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20/5/27

思考が別な方向に向かう。
まっさらなところに描いていこうと思った矢先、このリセット願望があの大ガラスを運ぶ者たちにあったらと思い浮かぶ。
途端に不条理を感じてしまわないだろうか。
終わりの見えない運搬作業、しかし運んでいるのは3人、動く方向も上げるも降ろすも1人で勝手には決められない。自分ではどうしようもないことに不条理を感じる。自分以外の2人が世の中の象徴になる。
そこで、始めなければよかったという考えがよぎる。一度、まっさらにして問題を整理したいと欲求が湧く。
しかしそれも叶わない。ので2人(世の中)とのとりとめのない惰性的な会話が続いていく(ここで会話を選択する理由については深く考える必要がある)。
リセット出来ない不条理。

不条理とはなにかと今は定義しないでおく。
後々必要となるが、いまはまだぼんやりしたものでいい。
共に製作する人たちと会話を始めようというときに答えを持っていると誘導が起こり、相手の独自の思考の妨げになる。妨げに曲げず貫く人もいれば、そこで立ち止まり考える人もいるが、それがもう不要なアクションだと思う。起こす必要のないアクションは起こさない。これは努めて起こさないようにしないといけない。いつの間にか起こしてしまうことのほうが多いものだから。

人が不条理を感じたとき、どのような行動を取るのか。
実験をしてみたい。
密かにオファーを出したいと考えている人たちに声をかけてみようか。
稽古と呼ぶような大仰なものではなく、想像して感じてみるだけ。製作のホントに小さな一歩。
そこから巻き込んで作るのは楽しそうだ。

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