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「やる気」と「依存症」は意外と似てる?ということに気づく方法


やる気」を説明せよ。
そう問われて言葉に詰まる。

「やる気」に対する理解は非言語であり、

僕にとっては

イメージすることでしか掴むことができない
概念だからです。

映像やイラストなどで
思い浮かべる」ことならできるけど、

説明せよ」と言われるとキツイ。

ちなみに、『いらすとや』でググるとこうなる。
非常に分かりやすい。

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それでは「依存症」だとどうだろうか?
いらすとやの答えはこんな感じ。

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買い物、ギャンブル、ドラッグ、ゲーム。

具体例としての「依存症」が描かれているが、
「依存症」そのものを表したイラストは見つかりません。

こうなると応用範囲が限られて不便。

もっと包括的なイラストがあればいいのだが、
いらすとやさんで見つからないとなると

その複雑な構造ゆえ、
イラスト化がむずかしいのかもしれません。


■「言語化

あっちを向いてもこっちを向いても、
毎日聞こえてくるこの言葉。

「やる気」という単語に対して
「意味」を与える行為、

いわば翻訳といってもいいかもしれません。

同様に「依存症」は
どのような意味が与えられるのか?

そんな問いに、

言葉をもって回答する行為
が言語化です。

報酬中枢はドーパミン・ニューロンが束になった側坐核と呼ばれる部位で処理され、よろこびや満足の信号を前頭前野に送って、集中するために必要な動機を生み出す(ジョンJ.レイティ)

やる気」は
このように言語化されますが、

「ご褒美がもらえる」

と判断した中枢神経は、
ニューロンという神経系の細胞を介して

前頭前野に転送され、
そのときに活性化する感情

と、僕なりに解釈してみました。
いまいちピンときませんが、「言語化」はできます。

報酬が脳の注意を引くと、前頭前野はそのシナリオと感覚を詳しく記憶するよう海馬に指示する。強い刺激は記憶を強化し、シナプスは新たな合図を取り込んでさらに結びつきを強めて、習慣が作られる(ジョンJ.レイティ)

こちらは「依存症

「報酬」つまり
「気持ちいい」といった感情は

前頭前野を通して海馬に保存される。

記憶された情報は、
ニューロンによって前頭前野に運ばれて、

あたらな情報を得て
記憶が強化されます。


たぶんこんな感じなのでしょう。

イラストでは表現しづらい概念も、
言葉を駆使すれば明確に規定することができます。


言葉と意味をセットにして

脳内の引き出しにしまう行為によって
例えば、

「あれ?やる気と依存症って似てる!」

という気づきが起こったりして
おもしろい。

概念は出会うたびに
いちいち言語化して、

自分の脳内辞書に記述していくことで、

拡張性と発展性をもって
世の中を認識できるようになります。


「共有」できるので
「相互理解」が可能にもなりますね。

非言語のイラストでは誤解されそうですが
明確な言葉があれば誤解は回避できます。

また、あいまいさが解消されるので
自分自身にとっても有益。

とある言葉が
意思決定基準として機能

ただしい行動ができる、
それによって成果が得やすくなる

ということだって起こりえます。

1.気合と根性、足で稼いで仕事をとる
2.ひたすら下手に出て受注する行為
3.顧客を理解し、顧客のニーズを満たす

「営業」という概念を

①で解釈するのか
②で解釈するのか
③で解釈するのかによって

得られる成果は大きく変わります。
でも概念はただひとつ「営業」です。

言語化して与える「意味」によって
他人もしくは自分自身の思考にも影響を与え

行動が変わり結果も変わります。


■僕のライフワーク

になりつつあるプロジェクトは
こちらのオンラインサロンになります。


まだ立ち上がって一か月弱。

サッカークラブという体裁をもった組織には
まだ明確な戦略がありません

ミッション(ゴール)と
ビジョン(基本方針)はありますが、

具体的なアクションプランや

アクションプランがどのように結びつき
全体としてどのように駆動し


どんな価値を生み出すのか?
については未知数。

言語化はまさにこれからです。

そして言うまでもなく
非常に重要なタスクであり

その理由は既述の通り。

誤った解釈は誤った結果を導き
正しい解釈はそれなりの結果をもたらします。

そんな重要な、言語化プロセスを学べる場所
それが当オンラインサロンの強みでもあります。


大きな組織にいると

社長以下取締役レベルの仕事になる
超大事な仕事が

サロンメンバーの身近な仕事になったり。

普通ではなかなか体験できない
貴重な仕事を任されることもあります。

もし興味ある方はぜひ。
月額1000円になります。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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