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新作映画資金調達への道 #9 「憧れの小津安二郎記念蓼科高原映画祭」485文字

 前作「田吾作どんのいる村」のカメラマンは、完成を待たずに、病気で亡くなりました。生前、彼は「この作品、小津安二郎映画祭に応募してみたら?」と私に仰いました。しかも、二度も。それが、私にとっては遺言となりました。

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次回作の製作費として、大切に使わせて頂きます。