【フラットヘッド大宮店】~加工物という選択肢~
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「デンジャーゾーン♪」トップガンのトムクルーズです。嘘です。大宮店スタッフ織間です。トップガンと言えば1980年代にヒットした映画ですね。最近は続編のマーヴェリックなんかも公開されたりして。当時はMA-1にケミカルウォッシュのジーンズ穿いて。みんな同じようなファッションしていたなぁ。いや~懐かしい。
今日はそんな1980年代に登場した加工物デニムのお話。ジーンズ好きな方からは敬遠されがちな人工的に色を落とした加工物。良いところもたくさんあるんですよ。
実際にジーンズを穿き込んだ方はご存じだとは思いますが、ジーンズの色落ちって、擦れた部分の色が抜けるんですよね。
つまり色落ちさせればさせるほど生地が薄くなり裂けやすくなる。ジーンズには愛しい思いと壊れゆく切なさが共存している訳ですな。
「愛しさと、切なさと、×××♪」そうです。「心強さ」がないと歌にならないんです。そもそもチョメチョメって山城新伍かよ。加工物には色落ちした状態でも生地が厚いので、穿き込める「心強さ」があるんです。
もともとジーンズの加工で商品化したのは日本のメーカーが最初。当時はジーンズと軽石をドラムに入れて回して色落ちさせる。たまに新品でも軽石がポケットに入ってました。
加工物の登場と共に姿を消したのがTALON42ジッパー。加工の工程に耐えられなく壊れてしまうなんて事も原因の一つだったみたいですね。
昔は古着の年代判別でTALON42ジッパーであればほぼ70年代以前の製品だなんて言ってましたよね。
脱線しましたが、今は加工の技術も進みレーザーで焼いたり、サンドブラストを使ったり、人がヤスリで擦ったりと多種多様。
加工物の出来不出来もリアリティーだけにあるわけじゃないでしょ。自分にとってのファッション性の高さに価値観を求めたりして。
暖かくなると薄い色のジーンズを穿きたくなります。今年は加工物のジーンズにも挑戦してファッションの幅を広げてみてはいかがでしょうか?
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