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金沢駅の顔、「鼓門(つづみもん)」とは?
特徴
金沢駅前に堂々と佇む「鼓門」。
高さ13.7mの太い2本の柱に支えられた門は、伝統芸能である能楽・加賀宝生(かがほうしょう)の鼓をイメージしています。
なぜ、能楽の鼓?
金沢は、加賀藩の初代藩主・前田利家の時代から、代々能楽を愛好してきました。5代藩主・綱紀になると、当時の徳川将軍・綱吉にならい宝生流(能の流派)を愛好。今でも、その文化が脈々と受け継がれているのです。
鼓門をくぐった先にある、「もてなしドーム」
鼓門をくぐると、ガラスとアルミ合金からなる巨大な天井ドームが目を見張ります!こちらは通称「もてなしドーム」と呼ばれ、大きな傘をイメージして作られています。雨や雪の多い金沢で、駅を降りた人に傘を差し出す…そんなおもてなしの心が表れています。
鼓門の柱の内部には…?
鼓門の2本の柱の内部には送水管が通っており、もてなしドームの屋根に降り注いだ雨水は、この2本の柱の内にある送水管へと流れ、貯水槽に送られています。雨や雪がとても多い金沢で、大きな傘であるドームの水が柱の下に流れ込んでいくのです!