなってしまったけど、オランダでの経験が次の目標を作ってくれたので、それはそれでいいステップだったなぁと思っています!

では!

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