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音楽について

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2018年10月の記事一覧

踊りたくなるファンキーな魔法ー邂逅の日のホワイト盤2枚を手がかりに(20181010)

邂逅の日のCDはたいてい突発的につくられる。手に入らなければそのまま終わりになることが多い。だからこの文章は、今自分が聴くことができる音源と記憶で書こうと思う。 彼は、1990年代からテクノ系を中心に音源制作やライブ、DJ、そしてVJをしてきた。お客さんとしても人一倍楽しむ人で、難波ロケッツや祇園マッシュルームのイベントでよく一緒になり、デイヴ・クラークのRed2やジェフ・ミルズのChanges of Lifeなんかに歓声をあげていた。ごく個人的な話だが、私はその頃から他人

90'sレイヴと三拍子が出会う彼の地ではーJaermulk Manhattan「Thinner」(20181001)

Jaermulk Manhattanは、ヤーマルク・マンハッタンと読む。90年代から音楽制作を始め、現在も都内でライブやCDのリリースを続けるテクノアーティストだ。現在はTB-303などを使ったマシンライブを行うユニット、アシッド田宮三四郎のメンバーとしても活動している。 名前だけ見ると取っつきづらさを感じる人もいるかもしれないが、別に煙に巻こうという意図はなさそうだ。もし何かそう感じることがあるとすれば、名前よりも作品に込められる真意かもしれない。彼の活動を比較的昔から知っ