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Chuou-line Walkin' 2021.Nov.
新幹線から、富士山が綺麗に見えた。
11/11日、新宿のホテルに荷物を預け、中央線に乗車。吉祥寺で下車。学生の時住んでいたが、変わったところと、変わらないところが。
昔、新宿三井ビルの54階に、中華料理店「新宿聘珍楼」があり、そこでしばらくアルバイトしていた。そこの賄いは、新人コックの練習の場で、めちゃくちゃ旨いのだ。時々思い出していたのだが、今回チャンスと思い、「吉祥寺聘珍楼」のランチタイムに行くことにした。
駅から、徒歩5分。高級な門構えだ。
早速、懐かしいメニューを注文した。
① 酸辣湯( 酸味辛味のスープ)
特別に、小さい量で作ってもらった。
コレ、コレ!
味はほぼ当時と変わっていない。満足。
② 海老入りチャーハン
当時、あまりにも上手いので、調理場に味の素とか入っているのか聞いたら、塩・胡椒だけだと言われた。やはり、大きいフライパンと強火とフライパン使いが勝負らしい。
正直、イマイチだった。小皿で頼めば良かった。
③ 杏仁豆腐
一体、当時どれだけ食べただろうか?もっと甘かったような気がしたが、美味しかった。次回は、タピオカにしよう。
帰り際に、店員に「昔、新宿店でバイトしていた」と伝えると、「ちょっとお待ち下さい」と言って、インカムで支配人を呼び出した。
なんと、当時の新宿店の支配人が吉祥寺店の支配人になっていた。そして、私のこと、覚えていた。当時働いていた連中について、情報交換して、店を後にした。
再び中央線で、荻窪へ。
オメガ東京という劇場で、「彼」を配信に選んでくれた、東京神田神保町映画祭のスタッフで、女優の平野綾子さんの舞台公演があるのだ。
家庭のある男と女が、20年以上、一年に一度逢瀬を続けるというアメリカの戯曲だった。
何故、日本が舞台の日本人が主人公の芝居をやらないのか謎だったが、面白かった。
二人芝居なので、俳優は出づっぱりで、よくあれだけの大量の台詞を暗記出来るのか、尊敬する。
二つのチームがあり、両方見たので、それぞれ台詞や演出、衣装が違うので、楽しめた。
翌日、飲み会に誘われたので、30分だけ顔を出して、中央線で東京駅へ。最終の新幹線で、帰って来た。
思えば、丁度四年前の11月に、神保町映画祭で、「田吾作どんのいる村」を上映して頂いたので、神保町映画祭のスタッフと再会したのに、何か運命的なものを感じた。
( 2021.11.15.記 )
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