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掛川花鳥園で鳥たちを愛でてきた

今日は一人で片道3時間かけ掛川花鳥園に行ってきた話です。

ハシビロコウのフタバちゃんに会いたい

鼠の王国製作所という名前で消しゴムハンコを作っている。
年末にハンコのリクエストを募集したところ「ハシビロコウ」というリクエストをいただいた。
ハシビロコウは彫ったことがなかったので資料を探すところから始めてみた。

動物の資料は動画で探すことが多い。動いている様子を見て気づくことがあるからだ。
今回もYouTubeで資料を探していたら掛川花鳥園のハシビロコウ「フタバちゃん」がたくさん出てきて、見ているうちに虜になってしまった。鳥の虜に。


そのときに作ったハンコがこちら

フタバちゃんに会いに行こう!と思って計画を立て始めた。

愛知県に住んでいるので静岡県の掛川花鳥園は日帰り圏内。
問題はどうやって行くかだが、金欠で新幹線を使うほどの余裕がないので、在来線で行くことに。乗り換え3回、片道3時間と徒歩約10分の旅路である。

当日

前日に雪が降り積もっていたので行くか否かの判断は当日の早朝になったが、電車が普段通りに運行しているようだったので予定通り掛川へ行くことにした。

朝7時30分に家を出てバスで駅へ向かう。通勤通学で混み合う時間に重なってしまったが、11時ごろには掛川に到着したかったので仕方ない。

駅に着いて電車へ。
しばらく乗っていると空いてきて座ることができたので、寝たり車窓を眺めたりしながら電車に揺られる。

風景がどんどん田舎になっていく。かと思えば都会っぽくなって愛知歴が浅い私でも名前を知っている、知らない土地をどんどん通り過ぎて行く。

3回乗り換えて掛川に到着した。

よく考えたら静岡に降り立つのは初めてだった

ここから10分ほど歩いたら花鳥園の前に到着した。
周辺は駅から10分とは思えぬのどかな風景が広がっていて驚いた。小腹が空いたのでコンビニでコロッケを1つ買って食べてから園に入った。

掛川花鳥園に着いた

掛川花鳥園の入り口

エントランスで入場料を支払い施設内へ。
お出迎えしてくれたのは世界のフクロウだった。

眠そう
目閉じてる?
寝てるよね
眠そうだし怠そう

大体みんな眠そう。フクロウは夜行性だから昼間は眠いのだろうか。

移動すると池とペンギンのエリアが。
コクチョウの黒と嘴の赤のコントラストがキリッとしていてかっこいい。

キリリ


こちらにはケープペンギン。眺めていると1羽のペンギンが近寄ってきた。

とことこ
名前を見たのに忘れた!にじちゃんだったかな?

こんな近くまで来てくれたのはこの子だけだった!
しかも3分ほどいてくれたのでツーショットを撮らせてもらった。

温室のような部屋へ移動すると

きれい!

花〜〜〜〜〜!!!
天井から吊り下がる花のカゴに圧倒される。この場所には軽食やデザートを食べられる場所やフラワーショップがあった。素敵な空間だ。

ここから隣の部屋へ移動。

鳥がいっぱいいる〜!

入ってすぐに面白いフォルムの鳥がいた。
頭が大きすぎやしないか!?2頭身でキャラクターチックだ。

寝てる

オーストラリアガマグチヨタカという鳥だそう。

お立ち台の下に降りて眺めているフクロウ
眠そうなフクロウ
インコが解き放たれている空間もある
スイレンの下にめちゃくちゃ魚がいる
スズメくらいのノリでそこにいるインコたち
ヘラサギ けっこう大きい
なんの鳥か分からないがかっこいい

建物の最奥部からバサバサと音が聞こえたため見るとフタバちゃんが飛んでいる!!ハシビロコウは動かない鳥だと聞いていたけど、ここだと飛ぶとこも見れるんですか!?
ここでお目当てのハシビロコウ「フタバちゃん」とご対面。
動いているところがたくさん見れた。飛ぶところも3回も見れた。きっとこれはフタバちゃんの個性なのだろう。

こんな感じで目を合わせてくれた

エサやり体験

建物の入り口の方へ戻りつつインコのエサやり体験をやってみた。
実は園のホームページに載っていたインコをたくさん載せた人の写真を見てからやってみたいかも……と思っていた。でもひとりでやるのハードルを感じるなぁ……と思いつつ思い切ってやってみた。
100円でりんごらしき果物が入った小さいカップを買ってケースから出すとインコがやってきた!!

わしわし
おいしそう

かわいいいいいいいい!!!!!!!!!
やってみて大正解だった。
腕に留まってりんごをわしわしと食べている姿はとってもかわいかった。思ったよりも食べるスピードが遅く、ゆっくりと観察したり写真や動画を撮ったりする時間があった。

カップのエサがなくなっても1羽だけ腕に留まったままだったので後ろの木に手をついて道を作ってあげたらトコトコと歩いて木へ移っていって、それもかわいかった。

昼食

お腹が空いたので軽食エリアのある建物へ移動。
文鳥のぜんざいとほうじ茶セットを注文した。

団子が文鳥

量はそこまで多くないので昼食にするには不向きだと思う。
私は花鳥園に入る前にコロッケを食べていたためこれでも腹八分くらいになった。

大きい文鳥のオブジェ

ここでオオハシとトキの仲間がいる部屋へ移動した。

トキの仲間だろうか
オオハシ まじまじと見たら怖い
クラハシコウ けっこう危険らしい 足すごい曲がり方するね
クロエリセイタカシギとショウジョウトキ

このクロエリセイタカシギという鳥を初めてここで見て知ったのだが、どタイプの鳥さんだった。

一生懸命歩いている
片足で立っている
後ろ姿もかわいい

小さくてスリムな体型、長い足、ふわふわの羽、ジトっとした目、表情に至るまで私のツボである。万人受けするタイプではないかもしれないがかわいすぎる。

かわいかったのでここで本日2度目のエサやり体験をした。
クロエリセイタカシギとショウジョウトキにエサをやっていたらクラハシコウが飛んで近くにやってきた。
へぇ、こんな大きい鳥もこんなに近づけるのねーと思って飛んだり歩いたりするところを見ていると「危ない鳥さんなので気をつけてくださいー」との飼育員さんからのアドバイスが。早く言って〜!
その後しっかり飼育員さんに定位置へ戻されていた。

フラミンゴとクラハシコウ

このエリアにはフラミンゴもたくさんいた。

日向ぼっこ中?ショウジョウトキ

エサやりのあと、このショウジョウトキがパンツの裾や靴と靴下の隙間をしつこくつついてきた。痛くはないのだがとにかくしつこい。5分間ほどつつかれていた。

屋外に移動。寒い。
中は賑わっていたが外は寒いせいか人がほとんどいない。

あひる かわいい

エミューも外にいたが病気対策で近づくことができないようになっていたので引き返し、お土産を見ているとそろそろ屋内バードショーが始まるとのこと。
せっかくなので見に行く。

バードショー

会場のベンチはすでにたくさんのお客さんが座っていた。
平日にも関わらず家族やカップルで賑わっていた。ひとりで来ている方はやはり少数派のようだった。まぁどこでもそうか。

バードショーではオウムの芸や滑空を見ることができた。
途中ショーのお手伝いをスタッフさんに頼まれペンギンの障害物競走のお手伝いをした。自発的にそういうことをしないタイプなので緊張する。
パン食い競争のように魚形のぬいぐるみをくわえて走るペンギンを間近で見ることができた。お手伝いした記念に缶バッチキーホルダーをいただいた。

頭の羽がきれいな鳥 警戒されている

その後、再びフタバちゃんのところへ行ってまたねーと挨拶してお土産を選びに行った。

お土産を選ぶ

最初はフラワーショップの方を見てみた。
かわいい植木鉢が棚にずらりと並んでいる。鳥や動物にちなんだ植木鉢が多く取り揃えられておりどれにしようかかなり悩んだ。

しばらく悩んだのちに買ったのが小さいレジンポット2つ。
フクロウとタコを選んだ。
グリーンハウスさんという会社が作っているらしいこのレジンポットシリーズ、種類が豊富でまた見かけたら欲しくなってしまいそうだ。
もう少し暖かくなったら育てている多肉植物をこれらの鉢に植え替えたいと思っている。

ちなみにかなり悩み諦めたレジンポットがこちら。
大根とにんじんだ。
植物を植えることで完成する鉢……!素敵だ。

そしてこちら。
プリンがあまりにもかわいい。

エントランスの方にはお土産屋さんがある。
掛川花鳥園のオリジナル商品がたくさんありじっくり見てしまう。
小鳥のポスター風クリアファイルが種類豊富でかわいくお値段も手頃だったので2枚購入した。
1枚はこちら。

一度会計した後にオリジナル商品のハシビロコウの汁椀があったことを思い出し、2つ購入した。こちらもお手頃である。

滞在時間3時間ほどだったが大満喫して花鳥園を出た。

駅で静岡県や掛川のお土産屋さんも見た。お茶やうなぎに関するものが多かった。うなぎの骨せんべいを買って電車を待つ間につまんだ。醤油味で噛めば噛むほど味が出てきて美味しかった。次は骨せんべいにハマりそうである。

お土産に買ってきた「LET IT PE」

まとめ

行ってみて本当によかった。
「鳥、すきだなー」と思っていた気持ちが「鳥!!かわいすぎるだろ!!!」という気持ちになった。鳥の消しゴムはんこ作品をもっと作りたい。資料もたくさんできたし。
クロエリセイタカシギのグッズは絶対に作りたい。
このかわいさをみんなと共有できないのはもったいない。
できたらここにリンクを貼りますのでそのときはよろしくお願いします。

実はこの日帰り一人旅、結婚記念も兼ねていた。
掛川に行く3日前に結婚したので自分へのおめでとうの気持ちも込めて一人でちょっと遠くのどこか好きなところへ行こう、じゃあ最近ハマったフタバちゃんに会いに行こう!とこの旅を計画してみた。おめでとー。

また行きたい。次は夫と二人、新幹線で。


▼掛川花鳥園のホームページはこちら。


おしまい

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鼠の王国製作所
読んでくださっただけで嬉しいのに……!?まさかサポートまで……!?