第2回 Rahssan Roland Kirk の魅力
前回はラサーン・ローランド・カークとの出会いについてお話ししましたが、何故そんなにハマったのかという、肝心のところが、ゴッソリと抜け落ちていました…(もちろん計算ですw)
どんな演奏なのか
サックスなどをいくつも首からぶら下げ、サイレンやホイッスルなども操る演奏スタイルは当時の日本では「グロテスク・ジャズ」と揶揄されていたそうですが、そんなことはお構いなしに私は素晴らしい演奏だと思っています。
まだ観たことないという方は、是非こちらをご覧頂きたい。
・『溢れ出る涙』 - The Inflated Tear
・『ヴォランティアード・スレイヴリー』 - Volunteered Slavery
その魅力
どうでしたか?最高じゃないですか!
複数の楽器を自在に操る演奏は動画で観ないと、まさか盲目のミュージシャンが1人で演奏しているとは思えない音楽となっています。
けれども、そんな演奏スタイルは別にしても、一つ一つの楽器の演奏自体素晴らしいですよね。
とくに私が好きなのは、あの余韻のなんとも言えない、しゃがれたサビた感じです。(表現が間違っているかもしれませんが…)
音程が外れそうになるギリギリの音が続き、また普通の音に戻っていく感じが、なんとも楽しいのです。
また、いかにも本人が演奏を、楽しんでいるというのが伝わってきますよね。
是非生でその演奏を体感してみたかった。今となっては、それはもう叶わないのが残念でなりません。
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