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Life as a Graph Curator(日本語版)


The Graph Japan
著:Gerrybuckley


Graphへの貢献は私の旅でもあります。

The Graphが、グラフキュレーションプログラムに参加する技術者と非技術者を募集していると発表したことを知り、私はこのチャンスに飛びつきました。アーリーアダプターとして参加し、技術を学び、使用することができ、努力の対価としてプロトコルの一部を得ることができるからです。

特に私はコーディング経験がないので、何を期待されているのかがよくわかりませんでした。その時点では GraphQL の存在すら聞いたことがなかったので、私にとって全てが初めてのことでした。

フェーズ1は、ほとんどが非技術的なものであり、多くのソーシャルエンゲージメントに関わり、分散型アプリケーションやプロジェクトの登録簿であるエベレストプラットフォームを中心としたものでした。

私は4つの公式プロジェクトページを作成して、そのうちの2つの所有権を公式チームに引き継ぎました。ここでは私がこれまでに学んだことを紹介します。

Graph QL言語は、Facebookの開発者達が必要に迫られて発明したものです。Facebookのモバイルアプリは遅くて不便で、ユーザーベースの収益化が困難でした。既存のWeb2のクエリ言語は、基本的に効率が悪く遅く、帯域幅を浪費します。

数年に渡る改良の後、Graph QLがオープンスタンダードとしてリリースされ、すぐに多くの人気を獲ました。現在も成長し続けています。

もうすぐEthereumのメインネットに登場するグラフプロトコルは、分散型の方法でクエリ言語の力を利用することを目的としています。本質的には、ブロックチェーンからのデータをインデックス化して照会するための分散化プロトコルです。

しかし、最大のハードルの1つは利用可能なデータの妥当性と有用性を保証し、それをWeb3 API(既に多くの主要なDappsにサービスを供給)に提示することです。

キュレーターは、最も有効で有用なサブグラフにGRT(Graph Protocol Governance and staking token)を使ってステーク(シグナリング)することで、これを確実に実現するための経済的インセンティブを得ることができます。

Dappsの開発者は、そのサブグラフに対して多くの人がステークしていれば、APIで特定のサブグラフの参照利用に信頼性を抱くことができるようになります。これは、利用可能なデータソースを合理化と開発の迅速化につながる為、分散型Web3のエコシステム全体にとってメリットがあります。
では、サブグラフとは何でしょうか?

サブグラフは3つの主要コンポーネントで構成されています。The Manifestは、ブロックチェーン上のどのような生データを参照するかの指示書のような役割を果たします。The Schemaは、サブグラフの開発者がどのようなデータが有用であると考えているか、どのように表示されるかを示すものであり、Write Mappingsは、その変換(マニフェストからスキーマへの変換)を可能にするものです。

フェーズ2の一部として、私は再度エベレストを登る必要があります。既存のサブグラフを評価することです。これは、私の既知の部分で対応できる範囲を超えて、より技術的な側面に私を連れて行ってくれます。

私が現在直面しているのは、Graph QLクエリ言語(そしてType Script)を理解するという複雑さだけでなく、問題の5つのサブグラフ(と関連するプロトコル)を深く理解する必要があるということです。

私はその目標を達成することで、どのくらいの見識を得られるかによって今後の投稿の内容もクオリティも変わってくるでしょう。

The Graphについて
The Graphは、ブロックチェーンやストレージネットワークからのデータを整理し、効率的にアクセスするためのインデックス作成プロトコルです。The Graphは現在、Ethereum、IPFS、POAからのデータのインデックス作成をサポートしています。現在までUniswap、Synthetix、Aragon、Gnosis、Balancer、Livepeer、DAOstack、AAVE、Decentralandなどのアプリケーションに2,000以上のサブグラフがデプロイされています。

技術的な議論についてはDiscordで、またはTelegramに参加したり、Twitterをフォローするなどしてコミュニティに積極的に参加してください。私たちのプロジェクトの開発者は常に皆さんとのチャットを熱望しており、The Graphエコシステムには、分散化された未来を構築するために働く開発者コミュニティの成長が必要なのです。

The Graph Japan
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