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小林よしのり「コロナ論」

小林よしのり「ゴーマニズム宣言 SPECIALコロナ論」(扶桑社)を読む。

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今回も、この人の意見は最初から正しかった。

・〝日本では〟コロナは、ワクチンも治療薬もあるインフルエンザより、感染者も死者数も少ないので、恐れることはない。

・その理由として考えられるのは、日本人の清潔意識、握手やハグをしない、お辞儀・自宅で靴を脱ぐなどの文化。下水道の完備。格差が欧米程ではないこと。国民皆保険で、誰でも安く医療を受けられる。優秀な医療技術と懸命な医療現場の人達の努力。大昔から、中国からの伝染病を何度も克服しているから、体内に免疫ができていたのではないか?

・高齢者と基礎疾患のある者と重症者の治療に全力を尽くし、無駄なPCR検査で、医療崩壊を起こさない。医療従事者にこそ、高額の補償を。

・経済を回さないと、倒産・失業・自殺者が溢れ、コロナの死者を上まわる可能性がある。コロナへの必要以上の恐怖感が、経済を止めている。

・インフルエンザは、毎日感染者を発表したりしないし、知らずに感染し、知らずに治ってることもある。ウイルスは、死滅しないので、日本人の六割が感染して、体内に抗体を作らない限り、この騒ぎは終息しない。自粛せずに、経済を回し、集団免疫を達成するしかない。

など、間違っていない。この作者の、いつも、いかなる権威や同調圧力に忖度することなく、真実を発言する勇気とデータを揃えて勉強する努力には、尊敬しかない。

この本がどれだけ真実を突いているかは、書店で売り切れ続出にも関わらず、マスコミが無視しているのが、その証拠だ。

今回の自粛警察やSNSでのヒステリックな反応を見ていて思ったのは、きっと、戦前も、国民の同調圧力が国を突き上げ、戦争へ向かう世論が熟成されて行ったのだろうと想像できたことだ。

いつの時代も、まともな人は、ほんの一握りなのだ。

(2020.8.26. 記)

あくまでも噂だが、28日(金)の安倍首相の会見で、コロナが指定感染症から外されるらしい。そうなると、コロナはただの「風邪」と同じことになり、どこの病院でも、診察して貰うことが出来るようになり、恐怖も騒動も、一気に沈静化する可能性がある。

(2020.8.27. 追記)

安倍首相の会見。やはり、ただの噂だったか!

「2類を見直す」という言葉はあったが、5類に落とさないと意味ないらしい。

売れ切れ続出のこの本の第3刷が決定。第2刷は、9/5に書店とAmazonに入荷とか。国民の恐怖の洗脳が早く溶けて、経済が回り、ハッピーな年末年始が来ることを、祈るばかりだ。

(2020.8.28. 追記 )

「コロナ論」第二刷、9/3〜4日頃から、書店に並ぶそうです。

( 2020.8.31.記 )

この本は、コロナのことしか書いてないわけではない。コロナを通して見えて来たこと、日本人の権威主義、同調圧力に屈してしまう性質。長生きさえすれば、いいのか。グローバリズムへの懐疑、経済とは、ただの金儲けではない、仕事は、実存であり、誇りであること、経済が崩壊すれば、国が滅ぶので、命より経済の方が大事であること、など日本人論であり、社会批評や哲学書にもなっているのだ。

(2020.9.4.追記)

本は、10万部売れると、世の中を変えるらしい。

( 2020.9.10. 追記 )

この本の第4刷の増刷が決定したらしい。

自粛しなかったスウェーデンは、集団免疫を獲得し完全に収束し、自粛やロックダウンした国は、リバウンドを繰り返している。

日本は経済を回しながら、自粛せずに集団免疫の獲得を目指さなければいけない。これは、この作者が最初から言っていることだ。だんだん、この作者が正しかったことが、時間とともに証明され始めている様だ。10万部売れるのが、楽しみだ。

(2020.9.25.追記)

11月19日に、言いぱなしで責任を取らない専門家や科学者を、科学的データで問い詰める、泉美木蘭さんとの共著『新型コロナ 専門家を問い質す』が、12月18日に『コロナ論 2』が発売されるらしい。なんとかして早くコロナ禍を終わらせ、日本の元気を取り戻すための氏の執念と努力は、ただただ頭が下がります。

(2020.10.22.追記 )


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猪浦直樹
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