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小学2年生、両親の離婚。

ある日の帰り道、通学路で母親が待っていて、そのままタクシーに乗り込み、母の実家に連れていかれました。

「おじいちゃんとおばあちゃんのところに行こうね。」とだけ言われ、祖父母宅が大好きだったわたしは嬉しかったのを覚えています。

まさか、そのまま自分の家にも帰れず、学校も転校になってしまうとは夢にも思っていませんでした。

よくわからないまま、新しい学校に通いだし、祖父母宅で生活をする日々。
母が家にいた覚えはないので、わたしが学校に行っている間に引っ越しの準備などをしていたのでしょう。

転校からしばらくして、祖父母宅の近くに部屋を借り、そちらでの生活が始まりました。ただ、引っ越ししてからも祖父母宅によく入り浸っていたので、新居での思い出はあまりありません。

それ以外にも、父親と会えなくなったこと、転校したことなど当時のわたしは気になることがたくさんあったと思いますが、家での出来事や家族の会話などの記憶はあまりなく、楽しかった学校での出来事や一緒に暮らしていた猫が亡くなったことなどのインパクトのある出来事しか覚えていません。

記憶にフタがされているかのように、楽しかったこと以外の家族との記憶がほとんどないのです。

普段の何気ない会話ですら覚えていません。
もちろん、離婚や引っ越しなどの核心をつく会話なども。

できるものなら、わたしの深層心理から当時の記憶などを引っ張り出してみたいです。

それを知ったところで今更何もできませんが、少なくとも今聞くことで気づくこともあるでしょうし。

ですが、このnoteを書いていて思い出したこともあるので、それはまた別の機会に記事にしたいと思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


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